三席「夜明け待つ船泊」

田代 貞 さん(静岡県)

 浜松市の天竜川の河口。そこの漁港の船泊まりでしょうか。まだ明けやらぬ薄闇の中、さそり座が上ってきます。明るい光の帯は月。漁船が小波に揺れ、さそり座の星の軌跡を横切ります。さそり座を釣り針星と呼ぶのは小笠原の漁民、その釣り針星の下に停泊する漁船。何か物語を感じさせられます。そして、その物語を語るのはこの写真の作者でしょう。


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