佳作「北天航路」

古勝 数彦 さん(東京都八王子市)

 アルプス銀座と呼ばれたのはもう何十年も前のことだったのでしょうか。選者もこのあたりを歩き回ったことがありました。日本第二の高山・奥穂高岳3190mに連なる北穂高岳3106mに吹雪きの3日後に登っての撮影。正面に見えるのは槍ヶ岳3180mの威容です。これらアルプスの連山が月齢19の月に照らされ、新雪が輝きます。上空には北極星を中心に、星々が時を刻みます。右には昇り始めた北斗、左にはカシオペアが高度を下げて行きます。悠久の時の流れを天と地が教えてくれます。


入賞作品展のトップに戻る