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学校の「雰囲気」づくり

 新年度がスタートして半月、始業式から10日が過ぎました。そろそろ各学校(学級)特有の「雰囲気」が出始める頃ではないかと思います。「ピリッとした雰囲気だ」とか「笑顔があふれている」「ゆったりしている」など、学校(学級)によって様々な「雰囲気」が出てくるでしょう。
 実は、この学校(学級)の「雰囲気」は、とても重要な意味があります。なぜなら年度当初の「雰囲気」は、およそ年間を通じて継続していく傾向が強いからです。まるで学校の拠り所・シンボルとして枝を広げる大木のように、一旦根付くとそう簡単に枯れることはありません。しかも、まず学校(学級)の「雰囲気」をかもし出す中心人物は管理職(担任)ですから、学校(学級)の「雰囲気」という木をつくる責任は大きいと言えるでしょう。
 そこでこの「雰囲気」(木)を支える土を耕し、「雰囲気」の周りに植える苗木(一人一人)が大きく育つような手立てを考えてみたいのです。そのためのキーワードは

 

参画

 

です。つまり、土を耕す作業に多くの職員(児童生徒)を「参画」させ土づくりに手間暇かけていくと、当初にかけるエネルギーは大きいものの、苗木はほどなく自らの力で育ち始めていくわけです。
 ただし「参画」は「参加」とは違い、計画段階から関わるだけにかなり能動的で主体性が求められる動きなので、いきなり全職員(児童生徒)ができるようになるわけではありません。土づくりはそれ自体が難しく、時間と手間暇がかかるものですから、やる気の出る、そして明るい雰囲気の元でおこないたいものです。したがって、「参加」を促しながら、徐々に自分から関わりがもてそうな場面を見つけて「参画」に導くのがミソです。その際、最も短時間で効果が得られることがあります。それは、

 

声かけ

 

です。この「声かけ」を常に前向きに明るく一人一人に合ったようにしていくと、「参画」にいざなうことができます。そして「参画」場面が増えれば増えるほど、各自の内なる力を引き出すことができます。言わば「声かけ」は、苗木(一人一人)の大いなる成長のために施す「肥えかけ」なのです。もちろんこの「声(肥)かけ」は「雰囲気」の成長にも大きな影響を及ぼすことは言うまでもありません。
 ぜひ、これまで以上に「参画」と「声かけ」をセットにして、継続的な取り組みをしてみてください。きっと、想像以上に早く多くの職員(児童生徒)が、様々な力を主体的に身に付けていくことでしょう。このような「雰囲気」づくりの営みが、ひいては学校(学級)の自治力の向上にもつながっていくのです。

 

<具体例>

・職員室に「学級経営に関する図書コーナー」を期間限定で設置する。並べる図書は各職員に呼びかけて持ち寄る。
・子どもたちが夏休みに自由研究を行うのと同様に、職員も自由研究をし、5分程度のプレゼンを作成して発表会を行う。
・毎月1回曜日を決める。日直のカギ締めに同行し、管理職が教室掲示や環境整備の方法・アイデア・留意点等についてコメントする「カギ締めツアー」を行う。
・各担任が書いた「学級経営案を見合う会」を行う。
・4~5月にかけて、学校の合言葉、学級目標や学級の歌、学級のキャラクター、学級の合言葉などを決める。



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