シリーズ@じんけん
Vol.402
安心して自分らしく生活するために
~個人情報、プライバシーを守りましょう~

問い合わせ先
本庁舎人権推進課 電話0857-20-3143 ファクス0857-20-3052

現在、私たちの生活の中には、たくさんの情報が行き来しており、とても便利になっています。

しかし、私たちが知らない間に個人情報が不正に取得されて身元調査などに悪用されたり、プライバシーの権利を侵害されたりするなど、安心して自分らしく生きる権利「人権」が侵害される事件が多く発生しています。

個人情報とは?

「個人情報」とは、私たち一人ひとり個人に関する情報のことです。名前、生年月日、職業、家族関係などの事実のほか、私たちに対しての判断、評価に関する情報も含め、私たち個人と関連づけられるすべての情報を意味します。

プライバシーの権利とは?

私たちは、誰でも他の人には知られたくないと思うような、ごく私的な情報をもっています。そのような情報を「プライバシー」といいます。

プライバシーの権利とは、あなた自身が、当然他の人に知られたくないと思う私的な情報について、あなたの同意がないのに、他の人が勝手に情報を集めたり、取得したり、情報を保有したり、第三者に開示したり提供したりされないということを意味します。

今、身近で起きていること

「知らない通販会社からダイレクトメールが届いた」「突然、売り込みの電話が頻繁にかかってくるようになった」など、登録した覚えがないのに自分の住所や電話番号、名前などの「個人情報」を誰かが知っていると感じた経験はありませんか?

私たちは「便利だから」という理由でポイントカードやクレジットカードなどを作成し、企業に個人情報を提供していますが、インターネット事業者やクレジットカード会社が保管している個人情報が流出し、カードの不正利用も相次ぐといった事件も起きています。

また、インターネットの普及とともに、第三者の手によって無断でプライベートな情報や写真を公開されるなどで「プライバシーの権利」を侵害されたという事例も急増しています。

今から40年前、就職や結婚の時に、同和地区出身であるかどうかを調べるために、全国の被差別部落を載せた「部落地名総鑑」を企業などが購入し身元調査に利用していたことが発覚しました。その後も「電子版部落地名総鑑」が発見されています。

さらには、平成23年に一部の司法書士などによる、戸籍謄本不正取得事件が発覚し、不正取得された市民の戸籍情報が身元調査に利用されていたことが分かりました。

Pマークイメージ図

◆プライバシーマーク(Pマーク)制度とは

個人情報を適切に取り扱うことのできる企業や団体(事業者)を審査し、認定する制度です。

わたしたちにできること

平成26年5月に鳥取県が実施した県民意識調査によると、子どもの結婚について「家柄、親の職業や社会的地位などについて、身元調査を行うことはやむを得ない」との回答が32.3%でした。みなさんはこの数字をどう思われますか?

本市では「鳥取市人権施策基本方針」の中で「個人情報の重要性が認識され人権が守られる社会づくりのために、行政と企業等や市民が一体となって取り組む必要がある」など課題や施策の推進方針を記し、取り組んでいます。

私たち一人ひとりにとって大切な「個人情報」「プライバシー」を守ることは、あなた自身、そして私たちの人権を守ることにつながります。

「身元調査には応じない」など、身近なところで、私たちが人権を守るためにできることを考えてみましょう。