シリーズ@じんけん
Vol.404
犯罪被害に遭われた人やそのご家族のために
~犯罪被害者支援の必要性について~

問い合わせ先
本庁舎人権推進課 電話0857-20-3143 ファクス0857-20-3052

私たちの周りでは、殺人・強盗・性犯罪・ストーカーなどの凶悪犯罪事件や、交通事故などが毎日のように発生しています。これらに巻き込まれた被害者や家族は、大切な人の命を突然奪われたり、心や体に深い傷を負って悲しみや不安に襲われるなど、精神的にも経済的にも大きな負担を抱えてしまい、日常生活にも支障をきたしてしまいます。

今回は、犯罪被害者やその家族の人権について考え、私たちに何ができるのか考えていきます。

犯罪被害に遭うということは

日々、突然に犯罪や交通事故などに巻き込まれる被害者やその家族は後を絶ちません。これは鳥取県内においても例外ではなく、平成26年の刑法犯認知件数は4077件、交通事故発生件数は1168件(内、死者34人)と少なくありません。

犯罪や事故の被害に遭うのは大変つらく悲しいことです。突然のことに心や体に周囲も予想もつかないほどの大きな負担がかかり、仕事や学校に行けなくなるだけでなく、食事や買い物などの日常生活を送ることも困難になってしまうことがあります。

また、被害者や家族は、マスコミ関係者による過激な取材でプライバシーを侵害されたり、近所や職場など周囲の人々の心ない噂や中傷により、さらなる精神的負担や苦痛などの、二次的被害をうけている現状があります。

一人ひとりに寄り添った支援を

犯罪被害者やその家族、遺族の人を早期にサポートするために設置された「公益社団法人とっとり被害者支援センター」に寄せられた平成26年度中の相談件数は138件で、その内訳は刑法犯罪関係33件、交通事故31件が主なものでした。

とっとり被害者支援センターでは、被害に遭われた人やその家族が再び平穏な生活を送ることができるようになるまでの間、相談内容に応じて心理・医療・法律部門の専門家の紹介をはじめ、途切れることのない支援を行っています。

また、同じような被害に遭われた人々との交流のため「自助グループ・なごみの会」の紹介など、一人ひとりに寄り添った支援を行っています。

安心して暮らせる社会のために

平成27年3月に鳥取県がまとめた人権意識調査の中で、犯罪被害者およびその家族の人権に関して特に問題があることは「事件のことで周囲の人に噂話をされたり、被害者側にも落ち度があるように言われたりする」「精神的なショックにより日常生活に支障が生じる」と半数近くが答えています。

被害者やその家族の人が自分自身を否定することなく、安心して自分らしく生きるということ、一人ひとりの人権が守られるために、私たちは被害者やその家族の人の痛みや想いを理解しようとすること、自分のこととして考えていくことが大切です。

事件や事故で傷ついた心をより深く傷つけることのない、一人ひとりが大切にされ、安心して生きることができる社会をつくっていきましよう。

とっとり被害者支援センターの支援内容

  • お会いしてお話を伺います:電話ではお話できない事などを、実際にお会いしてお話を伺います
  • 病院への付き添い:例えば…カウンセリング、専門病院の紹介、診療の付き添いなど
  • 警察への付き添い:例えば…被害の届出、事情聴取、相談の付き添いなど
  • 取材への対応:例えば…取材対応、自粛の申し入れなど
  • 検察庁への付き添い:例えば…事情聴取、検証の付き添いなど
  • 裁判所への付き添い:例えば…膨張、意見陳述の付き添いなど
相談先電話番号
とっとり被害者支援センター0857-30-0874
警察総合相談電話0857-27-9110
または#9110
性犯罪110番0857-22-7110
鳥取交通事故相談所0857-26-7101
鳥取県弁護士会0857-22-3912
法テラス鳥取050-3383-5495