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鹿野の素敵な人びと/白川大介さん


 

農業に化学変化を


 

白川大介(しらかわ・だいすけ)さん

 

 



鹿野に住む人たちの熱い思いが一つになる「鹿野祭り」前日の4月11日、一人の農業青年が東京から移住してきました。白川さんは鹿野町で先進的な農業を展開中の原田晏年(はらだ・やすとし)さんに弟子入り。現在、奥さんと1歳5カ月のお子さんと一緒に大工町の空き家を借り住んでいます。


大阪生まれ千葉県育ちの白川さんは、企業や製品のブランド化を行う東京の会社で5年間、企業のプランニングやデザイン開発、マーケティング戦略などの企画を担当。その当時、鳥取県の農業体験ツアーに参加した際、この会社での経験や知識を、移住して農業やまちおこしに活かすことができないかとぼんやり考え始めるようになったとのこと。


そして今年の1月、知人を通して現在の師匠である原田さんに出会い、原田さんの人柄に惹かれました。「農業に関してのこだわりは強いが、考え方がとても柔軟な人。農業経験、土地、機械、お金もなく、あったのはチャレンジ精神だけの自分を受け入れてくれた」と白川さん。一方原田さんは「3年かけて後継者を見つけた。温かく時には厳しく、自立に向けて見守りたい」と話されます。白川さんと原田さんとの関係は、行政の農業研修プログラムではなかなか実現することが難しい、農家対個人のマッチングで生まれたものです。


白川さんの農業はお米作りが中心ですが、苗作り(種蒔きから)、土作り(粗起こし・代掻き)、そして田植えと一連の作業に全力投球するあまり、10種類以上の野菜作りに挑戦中の畑が雑草でいっぱいに。「草刈り作業が他の人より10倍遅い」白川さんは手首が腱鞘炎になるほど、こちらもまた全力投球された様子。


白川さんのお話をお聞きしていると、農業を楽しんでいらっしゃるようですが、現実の農業は、後継者不足などによる耕作放棄地の増加、生産者と消費者の間に多数の仲買人が存在することなどにより、生産者の思いが消費者へ伝わりにくいなど、ストイックなイメージがあります。「自分で一連の作業を工夫してできるようになるのが最低限の通過点。東京での仕事で得た技術と経験を活かし、やりがいがあって持続可能な農業へ、イメージも実態も転換していくためのメッセージを発信していきたい」と力強く話されます。白川さんの手によって農業がどんなふうに化学変化を起こしていくのかとても楽しみです。
 


 

平成26年「Shikano Tims」第6号より



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