シリーズ@じんけん
Vol.409
性的少数者の人権

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私たちは毎日の生活の中で、自分や周りの人々を男性と女性の二つに分けて色々なことを考えがちです。しかし、実際にはもっと複雑で多様です。

あなたは、自分の性について考えてみたことはありますか?

性は多様

私たちが性を考えるとき、

  1. 身体(からだ)の性
  2. 心こころの性
  3. 好きになる人の性
3つの要素の組み合わせで考えられます。

みなさんは、性的少数者「LGBT」という言葉を聞いたことがありますか?(右記参照) それぞれ頭文字をとったことばですが、一般的には4つに限定しない、多様な性的指向(性的魅力を感じる性別)と性自認(自分の性別に対するイメージ)のあり方を表すために用いられることもあります。

性的少数者は特別な存在ではなく、毎日学校や職場に行き、一緒に社会生活を送っています。

トランスジェンダーは1万人に1人、同性を好きになる人は40人のクラスに1~2人いるといわれています。

しかし、「会ったことがない。身近にはいない。」とよく聞きます。

なぜ、出会わないのでしょうか。

性的少数者(セクシュアルマイノリティ)の人権問題

今、テレビや新聞でも取り上げられ、職場・地域社会の中で話題にされるようになりましたが、性的少数者に対するいじめ、就職差別、誹謗(ひぼう)中傷などの人権侵害の現実があります。

2015年(平成27年)に行われた国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチの調査によると、アンケートに回答した25歳未満の性的少数者450人のうち86%が「オカマ」などのLGBTへの暴言を自分の近くで聞いたことがあると回答しています。

バラエティー番組ではLGBTの人々が嘲笑の対象にされることがあります。ある家庭では、同性愛者が主人公のドラマを見ていた母親の「気持ち悪い」という発言に、好きになる人の性について悩んでいた子どもは何も言えなくなったそうです。

また、学校生活や災害時の避難所生活では、トイレや着替えの際に困ったことが起きても、当事者が声を上げることができない状況があります。

一人ひとりにそれぞれの性

多くの人と違うからといって排除されたり、個性を認められなかったり、当事者が自分自身を否定することがあってはなりません。

私たちは、一人ひとり違うように、人の数だけの性があるといわれています。誰もが、自分のことを安心して語り、自分らしく生きることができるために考えたり、身近な人と話してみたり、さまざまな人とつながることで私の性について発見できることがあるのではないでしょうか。

<LGBTとは>

L(レズビアン)
→同性に性的魅力を感じる女性
G(ゲイ)
→同性に性的魅力を感じる男性
B(バイセクシュアル)
→同性、異性に性的魅力を感じる人
相手の性別が重要ではない人
T(トランスジェンダー)
→身体の性と心の性が異なる人

<連絡・相談先>

◆LGBTの家族と友人をつなぐ会
ウェブサイトhttp://lgbt-family.or.jp/
◆鳥取大学「虹色らくだ」

※鳥取大学のサークルです

ウェブサイトhttps://www.facebook.com
/nijiirorakuda

フェースブックページ虹色らくだ

レインボーフラッグ
LGBTの尊厳と社会運動を象徴する旗