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第41回 鳥取市文化賞受賞者紹介

 第41回を迎えました鳥取市文化賞の受賞者を紹介します。鳥取市文化賞は、昭和51年度から鳥取市の芸術文化に特に功績のあった方々に鳥取市文化賞を贈呈しており、第40回までに107名と5団体が受賞しておられます。

 

受賞者(3名)

  中山 勘治(なかやま かんじ)氏    【工芸】      鳥取市湖山町(92歳)

  山根 文子(やまね ふみこ)氏      【洋画】       鳥取市若葉台(66歳)

  小山 富見男(こやま ふみお)氏         【地域史】     鳥取市布勢(64歳)

 

文化賞贈呈式

 1 日時:平成28年11月3日(木)【文化の日】午前10時 開式

  (1)開式のことば

  (2)選考経過報告

  (3)文化賞贈呈

  (4)市長あいさつ

  (5)祝辞

  (6)受賞者あいさつ

  (7)閉式のことば

  (8)記念撮影

 

 2 場所:仁風閣 二階謁見の間

 

 

受賞者の紹介

中山 勘治(なかやま かんじ)氏 【工芸】

 

【受賞理由】

 因幡地方に伝わる「麒麟獅子舞」。その姿と舞いは幽玄で神秘的、なおかつ他で見ることのできない独特の民俗芸能である。

 氏は、長年の木彫の経験を活かし、平成3年から麒麟獅子頭の制作に着手。現在まで22体を制作し、41体の修理を手掛けた。各地に伝わる麒麟獅子頭には、一つひとつ表情があり、氏はそれぞれの違いや特徴をとらえ、細かいところまで復元する。麒麟獅子舞を継承する地元において欠かすことのできない存在で、その業績により平成21年度高円宮殿下記念地域伝統芸能大賞支援賞を受賞した。

 本市における麒麟獅子舞の継承には、氏の卓越した技術の支えがあったからこそであり、本市の文化振興に貢献された業績は大きい。

 

【主な経歴】

大正12年(1923) 八頭郡八頭町に生まれる

             10歳頃より木彫を始める

昭和11年(1936) 鳥取県女子師範学校付属小学校卒業(八頭郡旧賀茂村)

昭和14年(1939) 呉海軍工廠に徴用。金属工具刻銘、戦艦大和砲架製造等に従事

昭和20年(1945) 横須賀で海軍工作兵として入営。呉にて終戦をむかえ帰郷

              大阪機工株式会社鳥取工場(現大鳥機工株式会社)に入社

              この間、彫金・梵鐘彫刻・菓子木型制作を兼業

昭和43年(1968) 鳥取市新町の仏具店に勤務。仏像制作修理・欄間彫刻等に従事

昭和55年~         四天王寺大仏師 松久朋琳(故人)の門下生

昭和57年~         能面師 西村枯刀(故人)の門下生 現在まで能面36面制作

平成 2年(1990) 中山工芸を設立

              これまで麒麟獅子頭22体制作、41体修理、神楽獅子頭7体修理

平成18年(2006) 鳥取県伝統工芸士認定

 

【主な受賞歴】

平成 6年(1994) 鳥取県美術展覧会 奨励賞受賞

平成20年(2008) 第2回獅子博物館賞受賞

平成21年(2009) 高円宮殿下記念地域伝統芸能大賞支援賞受賞

 

現 在  鳥取県伝統工芸士

 

 

山根 文子(やまね ふみこ)氏  【洋画】

 

【受賞理由】

 昭和24年鳥取市に生まれる。幼少から絵が好きで洋画家を志す。昭和61年、行動展に初出品し入選。その後も全関西行動展で数々の賞を受賞し、注目を集める。行動展本展にも優れた作品を発表し、平成19年には会友賞を受賞、高い評価を得る。

 洋画でありながら「桃山」「さくらさくら」など「和」をテーマにした作品も展開。時に画面が混沌としながらも新鮮に感じた風景や心象を大きなスケールで熱っぽく語りかける天然と交歓するエモーションが持ち味であり、魅力である。

 本市を会場とした個展、グループ展を意欲的に開催し、鳥取洋画界の向上、発展に大きく貢献するとともに、今後の活躍が大いに期待される。

 

【主な経歴】

昭和24年(1949) 鳥取市に生まれる

昭和43年(1968) 鳥取県立鳥取東高等学校卒業

昭和45年(1970) 神戸松蔭女子学院短期大学卒業

 

【主な受賞歴】

昭和61年(1986) 行動展 初出品 初入選

平成 2年(1990) 全関西行動展 大阪市長賞受賞

平成 5年(1993) 全関西行動展 新人賞受賞

平成 6年(1994) 行動展 奨励賞受賞 会友推挙

平成16年(2004) 川上奨励賞受賞

平成19年(2007) 行動展 会友賞受賞 会員推挙

平成20年(2008) 鳥取県美術展 県展賞受賞

 

【個展等】

平成11年(1999) 個展(ギャラリーあんどう)

平成12年(2000) 個展(ギャラリーあんどう)

平成13年(2001) 個展(ギャラリーあんどう)

平成15年(2003) サムホール鳥取展出品(ギャラリー栄光舎)

              個展(ギャラリーあんどう)

平成16年(2004) 女性ユニ4人展(とりぎん文化会館)

平成19年(2007) 美術百合展出品(ギャラリー栄光舎)

             Eye4人展(ギャラリーあんどう)

平成20年(2008) 個展(ギャラリーあんどう)

平成21年(2009)  Log4人展(鳥取県立博物館)

平成22年(2010) 美術ざくろ展出品(ギャラリー栄光舎)

平成23年(2011) 個展(ギャラリー栄光舎)

平成24年(2012) 親子展(ギャラリーあんどう)

平成28年(2016) 個展(とりぎん文化会館展示室)

 

現 在  行動美術協会会員、鳥取東部美術家協会会員、鳥取県美術家協会会員、日本美術家連盟会員

 

 

小山 富見男(こやま ふみお)氏 【地域史】

 

【受賞理由】

 高校の社会科教員として長年にわたり教育に従事。一方で、鳥取士族の福島県移住や北海道移住、満蒙開拓の研究を行うなど、鳥取県の歴史に関し幅広い活動を行ってきた。

 「鳥取県中南米移住史」(共著)、「満蒙開拓と鳥取県~大陸への遥かな夢へ~」では、戦争・敗戦を海外で体験した鳥取県民の苦闘などを、再三、現地に足を運んで調査・聞き取りを行い、その内容を県民にも分かりやすく伝えてきた。

 鳥取県民の移住に関する研究は、これまであまり手掛けられていなかった分野であったが、氏の精力的な取り組みにより広く同好の士や他分野の人たちを巻き込んで広がりをみせている。その功績は極めて大きい。

 また、同時に、鳥取・郡山友の会会長や鳥取地域史研究会副会長を務めるなど、研究者の枠を超えた活動も行っており、本市の文化振興に大きく貢献するとともに、今後の活躍が大いに期待される。

 

【主な経歴】

昭和27年(1952) 八頭郡智頭町に生まれる

昭和52年(1977) 鳥取家政高等学校(現鳥取敬愛高等学校)に就職

平成24年(2012) 校長に就任

平成28年(2016) 鳥取敬愛高等学校を退職

 

【著書】

平成17年(2005) 「街道の日本史 鳥取・米子と隠岐」(共著)

平成20年(2008) 「鳥取県中南米移住史」(共著)

            (鳥取県中南米移住史編纂委員会)

平成23年(2011) 「満蒙開拓と鳥取県~大陸への遥かな夢へ~」

            (鳥取県史ブックレット第7巻)

 

現 在  新鳥取県史編さん委員(現代部会長)、鳥取・郡山友の会会長、鳥取地域史研究会副会長

      鳥取県地域社会研究会会長



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電話0857-20-3226
FAX0857-20-3040
メールアドレスbunka@city.tottori.lg.jp
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