平成28年度 第6回 鹿野地域振興会議議事録登録日:
- 日時
平成28年11月15日(火曜日)
午後1時30分から午後3時30分
- 場所
鹿野町総合支所 会議室
- 出席委員/10名
田中会長、筒井副会長、乾委員、廣田委員、山下委員、兼平委員、林委員、佐々木委員、伊井委員、井上委員
- 欠席委員/2名
山本委員、向井委員
- 事務局
徳岡支所長、乾副支所長、上野市民福祉課長、西浦地域振興課課長補佐
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傍聴者/なし
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開会
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あいさつ
- 議題
(1)スクールバスの廃止と対応
>>資料/スクールバスの廃止と対応(PDF:84KB)
(2)委員提案
>>資料/委員提案(PDF:80KB)
・鹿野地域の自主防災会の取り組み状況
・学校でのいじめ問題
・鹿野地域の特産品の育成
(3)その他
・鳥取西道路の全線開通と平成29年中の一部供用開始
・地域振興会議委員選考スケジュール
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閉会
議事概要
議題/スクールバスの廃止と対応
事務局
*資料をもとに説明
委員
スクールバスが廃止となるが、循環バスで対応するのか。
事務局
朝1便、午後2便の循環バスを運行する。料金は200円で、住民も利用できる。
委員
循環バスのバス停の時刻表の文字が見えにくい。表示位置を見やすいものにしてほしい。
事務局
検討してみる。今回は循環バスを活用して、スクールバスの役割を果たしていくが、オンデマンドや過疎地有償運送有償といったバスの取り組みなど公共交通にかかる課題がある。
議題/委員提案
鹿野地域の自主防災会の取り組み状況
事務局
*資料をもとに説明
委員
大工町自主防災会は消防団員の指導を受けて訓練を行い、矢原自主防災会は消防職員OBが指導者となって活動している。各自主防災会の中にリーダーとなる人が必要である。
委員
自治会会長が自主防災会の会長を兼務したり、役員が1年で交代しているところが多い。役員を複数年行い、事業内容を把握した方がいい。紺屋町自主防災会は自治会のイベントの時に併せて、自主防災会の訓練を行っている。
委員
下町自主防災会は年2回の訓練を地区消防団員に協力していただき行っている。昼間は老人しかいないので、訓練も老人を対象として、消火栓を利用しての訓練としている。防災資機材の購入にあたって、地区消防団員の意見を参考にしている。
委員
自主防災組織への各助成金もあるが、防災資機材整備補助の目的は何か。
事務局
自主防災組織の各助成金以外での防災資機材の充実を図る。
委員
自治会の女性部で災害時の非常袋の作成やAEDの講習会を予定している。
委員
講習会を開催する場合に講師の派遣はどうか。
事務局
講師派遣は可能。
委員
防災における個人情報(独居老人、施設入所者など)の提供が必要ではないか。
委員
自治会内での情報共有が必要であるし、日ごろからの隣近所の付き合いが大切だ。
事務局
避難行動要支援者の名簿は民生委員へ提出している。自主防災会の中でも地域コミュニケーションを高めていただきたい。そのために訓練をしたり、補助金制度を利用してほしい。
学校でのいじめ問題
事務局
鳥取市として、国へいじめ、不登校問題行動の月例報告をしている。鹿野小・中学校とも平成27年度は0件、28年度は現在のところ0件である。0件の場合、学校教育課が些細なトラブルなどがないか聞き取りを行っている。
委員
いじめは暴力だけでなく、無視することもいじめである。上級生から下級生へのいじめがあるかもしれない。先生の目配せが必要である。湖南学園でのいい所ばかり見てはいけない。
委員
具体的にはわからないが、目に見えないところでいじめはあると思う。いじめられた子が、いじめにあっていると言いたくない子がいる。子どもたちの社会は大人の社会の縮図でもある。子どもたちに第3者の大人の人も見ているということを感じてほしい。
委員
いじめの芽や前兆を捉えることが大切だ。教員の感度を上げる必要がある。教員自体がいろいろと忙しいようだが、生徒にいじめる側が100%悪いという立場をはっきり教えることが必要だ。何回でも教えていくことだ。
委員
授業中以外にいじめがある。休憩時間でも第3者の大人の目が届くところがあればいい。
委員
子ども同士での解決していく力も必要だろう。また、学校内に地域の方の出入りやいろいろな視線があった方がいい。
鹿野地域の特産品の育成
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そばの栽培
事務局
そばの生産目標は50haとしているが、農業共済台帳によると平成28年度32.6haである。
委員
そばを作る地域おこし協力隊員を募集してはどうか。
委員
耕作放棄地にそばを作ってくれる地域おこし協力隊員が来てくれればいい。地方では1つの職業で食べていくことは難しいので、2つ以上の職業を持ってやっていければいい。たとえば、そば栽培をしながら、そば道場で働くとか。複合的に考えてみる必要がある。
事務局
地域おこし協力隊員の任期は3年である。そば栽培はずっと続けていかなければならない。モアという耕作機械を利用した簡易な経費の安い栽培方法も提案している。将来に渡って、そば栽培が儲かる仕組みが必要である。
委員
そばに限らず、地域別の農産物を作る必要がある。そのことが農産物の価格を守ることにもなり、生活の安定にもつながる。ただ、現在、地域別のコーデネート、プロデュースを行う人や会社がない。
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果樹の里の取り組み
委員
平成27年度から河内の耕作放棄地に果樹を植えている。5年かけて果樹の栽培や加工を行うとともに、観光農園の運営ができればいいと考えている。イチジク、クリ、レモン、ナシ、ヘーゼルナッツなど1000本を植栽する計画を立てて、平成28年度までに550本植栽している。植栽には鳥取西高校や大阪国際大学、鳥取大学の学生に協力してもらっている。
河内集落の人と学生との交流も深まりつつあり、地域のコミュニティの広がりや賑わいのある村づくりにも貢献している。
委員
果樹を栽培し、実を取り、ジャムなどに加工する。それらの商品を販売していくルートが必要である。地域の75歳の老人たちが主体となっているが、地域の人は開放的になり、元気になっている。
委員
果樹が大きくなり、花が付いたら、ニホンミツバチを飼ってみてはどうだろうか。倉吉市の明倫地区でニホンミツバチを飼っていたようだ。
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