鳥取市

平成29年1月4日の市長年頭記者会見録登録日:

平成29年1月4日午前9時30分から、市役所本庁舎3階市政記者室

はじめに

質問事項

はじめに

1.新年を迎えて

市長
 皆さん、新年明けましておめでとうございます。
 旧年中は、皆様方、大変お世話になりました。改めて感謝申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。
 年末年始、今年も昨年同様に、大変穏やかな天候の中で年が明けました。皆様方におかれましては、すばらしい新年をお迎えになられたこととお喜びを申し上げます。
 振り返ってみますと、10月21日に大きな地震があったわけですけれども、復興に引き続き努めていきたいと思っていますし、この地震を教訓としながら、さらなる地域防災力の向上に努めていきたいと考えているところです。
 鳥取市におきましても、かねてより防災リーダーの養成等々、積極的な地域防災力の向上に係る取り組みを進めてきたところですが、この教訓を踏まえて、これをさらに進化させ、安全・安心なまちづくりに努めていきたいと思っています。
 その最たる拠点であります新庁舎も、いよいよ今年7月に設計業務が完了して、直ちに工事発注にかかっていくということであり、新本庁舎の着工という年になります。予定どおりにいきますと31年の7月に新しい本庁舎が完成するということになります。
 また、中核市の取り組みにつきましても、今年、さらに具体的な取り組みを進めていくということで、今月、総務省、厚生労働省と協議を行うこととしていますし、来月、2月定例市議会において、この中核市に係る申し出の議案を上程させていただきたいと思っています。
 この中核市移行の取り組みも現在までおおむね順調に進んでおり、予定どおり、平成30年度には中核市に移行できるように、全庁一丸となってしっかりと取り組んでいきたいと考えているところです。
 また、御案内のように、昨年12月29日には住みたい田舎ベストランキングの総合部門第1位の評価をいただきました。このこともいま一度、私たち、また市民の皆さんと共有をしながら、内外に発信していきたいと思っています。住んでよかった、これからも住みたい、そういうまちであるということを評価いただいたと思いますので、そのことを改めて共有しながら、さまざまな場面で生かしていきたいと思いますし、この移住・定住の取り組みにつきましても引き続き、目標数値の実現に向けてしっかりと取り組んでいきたいと思っています。
 今年もいろいろな、大きな課題がありますけれども、着実に進めていきたいと思っています。新本庁舎の建設、中核市への移行、また鳥取市はもとよりこの東部圏域の喫緊の課題であった新可燃物処理施設整備事業につきましても、着実に進めていきたいと思っています。
 先ほど申し上げましたように、住みたい田舎のベストランキングの総合部門第1位に選ばれたということで、これは住みやすさということでありますけれども、鳥取市の限りないポテンシャル、可能性、そういったことも評価された結果であると思いますので、こういった鳥取市の可能性も最大限生かしながら、これから将来を見据えたまちづくりを進めていくと、まさにそういったときにあるのではないかと思っているところです。
 この1年間、私も全庁一丸となって職員の皆さんとともに進んでまいりたいと思っています。引き続きましてどうぞよろしくお願いを申し上げます。

質問項目

2.「住みたい田舎」ベストランキング総合部門1位の結果について

濱田記者(日本海新聞)
 田舎、住みやすさのランキング1位なんですけども、先ほども戦略幹部会でお話ありました、広報、PRでも使っていくということでしたけども、どういった使い方なんですかね、市民に対して我々にはポテンシャルがあるよというふうな、市民の意識啓発に向かっていくのか、それとも関東、関西でも1市6町で連携してやられてるような、ああいう場で積極的にエリアとして、2年連続、岩美町も含めたら評価されているというような打ち出し方をされていくのかというのは。

市長
 これは両方やっていきたいと思います。
 まず、市民の皆さんと鳥取市のよさというのを共有していくということも非常に大切なことではないかと思います。私たちが今住んでいるこの鳥取のまちは、全国でも高い評価をいただいている、そういうすばらしいまちであるということをいま一度共有していきたいと思いますし、また、1市6町でも移住・定住の相談会等、協働して取り組んできたわけでありますが、前回はお隣の岩美町さんが総合ランキング1位に評価されたところです。隣同士で2年連続というのもそうないと思いますので、この圏域が非常にすばらしい圏域であるということの一つの証であると思いますので、そういったこともこれから1市6町で協働して取り組む場面で大いにPRしていきたいと思います。

濱田記者(日本海新聞)
 その市のよさを市民と共有していく方法ですけども、今でも中学校とか、子供のふるさと教育みたいな現場でのお話はあると思うんですけども、それに対して、年配とか子育て世代とか、その辺にもアピールをということ。

市長
 これは例えばホームページにアップするとか、そういうことはもとよりでありますけれども、さまざまな場面で、私もいろいろな会議等々で地元に出向かせていただく場面もありますので、そういったさまざまな場面の中でこのことを大いにPRをしていきたいと思います。
 先ほどもシールを張ったりとかいうようなアイデアも職員の皆さんからありましたけれども、そういったことも具体的な一つのPRの方法ではないかと思います。

濱田記者(日本海新聞)
 住みたい田舎ランキング1位シールみたいなのが。

市長
 まだどういうものができたか、ちょっとわかりませんが、楽しみにしてください。

3.地域防災力の強化について

小野記者(毎日新聞)
 地域防災力の向上のところで、さらに今後進化させるというようなことなんですが、具体的にどういうふうにしていくのか。

市長
 先ほども少し触れさせていただきました防災リーダーの養成、これは今まで力を入れてきているところでありますけれども、たまたまこの正月の中でもいろいろな方とお話させていただく中で、自分もこの研修を受けて地元に持ち帰って、今そういった取り組みをしているというような話も伺って、またさらに多くの皆さんにこういった研修があって、実行したらどうかというようなことも話していただいているということであります。もう少したくさんの方に研修を受けていただいて、地域の防災リーダーとなっていただき、地元で例えば避難訓練とか防災訓練とかを中心になって進めていただきたいと、そのことが鳥取市全体の地域防災力の向上に確実につながっていくと思いますし、また、鳥取市としましても、今回の地震の中で、例えば住宅が被害を受けているというような情報が上がってくるのに少し時間差があったように思います。そういったあたりが迅速に上がってくるような情報収集能力を高めていくということも考える必要がありますし、さまざまな形で防災力の向上を図っていくということを、この地震の教訓も含めて考えていきたいと思っています。

滝野瀬記者(時事通信)
 防災リーダーの育成の話なのですが、研修を受けて地元に持って帰りたいというような話をされていたのっていうのは、どういった方になるんでしょうか。

市長
 市民の方ですね。いろいろな場面で私も年始の挨拶等をしたりしますので、受講してよかったなということで、早速具体的な取り組みをその地域でされたいということと、ほかの方にも研修を受けたらどうかということを勧めてみたい、人数をふやしていきたいというような話を、一昨日にお聞きしたところです。

4.中核市移行へのスケジュールについて

小野記者(毎日新聞)
 中核市のお話で、今月、総務省と厚労省と協議をされるということでしたけども、具体的な日程や協議内容を教えていただいてよろしいですか。

市長
 1月25日です。日程も大体調整済みでありますし、内容についても、それぞれの所管の部分でいろいろなヒアリングを受けて、事前協議を既にしています。そういったことを具体的に直接協議する、聞き取りをしていただくということであります。項目が非常に多岐にわたっていますので、一つ一つお話しすると長くなりますが、それぞれ総務省、特に福祉の関係等が厚生労働省になりますが、約2,600の事務が鳥取県から鳥取市のほうに30年4月から移譲されますので、例えば職員体制がどうかとか、いろいろなことがあると思います。それを一つ一つヒアリングを受けるということになります。

5.今年1年の展望について

松岡記者(日本海テレビ)
 今年一年の展望といいますか、どんな鳥取市にしたい、どんな一年にしたいというのを一言であらわすと、漢字一字でもいいですけど。

市長
 とり年ということですから、鳥取市が飛躍の年にしたいと思います。一字にならなかったですけれども飛躍ということで。先ほども申し上げましたように、庁舎も含めて、いろいろな大きな課題、問題があったわけですけれども、それぞれ昨年までに具体的に解決に向けて動き始めたと考えていますので、今年は鳥取市の限りない可能性を生かしつつ、さらに将来に向かって飛躍をしていく、そのような年にしていきたいと思います。

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