「家庭の日」作文コンクール毎月第3日曜日は「家庭の日」

青少年育成鳥取市民会議では、青少年の健全育成には「家庭」の役割が重要であるという考えから、毎月第3日曜日を「家庭の日」と定め、啓発に努めています。その一環として、昭和57年から毎年、小中学生を対象に、家庭に関する作文コンクールを行っています。平成28年度は、212点の応募がありました(入賞者は2 月号8 ページに掲載)。その中から、最優秀賞に選ばれた作文を紹介します。

問い合わせ先第二庁舎生涯学習・スポーツ課電話0857-20-3362ファクス0857-20-3364

とめえさんから広がるきずな

宮石(みやいし) とめ() さん 美保南小学校5年 下田 愛李(しもだあいり) さん

「こんな会をしてくれて、本当にありがとう。」とめえさんが言ってくれた言葉が、とてもうれしかったです。

今年も、毎年こうれいの「宮石きずな会」がありました。親せきみんなで準備して、スライドショーを見たり、ビンゴゲームをしたりしました。とめえさんを中心に、みんなの笑顔が輝いていました。

とめえさんは、九十九歳のおばあさんです。わたしのお母さんのおばあちゃんなので、わたしにとっては、ひいおばあちゃんです。

わたしが生まれて二か月半のころ、ひいおじいちゃんのとしおさんが亡くなりました。平成五年にとしおさんがたおれ、車いすの生活になってから、とめえさんは、毎日毎日としおさんのお世話をしてきたそうです。十三年間介護してきたので、としおさんが亡くなった時のとめえさんの悲しみは、とても大きかったのだろうと思います。そんなとめえさんを元気づけるため、そして、親せきみんなで年に一回顔を合わせ、健康を喜び合うため、わたしが一歳のとき、「宮石きずな会」が始まりました。初めは二十人ぐらいだった人数が、この十年の間に、はとこがどんどん増えて、今では四十人近くになりました。今年は、用事で来られないおじちゃん家族もいたので、全部で三十五人がひるぜんの国民休か村に集合しました。

今年の会は、特別な会でした。それは、とめえさんが来年の一月十四日で百歳になるので、百歳のお祝いをする会をしたのです。百歳のお祝いのことを「百じゅ」「紀じゅ」とよぶそうです。

とめえさんにみんなでお祝いの品をわたした後、とめえさんの若いころからの写真を、お母さんがパソコンでうつしました。結婚してから、としおさんについて満州(中国)に行き、生活しているときの写真や、としおさんと仲良くうつっている写真、孫に囲まれている写真などがあり、とめえさんのこれまでのことがよくわかりました。とめえさんは、なつかしそうに見ていました。わたしは、百年の間にいろいろなことがあったんだなあ、百年も長生きしてすごいなあと思いながら見ていました。

その後、わたしといとこが司会をしてビンゴゲームをしました。とめえさんは、なんと二番目にビンゴになり、手をたたいて喜んでいました。わたしのお父さんによるけん玉教室コーナーでは、わたしも見本で、「もしかめ」や「とめけん」をしました。技を決めると、みんなが拍手をしてくれて、とてもうれしかったです。親せきみんなが、笑顔いっぱい楽しみました。

とめえさんととしおさんからたくさんの命がつながり、こうして今、たくさんの親せきで毎年集まり、楽しめるのは、すごいことだなあと思います。とめえさんには、これからも長生きしてほしいし、この行事もずっと続いてほしいです。

家庭は子どもの人間形成の基盤です

家庭は、子どもの憩いと安らぎを与える場であり、人生に大切な「ものの見方」・「考え方」・「行動のしかた」(基本的生活習慣)を身につけさせる場です。

家族の団らんや家族そろっての行事などで体験を通して子どもたちを心豊かにたくましく育てましょう。

善悪の判断や社会のルール、社会生活のマナーやエチケットは、幼児期から家庭でしっかり教え(しつけ)ましょう。

子どものしつけは、親の義務です。