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パワー・ハラスメントに関する人権問題について

1 現状と課題

 

 職場における力関係を背景としたいじめの問題(パワー・ハラスメント)が、最近になって注目され始めた背景には、これまでの終身雇用制が崩れ、不況や企業合併などで経営や雇用形態が急変するなか、職場の人間関係が変化し複雑化していることが考えられます。特に中高年に対するリストラの圧力、ノルマ強化などの労働強化、能力主義や成果主義などの導入による職場環境の変化などが、働く者にプレッシャーを与え、精神的に追い込んでいる状況があります。

 

 パワー・ハラスメントは、職場内の労働問題であるばかりでなく、受けた本人の失業や過労死へ結びつく、または、その家族まで影響が及びかねない人権問題でもあります。

 

 今後とも国、県などの関係機関と連携しながら、その防止と被害者の救済に取り組んでいく必要があります。

 

             

 

2 施策の推進方針

 

 パワー・ハラスメントについて、市民の理解を得るために家庭、職場、地域などでの正しい認識の普及と啓発に努めます。

 

 

 

※1 パワー・ハラスメント

 同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。上司から部下に行われるものだけでなく、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して様々な優位性を背景に行われるものも含まれる。 

 

 



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