チャイルドシートとシートベルトの使用・着用の推進登録日:
チャイルドシートを使用しましょう
運転者が6歳未満の幼児を乗せて、自動車を運転するときは、チャイルドシートを使用する義務があります(道路交通法第71条の3第3項)。
この規定に違反した場合には、座席ベルト装着義務違反と同様に行政処分の基礎点数1点が付されます。
全国の自動車同乗中(6歳未満幼児)のチャイルドシート使用有無別致死率(H30~R4計)
チャイルドシートを使っていない場合の致死率は、適切に使っている場合よりも高いという結果が報告されています。
有無別 |
死者数 A |
負傷者数 B |
死傷者数 C(A+B) |
致死率(%) A/C×100 |
|
チャイルドシート使用 | 適正使用 | 10 | 15,614 | 15,624 | 0.06 |
不適正使用 | 7 | 693 | 700 | 1.00 | |
小計 | 17 | 16,307 | 16,324 | 0.10 | |
チャイルドシート不使用 | 12 | 4,089 | 4,101 | 0.29 | |
使用不明 | 2 | 318 | 320 | 0.63 | |
合計 | 31 | 20,714 | 20,745 | 0.15 |
(警察庁 チャイルドシート関連統計より)
注1 「適正使用」とは、チャイルドシートが車両に適切に固定され、かつ、幼児等がチャイルドシートを適正に使用している場合をいう。
2 「不適正使用」とは、事故によりチャイルドシートがシートベルトから完全に分離している場合、幼児等がチャイルドシートから飛び出した場合等をいう。
3 致死率=死者数(自動車同乗中)÷死傷者数(自動車同乗中)×100
チャイルドシートはきちんと取り付けられていますか
【チャイルドシート取り付け状況調査結果(R4)】
乳児用 |
幼児用 |
|
しっかり取付け |
72.2% |
58.6% |
ミスユースあり |
27.8% |
41.4% |
チャイルドシートを使用している車でも、乳児では約3割、幼児では4割以上が正しく取り付けられていない状況となっています。
【乳幼児用シートにおける取付け時のミスユース】
乳児用 |
幼児用 |
|
腰ベルトの締付け不足 |
62.5% |
57.4% |
座席ベルトの通し方間違い |
9.4% |
12.3% |
その他 |
28.1% |
30.3% |
ミスユースの割合としては腰ベルトの締付け不足が約6割、座席ベルトの通し方間違いが約1割となっています。チャイルドシートの正しい取付けが子どもの安全につながります。
その他のミスユースの例
・ 座席ベルトの長さ不足
・ 座席ベルト(バックル側)の不適合
・ 固定金具等の不備・誤使用
・ サポートレッグの調節不良
・ 車両座面形状との不整合
・ 車両シートに置いただけ など
(警察庁/JAF チャイルドシート使用状況全国調査(R4)より)
チャイルドシートの貸し出しについて
鳥取県交通安全協会が会員サービスとして貸出事業を行っております。詳しくは各地区協会へお問い合わせください。
すべての座席でシートベルトを着用しましょう
シートベルトは全座席で着用が義務付けられています
シートベルトはすべての座席で着用しなければなりません(道路交通法第71条の3)。
後部座席については、高速道路(高速自動車国道又は自動車専用道路)での違反は、行政処分の基礎点数1点が付されます。
後部座席シートベルトを着用しないと…
シートベルトを着用していないと、事故の衝撃のために車内で激しく投げ出されます。後部座席に座っている場合、前席の背もたれに激しく打ち付けられて、背もたれごと前席の人を強く圧迫したり、背もたれを飛び越えて前席の人に衝突したりすることがあります。後部座席の人がきちんとシートベルトを着用することは、前席の人を守ることにもつながります。
鳥取県内のチャイルドシートとシートベルト(後部座席)の正しい使用・着用率
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チャイルドシート |
シートベルト(後部座席) |
||
全国 |
鳥取県 |
全国 |
鳥取県 |
|
R4 |
74.5% |
61.7% |
42.9% |
51.6% |
R3 | - | - | 42.9% | 39.2% |
R2 | - | - | 40.3% | 45.1% |
R1 |
70.5% |
77.1% |
39.2% |
42.0% |
H30 |
66.2% |
68.7% |
38.0% |
33.2% |
H29 |
64.1% |
68.6% |
36.4% |
40.7% |
H28 |
64.2% |
64.3% |
36.0% |
47.7% |
(警察庁/JAF チャイルドシート使用状況・チャイルドシート着用状況全国調査より)
※チャイルドシート使用状況調査(R2、3)は、新型コロナウイルス感染症等防止の観点から中止
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