鳥取市

平成29年7月21日の市長定例記者会見録登録日:

平成29年7月21日午前10時から、市役所本庁舎3階市政記者室

会見項目

質問事項

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会見項目

1 総務大臣への「中核市指定を求める申出」を行います

市長
 御案内のように、鳥取市は平成30年4月に中核市へ移行する準備を進めており、既に事務事業調整等々を県と行い、約2,600の事務が来年度から鳥取市に移譲されます。この中核市へ移行するには、国の政令公布が必要となるため、来週、中核市移行の申し出を、7月25日火曜日、11時50分から、総務大臣宛てに行うこととしています。現在、鳥取市を含めて6つの市が、30年4月から中核市に移行されるということで準備を進めておられ、当日は鳥取市を含めて6市が同時に申し出をするということになります。鳥取市、それからお隣の島根県の松江市、兵庫県の明石市、大阪府の八尾市、それから埼玉県の川口市、福島県福島市と、この6市が来年度、移行するということで準備を進めているところです。
 なお、今時点で、全国で中核市が48市ございますので、この6市が中核市へ移行するということになると、来年度には中核市は48プラス6ということで、全国で54市となる見込みであります。引き続き来年度の移行に向けて、円滑な移行ができるようにしっかりと準備を進めていきたいと考えています。

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2 連携中枢都市圏形成に向けて協議が進んでいます

市長
 中核市移行に関連する連携中枢都市圏の形成に向けた協議も今進めているところですが、今週の18日火曜日に開催した麒麟のまち創生戦略会議において、連携中枢都市圏の形成に向けて1市5町で協議を進めていくということを確認したところです。今後はビジョン懇談会やプロジェクトチームでのいろいろな協議等を踏まえて、具体的な連携事業の検討作業を行っていくということです。
 なお、1市6町の中の香美町さんにつきましては、今回はこの連携中枢都市圏形成の取り組みについて見送られるということでございます。将来、この連携中枢都市圏の形成に参画していただけるようになることを期待しているところです。
 連携中枢都市圏の形成については、先ほど申し上げましたように、ビジョン懇談会、プロジェクトチームでの協議等々を経まして、来年2月、3月に、それぞれ開催される議会において連携協約の締結について議決をいただく予定となっています。

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3 ふるさと鳥取市・回帰戦略連絡会による「ふるさと鳥取市移住相談会in麒麟のまち」を開催します

市長
 本市におきましては、平成18年9月から全国に先駆けて移住定住促進、Uターン相談支援窓口を開設し、専任の相談員の配置、またいろいろな支援策等も設けて移住促進に積極的に取り組んでまいりました。
 また、平成27年の10月には、さまざまな分野の皆さんにメンバーとなっていただき、ふるさと鳥取市・回帰戦略連絡会といった会を立ち上げて、移住定住に関するさまざまな取り組みを進めているところです。この連絡会の事業の一環として、このたび、本年4月に大阪中之島にオープンした麒麟のまちを会場として、さまざまな分野の皆さんと一緒になって移住相談会を開催し、関西在住の移住希望者の方に鳥取市の魅力をアピールしていきたいと考えているところです。なお、官民一体となった、このような取り組みは初めてです。日時は8月5日土曜日の13時から16時、参加していただきますのが、鳥取公共職業安定所、鳥取県東部商工会産業支援センター、鳥取商工会議所、鳥取県宅地建物取引業協会、鳥取銀行、鳥取信用金庫、鳥取市の7団体となっています。このように行政を初めとして、様々な分野の方と一緒に相談会を開催することにより、いろいろなアドバイスとか御意見、御助言もいただけるということで、移住定住の促進につながっていくものと期待しているところです。

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4 第53回 鳥取しゃんしゃん祭を開催します

市長
 しゃんしゃん祭の時期が近づいてまいりました。第53回となる今年のお祭りは、8月13日の日曜日に前夜祭、8月14日月曜日、一斉傘踊り、15日、納涼花火大会、3日間で開催させていただくこととしています。
 今回は、過去最高の119連、4,265名の踊り子の皆さんに参加していただくこととしています。参加連が年々増加しておりますので、第2部のコース延長を行うこととしています。
 まず前夜祭ですが、13日日曜日の17時から20時30分ということで、会場は若桜街道、すずっこ踊り特別ステージ、それからしゃんしゃん鈴の音大使の退任式、引き継ぎ式、それからパレード等が予定をされています。
 また、2日目、8月14日月曜日の一斉踊りですが、16時から21時までということで、第1部が16時から18時15分まで、第2部が18時30分から21時まで、それぞれ若桜街道、それからバード・ハット、駅前通り、智頭街道、若桜街道ということで14連、105連、御参加をいただく予定です。
 今回は、第2部のコース延長とあわせて、踊りの進行方向を時計回りから反時計回りということで、従来は若桜街道を、久松山のほうから鳥取駅方向に向かう進行でしたが、これを逆にして、鳥取駅から久松山の方向にと、反時計回りに変更して開催するということにしています。しゃんしゃん祭振興会等の総会でもこのことについてどうするかということで御提案をいただき、このほうがスムーズにいくのではないかということで、進行方向を変更したところです。
 また、8月15日、3日目は恒例の第64回となります市民納涼花火大会が千代川市民スポーツ広場で開催されることとなっています。
 また、これはプレイベントとなりますが、8月6日日曜日11時から19時まで、外部実行委員会が主催されるダンスイベントが行われることになりました。このダンスイベントの中で、従来からの創作踊りコンテストを行うとことになっています。
 また、これも恒例でありますが、しゃんしゃん祭の成功祈願祭を来週明け、7月24日月曜日の11時に宇倍神社で行うこととしています。神事の後、鈴の音大使の皆さんに傘踊りを奉納していただくこととしています。
 それから、こちらにありますしゃんしゃんポロシャツですが、現在、好評発売中ですので、PRをしていただければ大変ありがたいと思いますし、御購入をいただければさらにありがたいと思っています。インターネットショップとっとり市やまちパル鳥取等々で販売をしていますので、どうぞよろしくお願いします。

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質問項目

5 連携中枢都市圏形成に向けての協議について

濱田記者
 連携中枢都市圏形成の件で、香美町さんが今回見送られるということですけども、これまでも、中核市移行とセットのような形で話が進んできまして、大阪の麒麟のまちでも1市6町でPRされていますけど、そういった枠組みで、今既にやってらっしゃる県東部と但馬を含めたPR事業などで香美町が外れるとか、そういう変化というのはありませんか。

市長
 そういうことではなくて、現在一緒になって行っている1市6町の取り組みは、引き続き従来と同じように参画をされて取り組んでいかれるということです。ただ、この連携中枢都市圏の形成につきましては、連携協約の締結等々が必要になりますので、そういった具体的な手続きが必要な取り組みについては、今回は見送られるといいますか、見合わされるという判断をされたところです。これまでの取り組みについては従来どおり、例えば移住定住の合同相談会とか広域観光ネットワークの形成の取り組みなどは、従来どおり一緒になって進めていきたいと表明しておられます。

横山記者(朝日新聞)
 関連してなんですけれども、見送りは各自治体さんの判断だと思うんですけれども、香美町さんが参加されないということについて、その理由を、鳥取市さんとしては何かお聞きになっておられますか。

市長
 香美町の浜上町長さんともいろいろなお話をさせていただく機会はありますし、先ほど申し上げましたように、今週火曜日、18日に連携中枢都市圏の形成についての議論を行ったところですが、麒麟のまち創生戦略会議という会議がございまして、この中でいろいろな意見交換等もさせていただく中で、現在はちょっと見合わせたいということでございまして、その理由としておっしゃられたのが、例えばほかの5町に比べると、鳥取市とのつながりが、他の町に比べると余り多くないのではないかというようなデータに基づいた判断もしておられるということでした。連携協約等の締結という具体的な手順を踏んでいくということは、現段階では少し早いのかなということで、決して、連携中枢都市圏の形成について1市6町で取り組んでいくということに、何か違和感を持っておられるということではございません。現段階では時期尚早なのかなと。山陰近畿自動車道も今、整備が着実に進んでいますので、例えば将来、交通ネットワーク等がさらに形成されていって、この圏域の一体感がこれから醸成されていくということになれば、恐らく参加されていかれると我々は考えています。現段階ではということをおっしゃっておられたと思います。

横山記者(朝日新聞)
 鳥取市としては、この都市圏自体はやっぱり連携協約を結んで、一つになって進めていきたいというのはあるわけですか。

市長
 そうですね、この圏域は歴史的にも文化的にも、それから現在の状況においても非常につながりの深い圏域であると考えていまして、一緒になっていろいろな事業、取り組みを行っていきたいという思いはございますが、現段階では少し見合わせたいという意向をお示しになられましたので、そういう選択もあるのかなと考えています。

滝野瀬記者(時事通信)
 今の話の中で、データに基づく判断ということがあったんですけども、具体的につながりが多くないデータとはどういったものがあったんでしょうか。

市長
 例えばお隣の新温泉町さんは通学圏、通勤圏ということで、香美町さんと比較されると、データ的に少しつながりが少ないのかなというようなことは数字上出てきていると思います。日用品をどこで購入されるかとか、鳥取市に買い物に行かれるというような状況、それが数字的にどうかということになりますと、ほかの5町の皆さんと比較して少ないのではないかというのがデータ的にもありますので、そういったことにより、今回参画されないという決め手になったということではありませんが、時期的に少し見送ってもいいのではないかとの判断をされたものと考えています。

濱田記者(日本海新聞)
 これ1市6町じゃなくて1市5町になることで、連携中枢都市圏形成で交付税の算定があったと思うんですけど、鳥取市がもらえる額も減るんでしたっけ。

企画推進部長
 関連自治体、周辺自治体ということで、一応計算上は入っていますけれども、具体的にそれがどこかにはね返るというのはちょっとわからないところです。

濱田記者(日本海新聞)
 定住自立圏構想で、たしか香美町さんは豊岡市とやられていると思うので、新温泉町さんは鳥取市ともやってらっしゃいますけど、その中でたしか連携中枢都市圏形成でも定住自立圏でも、周りの周辺市は、周辺町は使えるのがたしか上限1,500万円とか……。

市長
 はい、1,500万円ですね。

濱田記者(日本海新聞)
 それを使わずに、名義貸しじゃないですけど、名前だけでも連携協約を結べばよかったのになって思っているんですけど、その策でいこうというようなアプローチは鳥取市からはされないんですか。

市長
 そういう現実論もあると思いますし、全国的にもそういった、恐らくそういう現実論に立ったそういう連携中枢都市圏、例えば全県的にと、あれは広島県でしたっけ。

企画推進部長
 広島市。

市長
 そういう現実論に立たれたものもありますが、我々は実質的な、圏域の発展に向けた一体となった取り組みしというものを目指したいと思いますので、余り名義的にこうやったら交付税措置が有利だとか、そういう観点でなくて、やっぱり実質的なものを求めたいという気持ちを我々は共有していると思っていますので、また時期が至れば、状況が変わって、参画していただくということを期待したいと思っています。

濱田記者(日本海新聞)
 豊岡市さんととり合いを。

市長
 そういうことではなくて、恐らく複数の圏域に生活圏とかがオーバーラップするような状況というのは全国にはたくさんあると思います。ですから、それは複数が可能だと思いますから、いろいろな形で有利な選択をできるようになっていますので、それはそれとして、また近い将来、参画をしていただくということは十分可能だと思いますし、何よりも、先ほど申し上げましたように、これまでの取り組みは一緒になって進めていこうということはお互いに確認しているところです。

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