鳥取市

令和4年1月4日市長年頭記者会見録登録日:

令和4年1月4日午前9時30分から、麒麟Square2階多目的室1

 

令和4年1月4日市長年頭記者会見

 

新年を迎えて

質問項目

1 オミクロン株感染疑いのある陽性者の確認について

 

 

新年を迎えて

 

市長

 皆様、新年明けましておめでとうございます。

 旧年中は大変お世話になりました。また本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 昨年末、警報等も発令されて雪に見舞われ、年明けの天候を心配していましたが、比較的穏やかな天候の中で新しい年がスタートしました。まずもって輝かしい新年をお迎えになられたことと、改めてお喜び申し上げたいと思います。

 昨年を少し振り返ってみますと、鳥取市では、総合計画、創生総合戦略をはじめ、様々な計画が一斉にスタートした節目の年であったと思います。これからの新しい社会に対応していく、そのようなまちづくりを進めていく上での指針となる計画がスタートして、これに沿って、初年度ということで様々な事業や取組を着実に進めた、そのような年であったと思います。

 また、一方では、新型コロナウイルスが依然として猛威を振るい、特に夏の第五波と言われる状況の中で、デルタ株による感染が大変な広がりを見せ、鳥取市はもとより全国的な傾向ですが、その対応に追われた年でした。

 また、ワクチン接種について心配していましたが、円滑に進み、多くの対象者の皆様、8割を超える方に接種を受けていただき、また、何よりも市民の皆様にマスクの着用や手指消毒、うがい、三密を回避する、このような基本的な感染防止対策を励行していただいたということで、改めて感謝申し上げたいと思います。

 しかしながら、10月29日から1月2日までの66日間、この鳥取市保健所管内では陽性例、感染例がゼロという状況が続いていましたが、この正月、元旦に、県外から帰省された方が陽性と判明し、現在、鋭意行動歴等を聴取して、接触者、濃厚接触者等の特定といった対応を今、鳥取市保健所を中心に進めているところです。どうもデルタ株ではないようですので、消去法でいくとオミクロン株の疑いもあり、これについては検体を採取し、ゲノム解析を行っているところです。この解析が大体2日から3日ぐらいかかるということで、新しい変異株であるかどうかを特定するためにもう少し時間を必要としていますが、これについては、本日の15時30分から鳥取県と鳥取市、合同で本部会議を開催させていただき、15時30分時点での新しい情報等をまた皆さんに御報告させていただきたいと思っています。

 一つだけ申し上げておきたいと思いますが、これは市中感染の様相を呈しているということではないと、帰省された方からということで、県外の方からの感染ですので、市中感染ではなく、また、接触された方等をしっかり、現在のところ特定できていますので、必要な処置を取っています。これ以上広がっていくということは、まずないと考えていますので、そのことだけ、まず御報告させていただきます。

 新しい年になりました。今年も色々な課題、問題が市政にはたくさんあり、山積していますが、一つ一つ真摯に向き合って、着実にその解決等にしっかりと努めていきたいと考えています。

 特に今年は、昨年策定した新型コロナウイルス感染症からの復興・再生プランに沿った様々な施策をしっかりと着実に、またスピード感を持って実行していく、それによってこのコロナ禍で疲弊した地域社会、地域経済の立て直しができるものと考えており、国の予算等も最大限活用しながら、全庁的に知恵を絞り、一丸となって、関係機関等ともしっかり連携を図りながら進めていきたいと思っています。

 また、今、DX化の推進が国を挙げて行われています。このコロナ禍の中で、次の時代を見据えて情報インフラを今しっかりと整備していくことが、鳥取市にとっても大きな課題であると考えており、これも既に触れていますが、超高速光通信網を全市に整備していき、サービス開始は今年の4月からということで、今、鋭意新しいサービス提供に向けて準備を進めているところです。

 また、この鳥取市はもとより、鳥取県東部圏域の長年の懸案であった新可燃物処理施設「リンピアいなば」も今、順調に工事が進んでいて、この4月には試行期間でごみの持込み、処理ができる状況になると考えています。正式な稼働は8月ですが、実質は4月には稼働できる状態になると考えています。

 また、来年は市民体育館も竣工する予定ですし、また、城下町鳥取が誕生して450年といった節目の年になります。久松公園も開設されて100年と、これも大きな節目の年ですので、鳥取城跡等の整備についても着実に進めていきたいと考えています。

 また、住民サービスの面について、住民異動受付システムを、この1月から開始したいと考えており、タブレットを活用した新たな住民異動受付システムを市民総合窓口に設置したいと考えています。これは、実際のサービス運用開始は今月の14日金曜日からとさせていただきますが、これに先立ってデモンストレーションを前日の1月13日に行いたいと考えています。ぜひこの新しい受付サービスについて御覧いただければ大変ありがたいと思っています。これにより市役所での滞在時間をさらに短縮することが可能となり、住民サービスの向上につながっていくと考えています。また、そのほか市民サービスの向上に、市民課窓口はもとより、全庁的にしっかりと取り組んでいきたいと考えています。

 またこの1年間、皆様方に大変お世話になりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

質問項目

 

1 オミクロン株感染疑いのある陽性者の確認について

 

佐々木記者(日本海新聞)

 新しくオミクロン株の感染の疑いのある陽性者の方が確認されたということですが、市内での感染対策であったりイベントの実施など、対策の変更はございますでしょうか。

 

市長

 先ほど申し上げたように、市中感染ではなく、感染経路が特定できる例だということと、濃厚接触者、接触者もほぼ特定できている状況ですので、まず、ゲノム解析の結果でオミクロン株であるかどうかということ、それから感染の広がりも、現在特定している皆さんに検査を受けていただきますので、その結果も踏まえて判断することが必要ではないかと考えています。いずれにしても、これ以上広がりがないように、そこに注力していきたいと思いますので、状況をしっかりと踏まえて判断させていただきます。

 

岸本記者(山陰中央新報)

 オミクロン株について、ちょっと聞き逃していたら大変申し訳ないのですが、1人でしょうか、疑いがあるのは。

 

市長

 人数は触れなかったです。現在のところ2人、陽性ということです。

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