鳥取市

令和5年度 第2回 鹿野地域振興会議登録日:

令和5年度 第2回鹿野地域振興会議 が下記のとおり開催されました。
 

第2回鹿野地域振興会議議事概要
 

日 時:令和5年5月30日(火) 午後1時27分~午後3時45分

場 所:鹿野町総合支所 2階会議室

【出席委員】

 小川義和、兼平 恵、砂川重雄、塚本 均、佐々木千代子、筒井洋平、吉井秀三、山名 修、池原恵理、武部夏美

 以上10名(敬称略) 

【欠席委員】

 徳岡義広、長谷川誠一

 以上2名(敬称略)

【事務局】

<鹿野町総合支所>

 岡本支所長、小林副支所長兼地域振興課長(併教育委員会事務局鹿野町分室長)、國森産業建設課長、横山市民福祉課長、宮本地域振興課課長補佐

【傍聴者】

 なし

【日 程】
1 開会
2 支所長あいさつ
3 議題

(1) 鳥取市新市域振興ビジョンの推進計画進捗状況について  資料1(PDF/163KB)
(2) 
市指定史跡鹿野城跡の管理について                        資料2(PDF/3MB)
(3) 
図書室・図書開放のあり方について                                     資料3(PDF/241KB)
4 報告事項
(1) 行事経過報告及び今後の予定について         資料4(PDF/466KB)
5 その他
(1) 
事務局より津和野町との交流事業について       資料5(PDF/67KB)
(2) 
とっとりリーダーアカデミーの地域実践ゼミの開催について
(3) 鷲峯山麓ハーフマラソンのPR動画上映
6 閉 会

 

◎議事概要  

 

3 議題

(1)鳥取市新市域振興ビジョンの推進計画進捗状況について
 事務局より資料1に基づき説明。

【委員】酒米の生産拡大及び販売促進支援事業における生産者は鹿野町の方か。また、酒造会社の獺祭は1000万円の懸賞を付けて酒米を募集し、品質保証に取り組んでいる。品質の良い酒米をつくり続けることは大変難しいようだ。
【事務局】鹿野町では原田さん、白川さんらが酒米をつくられています。海外の日本酒ブームもあり、酒米のニーズが高まっているところです。
【委員】南川集落の田んぼに酒米の看板が立っているが、この事業のものか。
【事務局】そのとおりです。
【委員】3町連携によるまちづくり事業について、各町がやりたい事業を3町において具体的な協議をしているのか。
【事務局】3町連携は長年の課題となっています。これまで町文化祭の合同開催を持ち回りができないかなどを検討してきましたが、それぞれの文化団体の思いがあり、広域での実施は困難でした。今年、上寺地遺跡展示館がリニューアルオープンすることは、鳥取市西部地域にとって文化・経済面で大きなチャンスであり、青谷町の埋蔵文化財や弥生をテーマにした取り組みができないか各支所長が集まって検討してきました。そういった中で、鳥取市西商工会の活性化委員会が連携して具体的な事業を取り組むための予算を計上されています。3町連携については、皆様からもご意見があればお聞かせいただきたいです。
【委員】生姜栽培の作付面積が大きく減少しているが要因は何か。また、そば粉が余っている要因は何か。
【事務局】現在、鹿野そば道場では、鹿野町産をはじめ全て県内産のそば粉を使用しており、需要と供給のバランスは安定しているようです。今後、気高町で生産の予定があるようなので生産量が増えることが想定されますが、そば道場とおもしろ市場そば処の2店舗以外に町内または市内で鹿野そばが食べられるお店が増え、需要と供給の良いバランスが引き続き保たれることを期待しているところです。また、生姜については、鹿野町の作付面積は減っていますが、青谷町の面積が増えているようです。また、加工品への供給が増えており、鹿野町でも生産が増えるよう働きかけていきたいと思います。
【委員】鹿野そばを県外で販売するような話はないのか。また、町内の家庭や団体に販売するなど、そば粉を広く使ってもらうような取り組みが必要である。
【事務局】県外でも鹿野そばが食べられるように取り組む必要がありますが、今のところそういったお店はありません。今後も鹿野そばの生産拡大やブランド化につながるように取り組んでいきたいです。
【委員】市報6月号に鹿野町のハスの特集が掲載され喜ばしいことであったが、支所前のハス園には売地の看板が立っているが、どんな状況なのか。
【事務局】県道沿いにある土地については、昨年度から所有者が売地にされています。しかし、所有者、仲介業者ともに「売れるまではハス園として使用してよい」と言っていただいていますので、土地が売れるまではハス園の整備を継続していきます。今のところ、売却したという話は伺っていません。
【委員】5月から公共交通乗合タクシー「きらり号」のエリア拡大等を実施しているが、利用登録の状況はどうか。
【事務局】これまでに数件問い合わせがあった程度ですが、地域の生の声を聞かせていただき現状が見えてきたところです。今後、アンケート調査をするなど、しっかり検証して対策を考えていきたいと思います。
 

(2)市指定史跡鹿野城跡の管理について
 事務局より資料2に基づき説明。

【委員】城山に水道施設があるが、移設等を検討するのか。
【事務局】城山には水道局が管理している鹿野地区の配水施設があります。他に適地があれば移設できるかもしれませんが、移設候補地は他に無いと思います。
【委員】米子市は文化庁の承認を得て米子城の木を伐採したようだが、鹿野町も管理方法を整理し、同じように手続きすれば伐採できると思う。
【委員】桜をはじめ鹿野城跡の樹木の手入れをしている「城山まもりたい」としても、見晴らしが悪い場所の伸びすぎた枝を切るべきと思っている。しかし、プロのスタッフがいないのでどう枝を切ればよいか苦慮している。数年前、鳥取大学の教授に特にモミジなどが生え過ぎと指摘された。一旦きれいになると管理は楽になるので、十分な予算を確保したうえで城山全体を総合的、計画的に整備してほしい。
【事務局】専門家の意見を聞きながら、地域の思い、保安林、文化財、観光地など、様々な視点での鹿野城跡公園の整備計画をつくる必要があると思っています。
【委員】造園業者でなく、東部森林のような造林業者でないと対処できないと思う。
【委員】城跡公園の多くの桜が老木になっている。ボランティアで老木の間に新しく桜を植えているが、教授からは間隔が狭すぎると言われている。大阪造幣局の桜は別の場で育てたものを植え替えしているが、どうすれば、美しい桜を維持できるのか、専門家の意見を聞きたい。市も中長期的な整備計画を考えてほしい。
【委員】城跡公園にあるソメイヨシノは寿命が短いので、寿命が長い枝垂れ桜など、色々な種類の桜を植えるのもいいと思う。
 

(3)図書室・図書開放のあり方について
 事務局より資料3に基づき説明。

【委員】図書開放の1カ月の人件費は幾らぐらいなのか。
【事務局】週19時間の職員2名が交代で勤務しており、1カ月の人件費は14~15万円となっています。
【委員】図書開放の人件費をトレセン図書館に充てて運営すればよいと思う。
【委員】学校図書館司書のいる平日15時30分までの間に、一般利用できないのか。
【事務局】確認してみます。
【委員】鹿野学園ができた当時は、平日に町民も利用できていた。
【委員】運営に係る予算を別の形で使えないか。例えばインターネットで予約した本を自動貸出ボックスのようなもので受け取るなど。
【事務局】確認、検討してみます。
【委員】児童書だけでなく、一般利用者の借りたい本、ニーズに合った本の配置をしないと利用者が増えない。
【委員】放課後児童クラブとしては、18時までに子どもを迎えに来られない保護者がいるので、引き続き子どもの待機場所として19時まで図書室を利用できるとありがたい。
【事務局】児童クラブの待機場所については、児童クラブ、保護者、学校関係者等と協議してみます。
【委員】児童クラブの子どもの居場所と図書館のあり方を一緒に考えるのは違うのではないか。学校に通う児童のためだけの図書室であれば平日15時30分までの開館とし、子ども専門図書をもっと充実させるなど児童に特化すればよい。いずれにしても図書室と図書開放のすみ分けが必要となる。
【委員】図書室に新しい本を増やす場合、中央図書館でなく図書室の担当職員が本を選ぶのか。
【事務局】その通りです。
【事務局】図書室・図書開放のあり方については、本日結論を出さないといけないものではありませんので、ご質問いただいた内容について関係機関に確認、調整をしてみます。他にもご意見があれば、次回の振興会議までに出していただければ結構ですのでよろしくお願いします。

 

4 報告事項

 行事経過報告及び今後の予定について
 事務局より資料4に基づき説明。

【委員】今年、社会福祉協議会主催の「ごきげん夏祭り」は実施されるのか。
【事務局】先日、社会福祉協議会に確認したところ、8月下旬に実施するかもしれないが未定ということでした。本日、行われる会議で日程が決まるようです。
【委員】6月5日に鹿野学園5年生の田植え体験があり、地域の農業の歴史や現状を説明する。他にも肥料を入れる容器がプラスチックで環境問題の岐路に立たされていることなども伝えたい。
 

5 その他

(1)津和野町との交流事業について
 事務局より資料5に基づき説明。

【委員】今年度、既に津和野町の担当者と交流内容を協議しているのか。
【事務局】今年度は両町の担当者とも交代したこともあり、内容を少しずつ詰めていくよう話したところですが、津和野町からテーマに沿って受入れ団体と調整しますと回答いただいています。
【委員】鹿野町民の多くは津和野町と交流していることを知っているのか。
【事務局】16年度ぐらいまでは、小学5年生が2泊3日の相互交流をしていたので知っている方も多いですが、それ以降は知らない方もいると思います。
【委員】観光客は交流していることを知ったうえで両町を訪れているのか。
【委員】津和野町から鹿野町を訪れた観光客に交流のことを紹介しても、知らない方のほうが多い。
【委員】津和野町を訪れた他町の観光客が鹿野町とのつながりを知り、鹿野町に来たいと思わせる仕組みができれば良いと思う。例えば両町の歴史を掲載した共通のパンフレットを各町に置くなど。


(2)とっとりリーダーアカデミーの地域実践ゼミの開催について
 事務局より資料に基づき説明。意見なし。

(3)鷲峯山麓ハーフマラソンのPR動画上映

【委員】何人ぐらいの参加者を予定しているのか。
【委員】昨年は800人だったが、今年は900人の募集定員としている。
 

このページに関するお問い合わせ先

鹿野町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8682
FAX番号:0857-84-2598

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