新井の石舟
 新井の集落を通り抜け谷あいの道を百メートルばかり上ると集落の墓地につきます。そこに「新井の石舟」と呼ぶ古墳が開口していて、中に長さ1.5メートル、横1メートル深さ0.7メートルの家形石棺がある。凝灰岩を巧みに加工したもので、これには次のような伝説があります。
 源平の頃安徳天皇が岡益に潜行され、その後崩御されました。石舟は、このお供の二位の尼を葬ったので「二位の石舟」といわれていると。なお、この石棺には常に水をたたえていて、もしこの中の水をかき乱すと百日間雨が降り続くという言い伝えも残っています。地元、新井集落では古墳前に籠堂を建て、縁日を定め、「二位 の石舟」伝説により供養の祀りを現在も行っています。


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