鳥取市

特定外来生物について更新日:

・特定外来生物『オオキンケイギク』について

・特定外来生物『セアカコケグモ』について

・特定外来生物『ヒアリ』について

・特定外来生物『オオキンケイギク』について

オオキンケイギクとは?

 キク科の多年生草本で、北アメリカが原産地です。5~7月に河川敷や道路沿いなどによく目立つ黄色い花を咲かせます。かつては緑化のために積極的に導入されてきたオオキンケイギク。しかし、その繁殖力の強さのため、日本古来の植物の生息域を奪っています。環境省は平成18 年2 月にオオキンケイギクを特定外来生物に指定しました。

特定外来生物とは?

 外来生物法により、飼育・栽培・保管・運搬・生息域を広げることが禁止されている動物や植物です。 オオキンケイギクはきれいな花ですが、河原などから持ち帰り、庭などに植えることは禁止されており、防除の必要があります。

防除方法について

 所有・管理する土地にオオキンケイギクを発見した場合には、防除にご協力をお願いしています。オオキンケイギクは、花が枯れた後も根が地中に残り、翌年同じ場所に生えてきます。そのため、防除方法は抜き取りが理想です。また、防除は種子が実る前に行うとより効果的です。抜き取った後天日にさらし、枯死させたうえでビニール袋などに梱包して運んでください。

オオキンケイギクの防除を進めるためのリーフレットを鳥取県が作成していますので、参考として活用してください。

外来種防除(鳥取県緑豊かな自然課への外部リンク)

・特定外来生物『セアカコケグモ』について

 オーストラリア原産の特定外来種「セアカゴケグモ」が県内各地で見つかっています。セアカゴケグモは毒を持つため、咬みつき被害に注意が必要です。

 セアカゴケグモの特徴や対処法は以下のとおりです。発見した場合には、十分にご注意ください。

特徴

  • メス:体長12~15mm 全体的に黒色。腹部が球形で、背中に赤色の砂時計のような模様。

              神経毒あり( 咬まれると、激しい痛みや嘔吐、腹部痙攣などの症状をともないます。)

  • オス:体長3~4mm 全体的に少し褐色。腹部はやや細く、背中に赤色の砂時計のような模様。

      毒はなし

  • 日のよく当たる場所で地面に近い隙間やくぼみに巣を作ります。

対処

セアカゴケグモを発見した場合は、素手では触らないでください。

発見された周辺の点検を実施する必要がありますので下記の機関にご連絡ください。

  • 鳥取県自然共生課(0857-26-7872)
  • 鳥取市生活環境課(0857-30-8082)

 駆除する場合は、市販の殺虫剤が効果的ですが、熱湯をかける、靴で踏むなどの物理手段も有効です。

 万一、咬まれてしまった場合は、病院にセアカゴケグモに咬まれたことを伝え、受診するようにしてください。

鳥取市内での発見例

平成28年9月23日

気高町新町の事業所敷地内にて約30匹のセアカコケグモを発見し駆除しました。

ケガ人はありませんでした。

その他鳥取県内での発見例等

(参照)鳥取県緑豊かな自然課 外来生物対策

・特定外来生物『ヒアリ』について

 国内の港湾施設等で、特定外来生物のヒアリが発見されています。

 ヒアリは強い毒を持っており、刺されると体質によっては重度の症状となる場合があります。

 特徴や対処法については、以下のとおりです。万が一発見された場合は、十分ご注意ください。

ヒアリの特徴

  • 体長は1.5mm~4.0mmほどで、赤褐色~茶褐色。
  • 腹部に2つのこぶ、おしりに毒針があります。
  • 裸地や芝生など開けた空間に生息、土で大きなドーム状のアリ塚を作り、集団で生活します。
  • 攻撃性が強く、棒などで塚をつつくと、集団で襲い掛かります。

(参考) 

環境省HP 特定外来生物ヒアリに関する情報

鳥取県自然共生課HP 特定外来生物「ヒアリ」について

ヒアリを発見したら

 怪しいアリを発見しても冷静な対処をお願いします。

 上記の特徴に照らしてヒアリの可能性が高い場合には、刺されないよう十分注意して、下記機関へ通報してください。

  • 環境省ヒアリ相談ダイヤル 【電話】0570-046-110
  • 鳥取県庁自然共生課 【電話】0857-26-7872 
  • 鳥取市生活環境課 【電話】0857-30-8082

ヒアリの駆除方法

 刺されないよう十分注意して、熱湯や市販のスプレー式殺虫剤で殺虫処理してください。

 具体的な駆除方法については、環境省「ストップ・ザ・ヒアリ」をご参照ください。

ヒアリに刺されたら

 ヒアリに刺された場合、熱いと感じる激しい痛みがあります。発汗、激しい動悸、息苦しさを伴うこともあります。また、かゆみ、膿、はれ、じんましん、アレルギー症状が重篤な場合はアナフィラキシー症状(呼吸困難、血圧低下、意識障害)を引き起こす可能性があります。異変を感じた場合は、直ちに医療機関を受診してください。その際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝えてください。

 

このページに関するお問い合わせ先

環境局 生活環境課
電話番号:0857-30-8082
FAX番号:0857-20-3918

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