令和7年7月25日市長定例記者会見録登録日:
令和7年7月25日午前10時から、麒麟Square2階 多目的室1
令和7年7月25市長定例記者会見
会見項目
2 麒麟のまち圏域の聖地を巡って撮影し、インスタグラムで投稿 ~ ガチャっとまわろう!麒麟のまちフォトラリー ~
3 岩国市姉妹都市提携30周年・郡山市姉妹都市提携20周年記念事業 岩国市長・郡山市長の鳥取市訪問について
質問項目
市長
皆さん、おはようございます。会見項目に入る前に、2点触れさせていただきます。
まず、今月の23日から8月20日まで、中国5県を中心に、令和7年度全国高等学校総合体育大会、インターハイが開催され、本市でもホッケー競技と相撲競技が開催されます。
ホッケー競技については、八頭町との合同開催となり、8月2日から6日までの5日間、布勢総合運動公園と八頭高等学校で開催され、選手・観客合わせて約4,100人の参加者を見込んでいます。
また、相撲競技については、8月8日から10日までの3日間、鳥取県民体育館で開催され、選手・観客合わせて約1,700人の参加者を見込んでいます。
ホッケー、相撲ともに、さきに開催された全国高等学校選抜大会で八頭高校、城北高校が優勝されるなど、順調な仕上がりであると伺っています。地元の皆様の応援を力にしていただき、開催地での活躍を大いに期待しています。
全国からお越しいただく多くの皆様を温かいおもてなしの心でお迎えし、高校生の皆さんが相互に親睦を深めていただき、大会スローガン「輝け君の青春 刻め努力の軌跡」にふさわしい大会となるように、本市としても全力で取り組んでいきたいと考えています。
次に、コインロッカー設置実証事業について、既に今月22日に資料提供していますが、いよいよ今日から10月26日までの3か月間、この実証事業を行います。この事業は、観光事業者の皆さんから御要望をいただき、6月議会に補正予算を計上していたものです。本市を訪れる外国人観光客は増加傾向にあり、その多くはキャリーケース等の手荷物を持参されていますが、鳥取駅や周辺に設置のコインロッカーが、休日を中心として不足している状況があります。また、多くの地域で夏休みに入り、大阪・関西万博、そして名探偵コナン鳥取ミステリーツアーなども開催され、本格的な観光シーズンを迎えるこの時期にコインロッカーを設置して、国内外から訪れる観光客の皆さんの利用状況等のニーズを把握する実証事業です。
今日から10月26日まで、設置場所はJR鳥取駅北口地下通路内、設置数は旅行バッグ等に対応した中型タイプが5個、キャリーケースなどに対応した大型タイプが6個の計11個で、中型タイプは1回1日600円、大型タイプは800円としています。また、期間中は鳥取駅構内にある国際観光客サポートセンターが様々な問い合わせに対応して、利用状況等のニーズを把握したいと考えています。
会見項目
市長
8月13日から15日まで、第61回鳥取しゃんしゃん祭が開催されます。13日の前夜祭ではすずっこ踊り、14日の一斉踊りは令和元年以来となる二部制で開催し、3,000人を超える踊り子の皆さんが華やかな傘の一斉美を披露されます。また、最終日の15日には市民納涼花火大会が開催され、祭りのフィナーレをにぎやかに締めくくります。
前夜祭は8月13日水曜日、18時から21時まで、風紋広場ですずっこ踊りに7団体203名の方が参加されるほか、鳥取しゃんしゃん鈴の音大使の引継ぎ式も行われます。
また、後でも触れさせていただきますが、姉妹都市の岩国市と郡山市の周年記念の物産ブースも設置されます。また、バード・ハットでは、とっとりリアル・パビリオン連携イベントとして、傘踊り体験やスタンプラリーが行われますし、山陰三ッ星マーケット、丸由百貨店、新鳥取駅前地区商店街振興組合が出店して、バード・ハットファミリー縁日も開催されます。
一斉傘踊りは、二部制と先ほど申し上げましたが、第一部は従来は16時からですが、こういった暑い日が続いているため、1時間変えて17時から18時50分まで若桜街道で、第二部は19時から21時まで、中心市街地の周回コースで行い、合計109団体3,222名の方に参加いただく予定です。昨年が97団体2,762人でしたので、今年は昨年に比べてたくさんの方に御参加いただくこととなっています。また、14日の一斉踊りの日には、様々なイベント等も予定されています。
また、最終日の市民納涼花火大会は、20時から21時まで千代河原市民スポーツ広場打ち上げ会場で行われ、今年の打ち上げ花火は約7,000発ということで、昨年が5,000発でしたので、今年は少し多い花火の打ち上げになると伺っています。
また、チラシをお配りしていますが、「鈴なる鬼ライブ!」、それからスターダストプロモーションオーディションなど、様々なイベントも予定されています。
また、熱中症対策として、クールシェルターを9か所、またクールミスト等を12か所設置します。特に14日の一斉傘踊りでは、熱中症予防啓発街頭呼びかけで、智頭橋きなんせ広場等で呼びかけを行うこととしています。それから、先ほど申し上げたように、16時から17時に一斉傘踊り第一部の開始時間を遅らせることで、熱中症対策にも取り組んでいきます。
2 麒麟のまち圏域の聖地を巡って撮影し、インスタグラムで投稿 ~ ガチャっとまわろう!麒麟のまちフォトラリー ~
市長
これは、麒麟のまち圏域の連携事業の一つとして実施し、麒麟のまち圏域の周遊と魅力発信を目的に行うものです。お配りしているチラシの裏面に、番号を1から30まで打っていて、仁風閣、余部鉄橋など、圏域のお勧めスポット計30か所を聖地として位置づけて、ここを巡って写真を撮影してインスタグラムで投稿していただくと、周遊ポイントがもらえるフォトラリーを8月1日金曜日から12月31日まで行います。このキャンペーンを通して、圏域にお住まいの方、圏域を訪れていただく方に新たな魅力発見の機会を提供することで、圏域への愛着度の醸成、認知度を向上させていくことにつなげていきます。
参加方法は、チラシに記載していますので御覧いただきたいと思いますが、「ガチャを回して、ポイントゲット!」ということで、ガチャを回してさらにポイントをゲットしていただくことになっていて、まずオールコンプリート賞として、一番早くこの30か所全ての聖地のポイントを獲得された方には2万円相当の賞品を、それから獲得周遊ポイント上位7名の方に2万円相当の賞品、それから、これらを受賞した方を除く全ての参加者の中から抽せんで30名の方に2,000円相当の賞品をお贈りします。多くの皆さんにこの取組にぜひ御参加いただきたいと思っています。
3 岩国市姉妹都市提携30周年・郡山市姉妹都市提携20周年記念事業 岩国市長・郡山市長の鳥取市訪問について
市長
鳥取市と岩国市は、1581年、天正9年に、鳥取城主の吉川経家公が羽柴秀吉との合戦の際に自らの命と引き換えに家臣や住民の命を救って、その後、吉川経家公の御子孫が岩国藩の家老を代々務められた歴史的なえにしにより、平成7年10月13日、姉妹都市提携を行い、現在まで様々な分野で交流を続けています。
また、鳥取市と郡山市は、明治時代に約270名の鳥取士族の方が安積開拓のために郡山の地に移住され、大変な苦労の末に開拓事業を成し遂げられた御縁があり、平成17年11月25日に姉妹都市提携を行い、郡山市とも現在まで様々な分野で交流を続けています。
今年は岩国市、郡山市、それぞれ姉妹都市提携30周年、20周年という節目の年であり、これらを記念して、両市の市長さんに8月13日と14日に鳥取市にお越しいただき様々な行事を行います。まず、8月13日には、両市との交流を紹介する巡回パネル展を御覧いただくこととなっており、麒麟Square1階情報スペースで行います。また、鳥取市の広報番組の収録を、このコミュニティチャンネルスタジオで行った後に、第61回鳥取しゃんしゃん祭の前夜祭に出席いただき、御挨拶をいただく予定です。また、その後はしゃんしゃん傘踊りの体験も行っていただき、翌日の8月14日には、鳥取砂丘砂の美術館、鳥取民藝美術館、旧吉田医院の視察をいただくこととしています。
また、今後の主な周年事業ですが、8月には姉妹都市提携の記念事業として、姉妹都市の市民の皆様を対象として、鳥取市の施設の入館無料キャンペーンを行います。また、9月には第26回鳥取三十二万石お城まつりに岩国市、郡山市、両市から物産ブースを出展いただきます。
また、10月11日だったと思いますが、郡山市を私が訪問させていただき、ちょうどこの10月11日は、こおりやま産業博の開会式がありますので、そちらに出席させていただく予定です。また、11月2日には、吉川経家公のメモリアルイベントが市民会館で行われます。こちらはトークショーや音楽朗読劇などが予定されていますので、この機会にぜひ多くの皆様に、この両市との交流の歴史や経過等について触れていただければと思っています。
市長
昨年に引き続き、「こども未来会議」を開催します。これは、鳥取市議会の議場を会場に、子どもたちの意見を聞く取組として開催するものです。児童の皆さんは提案したいテーマでグループになって、グループごとに市議会議員の皆様と色々お話していただき、その後に市議会議場でこども議員として私に色々提案、質問をいただく取組です。テーマは、「小学校の生活について」「鳥取市の子育てについて」「鳥取市の防災について」「鳥取市のまちづくりについて」、これら4つのテーマについて、それぞれグループワークを行って提案いただきます。
この議場での提案は、8月5日15時からで、鳥取市の、今回は南ブロックの小学校より応募いただいた32名の児童の皆さんに参加いただきます。市議会からは10名の議員さんに参加いただきます。
昨年のこども未来会議で色々御提案いただいたものについては、できる限り実施、対応できるように取り組んでいます。例えば、子どもたちが気軽に集まって交流できる場所が欲しい、学校や家庭ではない、そういった場所をぜひつくってほしいという提案に対しては、市内の地区公民館60館、それから分館の中で既に28館が放課後にロビーや談話室、図書館などのオープンスペースや、空いている部屋を子どもたちに開放しており、提案いただいたことは、できるところから実現していくようにしています。
また、災害時にペットと一緒に避難できるようにという提案があり、これについては、既に昨年度の市職員の災害訓練の一環として、動物を使って、ペットと一緒に避難する想定の下の訓練を実際に行いました。
今回も色々な提案をいただくことになろうかと思いますが、できる限りそれが実現できるように、しっかりと取り組んでいきたいと思いますが、何よりも子どもたちの色々な御意見、御提案をしっかり真摯に受け止めさせていただきたいと思っています。
質問項目
西海記者(読売新聞)
冒頭のコインロッカー設置事業ですが、改めて、この事業をやる意義というか、3か月やって、例えばニーズがあったら今後も置いていくことになるのか、実施はまだこれからということですが、その意義を改めて伺いたいと思います。
市長
まず、意義ですが、今、本市を訪れていただく外国人観光客は増加傾向にあり、一般的にはキャリーケース等、大きな荷物を持って移動されている方が多いと思っています。特に休日などは周辺のコインロッカーも不足している状況がありますので、そういったニーズがこれからあるのかどうかを確認することが一つ大きな目的です。
また、そういったニーズがやはり多くあるという検証結果になると、基本的にはJRさんのほうでコインロッカーを増やしていただくよう要請することになろうかと思いますが、その必要性、量的にどれぐらい必要なのかということも、改めてこの事業の中で検証を行って、鳥取市としてもできる範囲で対応していきたいと考えています。
西海記者(読売新聞)
しゃんしゃん祭ですが、参加の団体、人数等、昨年よりも増加しているということで、昨年よりさらに盛り上がりを見せるかと思うので、そこへの何か意気込みを一言いただけたらと思います。
市長
第61回ということで、昨年が大きな節目の60回でした。この60回も、コロナ禍を経て、色々な形でこのしゃんしゃん祭をつないできた、そのような中での一斉傘踊りということで、昨年は2,762名の方でしたが、ピーク時には4,000名を超える多くの皆さんに参加していただいており、今年は3,222名、新たに参加していただく連が8連あり、昨年度よりもさらに多くの皆さんにこのしゃんしゃん祭を知っていただき、参加していただこうという機運が高まってきているように思いますので、そういったことを大切にしながら、この祭りを将来に引き継いでいけるように、この第61回を盛会裏に開催できるように、しっかりと振興会の皆さんと一緒に、また協力いただいている皆さん、参加いただく連の皆さんと一緒になって盛り上げていきたいと考えています。
中村記者(日本海新聞)
しゃんしゃん祭の熱中症対策ですが、本年度の新たな取組はありますでしょうか。
市長
熱中症予防啓発街頭呼びかけで、塩タブレットを400個配布して啓発活動を行います。それからもう一つは、先ほど申し上げたように、従来は第一部が16時からでしたが、これはまだ暑い時間帯になりますので、もう少し繰り下げて、1時間遅れの17時からとさせていただきます。
また、少し休憩時間を取ったり、水分を補給していただくことに意を用いていくことも大切ではないかと思っていますので、当日の天候、気温等によりますが、熱中症に皆さんがならないように注意を払っていきたいと思っています。
中村記者(日本海新聞)
以前は午後4時からだったと思うのですが、第一部が午後4時からたしか6時半か6時ぐらいまででしたかね、以前は。
市長
そうですね、始まるのが16時からだったのですが、今回は17時からとさせていただきます。
中村記者(日本海新聞)
あと、コロナ禍のときにはだいぶ団体が少なかったですが、順調に増えてきて、昨年より500人ぐらいですかね、増えていると思いますが、ピーク時は4,000人だったということで、ただ、増えることはとてもよいことだと思うのですが、だんだん増えてくると、連と連の間隔が狭くなって踊りにくいということもあります。
市長
そうですね、だんだん周回コースが少し窮屈になったりという状況は出てくると思います。
中村記者(日本海新聞)
まだ祭りは始まってないのですが、今後、この連の数が増えたり、参加人数が増えてきたときの対応はどのようなものが考えられますでしょうか。
市長
やはり増えていただくのは非常にありがたいですが、若桜街道、智頭街道等はそう広くはありませんので、その辺りを工夫していくことが求められると思いますし、周回していただくときに、少しその辺りを調整していくことも必要になってくるのかなと思いますが、参加いただく連の数や参加人数を踏まえて、その辺りは我々が対応していく、考えていくことになろうかと思います。現在のところはスムーズに巡回していただける連の数や人数であると考えています。
中村記者(日本海新聞)
姉妹都市提携の記念の事業ですが、2年前でしたかね、釧路市との60周年の記念事業があって、色々な姉妹都市との記念事業がまたあると思うのですが、こういった周年の記念事業のときには大々的に色々な取組をされると思いますが、市民の皆さんに、多分姉妹都市ってどこですかと聞いたときに、周知がなかなかできていない状態だと思います。日頃から姉妹都市はこういった歴史があるのですよと周知していく必要性もあると思いますが、いかがでしょうか。
市長
その必要性はありますし、とても大切なことです。やはり姉妹都市との交流の歴史だけではなく、鳥取市の歴史を市民の皆さんに改めて知っていただく機会になろうかと思いますので、色々な機会を捉まえて、姉妹都市との歴史やつながり、現在までの交流の経過、そういったものを市民の皆さんに御認識いただく機会をこれからも考えていかなければならないと思っています。
今回もパネル展をこの麒麟Square1階で行うことにしていますが、こういったパネル展等にも多くの皆さんにお越しいただき、改めて岩国市、郡山市との姉妹都市の経過、歴史等について触れていただきたいと思っています。
中村記者(日本海新聞)
ちなみに、市内の小・中学校で何か姉妹都市に関することを教えるというか、そういった授業や事業はありますでしょうか。
市長
これは、例えば一昨年ですかね、釧路市では授業の中に取り入れておられて、両市で行っているところですが、なかなか、まだ十分でないところもありますので、教育委員会等とも相談して、郷土愛を醸成していく中で関連がありますので、児童生徒の皆さんにも、この姉妹都市との歴史等知っていただく機会をさらにつくっていきたいと思います。
中村記者(日本海新聞)
会見項目にはないのですが、先日、7月20日に参院選の投開票があり、鳥取県内の投票率がずっと下がり続けていたのが上がったということだったのですが、この振り返りというか、参院選の投票率や、全体の何か所感があればお願いします。
市長
まず、投票率については、今、物価高騰や、色々な状況があります。トランプ関税の関係等もありますし、争点になったのはそういった色々生活に関わる身近な課題があったことも一つの要因ではないかと思っています。全体となると、やはり政権与党が参議院でも全体で過半数を割ってしまったという結果になったことが、この参院選の大きな一つの特徴だったと認識しています。
西海記者(読売新聞)
会見項目以外になりますが、名古屋市と横浜市の教員が児童の画像を盗撮していたという事件があって、名古屋市の場合は市立小・中学校の教員に対して調査をすると。横浜市の場合は市立の学校に不審物がないか、教室やロッカーを教職員が点検する対策をするということで、鳥取市のほうで、そういう事例がないと信じたいのですが、鳥取市として何か対策を取られたりなどはありますでしょうか。
市長
事例があったら大変なことですが、そういったことは教育委員会から鳥取市へ報告を受けていませんし、私もそういったことはあってはならないことだと考えていますし、何か改めて教職員の方にそういう周知をしたり啓発をしたりという以前の問題ではないかと認識しています。
西海記者(読売新聞)
では、現時点で名古屋の事件を受けて鳥取市で動きを何かするというのは、今のところ、予定はないということでしょうか。
市長
はい、教育委員会のほうからは、特に私は報告は受けていません。
ダウンロード
このページに関するお問い合わせ先
電話番号:0857-30-8008
FAX番号:0857-20-3040