鳥取市若者会議活動報告会

Aグループ「観光振興による鳥取市の活性化について」

発表者:Aグループリーダー 市村恵介

[発表]

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Aグループのテーマは、「観光振興による鳥取市の活性化」に決定しました。

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テーマ決定の経緯としては、グループ会議においてブレーンストーミングによって、鳥取市に対して日頃感じている問題点、課題、関心をもっていること等を出し合った結果、市街地活性化と観光の2つに多くの意見が出ました。

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その中で取り組みたいテーマについて1人1つずつ出し合った結果、市街地活性化と観光の2つの柱となりました。

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観光を活性化させることで、経済、産業が活性化され雇用も創出され、さらに、魅力あるまちづくりをすることによって、定住も促進されます。2009年に姫路・鳥取線が開通されますので、これにより交通インフラが整い、近隣県からの観光客が見込まれます。

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このような状況において、観光を取り扱うことは鳥取市にとって重要であるとの結論に達しました。鳥取市の活性化のために観光の役割を重視してやっていこうということになり、テーマが決定しました。

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実際の活動にあたり、まずメンバーがデータを収集し、現状把握に努めました。資料にありますが、鳥取県は日帰りの観光客が圧倒的に多いことがわかります。

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中国地区別の観光客数をみると、鳥取は圧倒的に少なく、隣の島根県の3分の1程度です。近隣県からの観光客が多数を占めることもわかりました。

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鳥取県の中では、鳥取砂丘を中心とした東部が4分の1を占め、県内でも主要な観光スポットであることがわかります。

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次に勉強会として鳥取市の方に講師を依頼し、鳥取市の現状について説明を受けました。その中で、鳥取市は第8次総合計画の中で、観光客数を2倍にするという目標に取り組んでおられます。具体的には、鳥取砂丘イリュージョン、砂の美術館ということで、市民と行政が一体となって魅力ある観光に取り組んでおられるということです。

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昨年の11月から1月までの砂丘エリアの観光客は11万6千人あったというお話があり、その構成が、県内と県外の比率が1対1、発地別でみますと、県内東部から43%、関西地区から23%で、比較的関西地区からの観光客が多いという印象を受けます。

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また、観光客数、宿泊客数ともに8月が多く、8月にイベントとタイアップすることにより観光客の定着化が図られるのではないかと考えます。

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鳥取市への交通機関は、列車等に比べ自家用車が圧倒的に多く、姫鳥線の開通により近隣県からの自家容用車を使用した観光客の増加が見込まれ、力を入れていく必要があるとわかりました。

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観光ニーズのトップ3が、温泉、食事、自然・景勝地ということで、鳥取市にはトップ3がすべてありますので、資源を活用して観光の発展が見込めるのではないかと思います。

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さらに、山陰地区の観光地に関する調査ですが、知名度では鳥取砂丘が1番で、出雲大社や姫路城をおさえての魅力的な観光スポットであることがわかります。

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観光ニーズの1位である温泉については、東部は5位となっておりますので、温泉地について活性化対策を行う必要があると思われます。

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まとめとして、鳥取市の入り込み客数は増加傾向にあり、鳥取砂丘・賀露周辺が主要な観光地である。自家用車でのアクセスが圧倒的に多いという特性がわかりました。

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現状課題としては、3つあり、鳥取砂丘はメジャーなブランドであり鳥取市最大の観光資源でありますが、それに付随的な魅力であるお土産、食事などの評価が低いこと、鳥取砂丘のみしか知られていないため通過点となり観光地の魅力が発信できていないというPR不足。鳥取県自体が知られていないことと、遠いというイメージがあることがわかります。

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鳥取市民にとって砂丘は当たり前のものであり、県外から見れば優れた観光資源であるにもかかわらず、市民が魅力に気づいていない。さまざまな取組がなされていますが、観光業者、市民が付いてこない、市民間で温度差があることがわかります。観光というのは、内と外の働きかけが重要で、県外への情報発信やPR、地域での活動、市民がまちに誇りを持つために資源の再確認、もてなしの心などで県外からの観光客をもてなすということの両立が必要であると教わりました。

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今は現状を把握しようとしている段階ですが、先日お袋市に視察に行きました。これは中心市街地活性化を目的として商工会議所が開催しているものですが、将来的には観光素材の一つになればということでやっておられる活動です。

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地元の食材のバリエーションが多いことと価格が安いこと、農家の方と直接おしゃべりをしながら買物ができることでアットホームな時間を過ごせました。一方で、休憩スペースがなく、お年寄りには不便な面もあるのではないかという意見もありました。

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Aグループは、マスコットキャラクター「アクションくん」をつくりました。Aグループの「A」からとりました。より主体的に活動に取り組んでいこうということで、お米とらっきょうをモチーフにして、髪の毛は稲穂をイメージしています。Aグループのシンボル的な存在として一緒にやっていこうと思います。個人的には「卵」のイメージも含ませていて、若者会議が終わる頃には何か「産まれる」のではないかと思っています。

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今後は、いろいろな観光スポットに行き、現状把握と課題の抽出をし、具体的な方策を考えていきたいと思っています。以上です。

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↓質疑

[質疑応答]

Q1 Cグループでも観光というのがでたのですが、難しくてやめました。Aグループの到達点としてどういうことをめざしてやっていこうと考えておられますか。

A1 まだ未定です。やれるところまでやろうというところです。

Q2 アクションくんは対外的な活動に参加されるのでしょうか。

A2 アクションくんの活用方法については未定ですが、グループ内ではTシャツを作ろうかと考えています。Tシャツを作って一体感をもって、アンケート調査等の活動をしようかと考えています。

Q3 今までの議論の中で、鳥取市の面白くないところやこうしたらいいのにというような具体的な意見がありましたら教えてください。

A3 鳥取市は砂丘以外に海や山などの豊富な資源を持っていますが、山ならグリーンツーリズム、海ならいか釣り、マリンスポーツなどありますが、そういったものを定着できないかと考えています。

Q4 鳥取には、いろいろな「ゆるキャラ」がありますが、アクションくんはもっとゆるくてもいいと思います。立体にしたときにどうなるか楽しみです。

A4 髪の毛でちょっと「ワイルドさ」が出たかなと思いますが、これからマスコットキャラクターは増えていく可能性もありますので、次回の参考にさせていただきます。

Q5 鳥取は雨の日や、風の強い日が多いですが、そういったときには、砂丘以外の観光スポットがあればいいと思いますが、その辺はどのようにお考えですか。

A5 まだグループの中でその問題に対する意見はでていませんが、今後の活動の中で、そういった面にも取り組んでいけたらと思います。

グループ会議でも、1つの観光地に行けなくなったときに、その次の観光資源に行けない、それぞれの観光資源が連携されていないという話が出てきています。Aグループでは、観光資源の連携をとって鳥取市の観光をまとめていこうと考えています。

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