鳥取市若者会議活動報告会

Cグループ「若者が集い、交流する仕組み作り」

発表者:Cグループリーダー 辻堅太郎

[発表]

1

Cグループのテーマを決定した経緯は、他のグループと同様にKJ法でブレーンストーミングをして、一番多かったのはAグループと同じ観光でしたが、その他に、娯楽や中心市街地の活性化などいろいろ出ましたが、それをすべてつなげるキーワードとして「若者が集う」ということと「交流」をいれました。

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2

現状として、少子高齢化と若者の県外流出により、地域に住む若者の数が減少していることと、若者が少ないにもかかわらず、拡散しています。例えば、市内の鳥取大学と鳥取環境大学は湖山と若葉台で離れており、それぞれ県外出身の学生が多いため、多くの学生は大学周辺に住み生活してしまうため、大学間での交流がしづらいということがあります。

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3

県の最新の人口の移動調査で、県外流失の中で20歳から25歳までが一番多く流出しています。次いで、25歳から30歳、その次に30歳から35歳が流失しており、若者層が多く流出していることがわかります。

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4

市町村別だと、鳥取市はワーストで1年間に500人以上流出しています。

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5

我々の提案は、若者が集い交流できるようにするためのソフト、サービスをつくります。その理由は、若者自身が交流して意見交換をしたり、若者自身のそこに住む生き甲斐を創出しようというものです。具体的には、市内の低・未利用地を活用します。鳥取の中心市街地の空き店舗率が約20%で、公共施設もあまり使われていないという現状もありますので、そういった場所を活用します。活動として、今年度内に、事業を1つないし2つ、最大で3つ行います。

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6

活動計画として、これからどういった具体的な仕組み、効果について調査し、サービスについてのニーズ、他の企業や自治体が行っていないか調査します。それに加えて、グループのメンバーだけでなく、それぞれの所属団体や外部との意見交換を積極的に行います。7月か8月になるかと思いますが、事業の内容が固まり次第、先進地視察やヒアリングを行いたいと思います。

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7

9月から12月にかけて、事業を実施する予定です。

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8

年末から来年以降にかけて外部及び内部の事業評価を行い、事業の効果、継続の必要性、課題等を検証し、最終報告書にまとめたいと思います。事業内容は、これから決定していきたいと思います。

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↓質疑

[質疑応答]

Q1 鳥取市でも人口増加対策に力を入れており、人口増加するためには定住対策や少子化などいろんな課題があります。少子化を議論する中で、未婚化、晩婚化の問題があり、出会いの場の創出についても合わせて検討していただきたいと思います。

Q2 若者が生き甲斐を持てるサービスをしていくということで、大変期待したいと思います。今までのグループ協議の中で、具体的な企画があがっていましたら教えてください。

A1,2 男女の若者が集えるパーティやウォーキング、食を生かした集いの場といったことがでています。

Q3 鳥取市内の若者はロードサイド店に行く方が多いようですが、その中で中心市街地の低未利用地を使用するということについてはどのように考えておられますか。

A3 中心市街地は候補地の1つと考えていただきたいと思います。確かに、若者は郊外に出かけますが、郊外に集うための施設を新たに作るのではなく、すでにある低未利用地を活用しようという考えです。このあたりの商店街も、空き店舗が2割近くありますので、そういった場所を活用しようというものです。

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