鳥取市の鳥登録日： 2008年3月4日

　鳥取市の「鳥取」の名は、水鳥を捕って朝廷に献上する役割を担った「鳥取部（ととりべ）」が住む「鳥取郷」に由来します。

　古代から鳥に縁がある本市は、鳥取市のシンボルとして「市の鳥」を平成19年10月1日に市制施行118周年記念式典において制定しました。

「オオルリ」

スズメ目ヒタキ科に分類される鳥。
オスは、頭から背、尾まで上面がコバルトブルーで、ほほからのど、胸、脇は黒く、腹は白い。
美しい鳴声で知られる鳥で、ウグイス、コマドリと並んで、日本の三鳴鳥といわれています。
本市では、春から秋にかけて市内全域に生息しています。
特に、樗谿公園大宮池周辺、袋川・佐治川・河内川などの市内各河川の上流域でよく見かけられます。

制定の経過

　市の鳥の選定には、市の鳥選考委員会が候補として挙げた12種類の鳥を、市民の皆さんから、1,025通ものたくさんの応募をいただき、投票数の多かった鳥について慎重に審査した結果、次の理由から「オオルリ」を市の鳥に選びました。

• オオルリの鳴声は、日本の三鳴鳥（他はウグイスとコマドリ）といわれるほど美声である。
• コバルトブルーの姿が、鳥取の海と空の青さを連想させ、本市の自然の豊かさを表している。
• 青い鳥は、幸せを運ぶとされ、市民の幸せと鳥取市勢発展への希望を込めている。

♪　オオルリの鳴き声　♪

日本三鳴鳥のひとつ『オオルリのさえずり』を聞いてみてください。
※下記のダウンロードファイルを「左クリック」してください。

■協力先リンク：「ことりのさえずり」　http://pikanakiusagi.web.fc2.com/
　（音声ファイルの公開にご協力いただいているサイトのリンクです。）