鳥取市スマート・グリッド・タウン構想の取組更新日:
本市では、スマートグリッドを活用した都市づくりを通じて、地域の雇用創造につなげていくため、「鳥取市スマートグリッドタウン推進協議会」を平成23年2月に設立し、「鳥取市スマート・グリッド・タウン構想」を平成23年5月に策定しました。
当該構想では、再生エネルギー、スマートグリッド、植物工場の導入促進により、鳥取発の新たなエネルギーの地産地消モデルづくりを推進しています。
※当該構想は、平成27年8月から、本市のエネルギー産業の第2ステージとして「鳥取市スマートエネルギータウン構想」として、エネルギー事業を推進していきます。
1 スマートグリッドとは・・
2 鳥取市スマート・グリッド・タウン構想
3 若葉台地区スマート・グリッド・タウン実証事業
「鳥取市スマート・グリッド・タウン構想」の先行重点地域に位置付けられている若葉台地区において、23年10月に経済産業省補助金「次世代エネルギー技術実証事業」に「鳥取市若葉台地区スマート・グリッド・タウン実証事業」が採択されました。概要はつぎのとおりです。
■若葉台地区スマート・グリッド・タウン実証事業成果報告を以下の通りまとめました。
若葉台地区スマート・グリッド・タウン実証事業 ← こちらをクリックしてください(PDFデータ)。
(1)事業名
鳥取市若葉台地区スマート・グリッド・タウン実証事業
(2)事業の目的
CEMSによる一元管理でデータ収集し実証を行ない、団地内で再生されたエネルギーと生産された食料とを同地区内で消費される「ダブル地産地消モデル」を確立して、さらにとっとり型植物工場と、鳥取型スマートハウスを結び付けマインドレスポンス(※)指向の低炭素団地を実現するための実証を行う。 ※マインドレスポンスとは、「利用者マインドによるデマンドレスポンス」を略した造語
(3)事業期間
成23年度~25年度の3カ年
(4)事業の内容等
ア.事業の内容
- 鳥取オリジナルのお隣同士エネルギー融通システム(共同蓄電池の設置)に結び付けた鳥取型スマートハウス
- とっとり型植物工場(LED完全人工光型、太陽光発電高効率出力システム)
スマートハウス(オール電化タイプ)
イ.実施計画
23年度 |
24年度 |
25年度 |
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システム設計 |
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機器・システムの導入 |
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実証・データ収集 |
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分析結果のまとめ報告 |
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ウ.実証事業箇所図
出典:Google Earth
- 若葉台地区スマート・グリッド・タウンシステム実証事業説明パンフレット(PDF:1.8MB)←ダウンロードできます。
- 若葉台地区スマート・グリッド・タウン実証事業(平成23~25年度成果)
4 中心市街地・河原地区スマート・グリッド・タウン計画調査事業
「鳥取市スマート・グリッド・タウン構想」の先行重点地域に位置付けられている中心市街地、河原地区において、平成23年10月に経済産業省補助金「スマートコミュニティ構想普及支援事業」に採択され、再生可能エネルギーの導入・活用状況や今後のポテンシャルを把握し、当該地域のエネルギー消費構造を踏まえつつ、地域の実情に根ざしたスマートコミュニティ構築を進めるための事業化可能性調査(フィージビリティスタディ)を実施し、報告書にまとめました。
【鳥取市中心市街地・河原地区スマート・グリッド・タウン計画調査事業報告書 (全編)】
【鳥取市中心市街地・河原地区スマート・グリッド・タウン計画調査事業報告書(概要版)】
5 EVカーシェアリング事業(25年度~)
新たな交通サービスの創出、新たな生活スタイルの提供(マイカー所有からモビリティの利用へ)、新たなサービスの場の創出を目指すため、鳥取県と民間企業(智頭石油)と連携を図りながら、EVカーシェアリング事業を進めています。
EVカーシェアリングは、車の新しい利用形態で、会員になれば特定の車を会員間で自由に利用できる仕組みです。レンタカーより、生活の場に近い場所で、24時間いつでも利用・返却が自由、予約は携帯、パソコンで行い、車のドアの開閉はカードで操作が可能なので、レンタカーの利便性を発展させたものだということができます。
本事業は、平成25年度に、鳥取県では初となるEVカーシェアリングを鳥取市で開始し、その後さまざまな箇所にEVカーシェアリング拠点施設が開設されており、新たなEVビジネスが定着しつつあります。
【EVカーシェアリング事業の詳細は・・・】
鳥取県商工労働部商工政策課「とっとりEVカーシェア推進事業」 ←こちらをクリック
智頭石油「カーシェアリング」 ←こちらをクリック
をご覧ください。
6 「全国発!県全域・産官学連携で行う鳥取式EVシェアリング」実証事業実施中!!(24年度)
EVの普及等を見据えた給油所で新たなビジネスモデルへの転換を図るための実証事業である「給油所次世代化対応支援事業(経済産業省補助金)」に給油販売業者の智頭石油(株)(鳥取市富安)と(株)岡田商店(米子市)が24年度に申請し採択されました。鳥取市は鳥取大学と共に協力機関としてこの事業に参加しています。
24年10月よりEVを10台導入し、利用しやすいレンタル料で多くの人にEVのよさを体感してもらい、EV普及につなげる新たなビジネス展開を行う実証事業を産学官連携して行っています。
みなさんもぜひ格安レンタル料で利用できるEVを利用し、EVのよさを体感してください。
実証事業の内容については、智頭石油のHPをご覧ください。
http://www.chizu-sekiyu.com/rental/
7 EV(電気自動車)普及について
低炭素社会の形成による「快適・環境都市 とっとり」の実現を図るため、本市ではEV(電気自動車)用急速充電施設の整備を行っています。
平成23年10月に「道の駅神話の里白うさぎ」、平成24年4月に「サンドパルとっとり(鳥取砂丘情報館)」、平成25年3月に「市営片原駐車場」「道の駅清流茶屋かわはら」で利用ができるようになりました。
詳しくは、↓をクリックしてください。
8 「日産自動車道の駅EV活用プログラム」で「道の駅清流茶屋かわはら」にEVと電力供給システムが贈呈されました
この事業は、日産自動車が、全国各都道府県に各1箇所、47の道の駅に日産リーフと電力供給システム「LEAF to Home」を無償提供するものであり、鳥取県では唯一この道の駅清流茶屋かわはらが選ばれました。
日産自動車には、24年度に、同道の駅に急速充電器本体も寄贈いただいています。
道の駅清流茶屋かわはらは、本市の災害時避難箇所として指定されており、日産リーフとLEAF to Homeを活用して非常時でも電気を供給できるよう整備されたことで防災機能が高まりました。
また、同道の駅では、観光ツアー、田舎塾など年間通じてさまざまなイベントを行っており、イベント時に日産リーフを活用して電気自動車のよさを広くPRを行い、EVの普及につなげていきます。
寄贈された日産リーフ
9 省エネ事業の取組(EV急速充電器の電気代削減)
エネルギーコストの削減や温室効果ガス排出量の削減につなげるため、現在省エネ対策が進められています。また、ESCO事業者等省エネ技術を提供する、「省エネビジネス」も全国的に広がりつつあります。
鳥取市においても、省エネ対策を進めながら、省エネビジネスによる地域経済の活性化、雇用の創出を図る必要があります。
このたび、省エネ対策、省エネビジネスを広く展開していくきっかけとして、鳥取市が設置したEV急速充電器の電気代を削減する省エネ事業を平成26年度から行います。
詳しくは、↓をクリックしてください。
このページに関するお問い合わせ先
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