鳥取市

平成26年5月23日の市長定例記者会見録登録日:

平成26年5月23日午前9時30分から、市役所本庁舎3階市政記者室

発表項目

質問項目

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会見の全容

発表項目

1 6月1日付け組織改正及び人事異動にあたって

市長

 最初にこのたびの定期人事異動、組織の改編、見直しについて、少しだけ触れさせていただきたいと思います。
 6月1日付の組織改正、人事異動につきましては、既に今月19日に内示ということで発表させていただいています。改めまして考え方等について少し触れさせていただきたいと思います。
 私も選挙期間中、選挙に臨むに当たりいろいろ訴えさせていただいてきました。その中で、鳥取市として観光資源等も含めて情報発信、シティーセールスについて強化をしていきたいと申し上げてきました。このたびの人事異動、組織改正につきましても、このあたりを強化したいと思ったところであり、次長級の戦略広報監を広報室長専任とし、それから広報室にシティーセールスの担当職員を配置しました。この広報室だけでなく、全庁的、横断的にこういった取り組みをしていきたいと思っています。鳥取市や観光資源のPR等々は複数の課にまたがっていますので、これを効率的、効果的にやっていきたいと思っています。
 また、現在、第9次の総合計画についていろいろな事業を展開していますが、次の総合計画、第10次の策定等もあります。現在、総務部行財政改革課で所管していますが、これは企画推進部で担当したほうがいいのではないかということで、そのあたりも少し見直しをしています。企画調整課の職員を増員し、総合計画の担当をこちらに持っていくといった見直しもしています。
 それから、行財政改革につきましても、第6次行政大綱を策定する、そういった時期にありますので、財産経営課等も連携をしながらやっていきたいと思っています。行財政改革課の係長、主任に財産経営課の兼務をさせるということで、横断的にそのあたりを所管できるような、そういう体制にしたところであります。
 それから、滞納整理室を徴収課の検収係とあわせまして債権管理課という新しい課としてこのたび組織改編を行ったところでありますし、国保のほうも、医療費適正化推進室、こういった部署の新設をしたところであります。
 それから、市民税課がふるさと納税を担当していますが、こちらにふるさと納税の専任の係も新たに設けたところであります。
 それから、生活保護についてですが、法定でケースワーカー1人につき80ケースが目安になっていますけれども、非常に保護率が高くなり、ケース数がふえていますので、係を保護第四係まで新たに設置し、また自立助長のために支援をする生活支援係を位置づけたところであります。
 そういった考えでこのたび組織改編、人事異動を行ったところであります。

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2 市民に愛され「くる梨」利用者が300万人突破!

市長

 「くる梨」についてでありますが、利用者が300万人を突破し、今月29日に300万人の突破の記念セレモニーを実施させていただきたいと思っています。場所は鳥取バスターミナルの0番乗り場で、時間は9時から30分ぐらいを予定しています。「くる梨」につきましては、平成14年の10月に実証運行を開始し、平成16年1月から本格運行に移行しました。25年4月からは緑コースの新設をいたしまして、非常に利用者数がふえていき、昨年度、25年度の利用者数が36万3,391人ということで、過去最高であります。こういった状況もあり、運行開始から300万人が突破いたしました。これからも中心市街地の回遊性を高めていくということと、市民の皆さんの利便性を向上させていくという目的に沿って、「くる梨」の運行を続けていきたいと思っているところであります。

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3 鳥取しゃんしゃん祭が今年50周年を迎えます

市長 

 第50回鳥取しゃんしゃん祭であります。この祭りは昭和39年から始まり、ちょうど今年が50周年という、非常に節目の記念すべき年の祭りです。このたびポスターができましたので、皆さんに発表させていただきたいと思います。例年より少し色調が変わったものになっていまして、50という、こういったロゴを中心に作成しています。
 8月9日から15日まで、しゃんしゃんウイークということで、この期間中には、いろいろな取り組み、イベントを予定しています。まず初日には50周年の記念式典を行いまして、オープニングパレード、傘踊りコンテスト、それから様々なパフォーマンス、最終日は花火大会を予定しています。今年は国内の各姉妹都市の招致はもとより、ブラジル鳥取県人会の傘踊り愛好会の皆様を招待させていただく予定となっています。このブラジル鳥取県人会は、一昨年、設立60周年を迎えられました。ブラジル鳥取県人会が設立された経緯は、昭和27年4月に鳥取大火の際、ふるさと鳥取の支援目的として設立された県人会です。ブラジル、サンパウロでもこの傘踊りは非常に熱心に取り組まれている状況がございまして、県人会の会長さんからも、ぜひ参加をしたいというようなお話があり、それを受けて招待をさせていただこうとするものであります。
 そのほか、ギネスの世界記録挑戦、こういったことも今検討されているようであります。一斉踊りの関係の世界記録に挑戦していこうということであります。
 それから、ポロシャツとワイシャツのデザインもこのたび決まりましたので、発表させていただきたいと思います。3種類あります。1965年から2014年、50周年ということをデザインしたものもあります。ポロシャツが2,500円、それからワイシャツのほうが5,000円ということでありまして、各サイズがあります。販売はまちパル鳥取のほうで行っていますので、ぜひとも御購入いただければと思っています。それから、このしゃんしゃん祭の関連で、第16代の鳥取しゃんしゃん鈴の音大使の任命式を6月8日、ガイナーレ鳥取のホームゲームのキックオフの前にバードスタジアムで行わせていただきたいと思っています。任命証の交付、踊りの披露、それから第50回しゃんしゃん祭のPR等を当日させていただきたいと思っています。

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4 ふくべ「砂丘らっきょう」の100周年記念関連事業

市長

 福部の「砂丘らっきょう」は、大正3年、1914年に始まりまして、今年が100周年という節目の年に当たります。これを契機といたしまして、過去のいろんな歴史を振り返り、先人の皆さんのいろんな御苦労の道のり、取り組みに敬意を表しますとともに、鳥取県を代表する農産物ブランドである「砂丘らっきょう」を全国に広くPRをしていきたいということであります。「砂丘らっきょう」が福部町の特産品、名産品として末永くこれから維持、発展をしていくことを願って取り組む事業であります。
 まず、若手生産者の皆さんによる研究会を開催いただくということで、この研究会につきましては、既に今月、設置をされているところです。未来へつなぐらっきょう将来ビジョン研究会という名称でありますが、先進地視察等も含めて、シンポジウムの開催、こういったものも計画をしていただいているところです。それから現在に至るまでの歴史とか取り組みなどをまとめた、いわゆる記念誌的なものを刊行するといった計画もございます。
 また、新商品の開発ということで、これはラッキョウの皮ですが、ラッキョウを根切りして洗って皮ができるのですが、それを活用してつくだ煮にしようと、そういう取り組みをこれからしていくと。これが商品になるといいなと思っていますが、そういった新商品の開発を取り組んでいこうとしています。
 また、従来からの生産振興大会とか、それから鳥取砂丘のらっきょう花マラソン、こういったものは継続をして、今年も行っていくこととしています。
 今年の作柄でありますが、雪も少なく、比較的生育が順調であったということで、作柄は平年並み以上ということであります。1,655トンの収量を見込んでいまして、販売量も前年比の107%と、まずまずのでき、作柄ではないかと考えています。この後11時から、初荷の出発式が福部で予定をされていまして、私もこの後、参加をさせていただく予定としています。
 これからも、この鳥取を代表する特産品でありますラッキョウの生産振興にしっかり努めていきたいと思っています。販路の開拓・拡大、それから生産加工一貫しての6次産業化の支援とか、それからラッキョウの栽培をこれからやってみたいといった方、新規の就農者の方の支援、そういったものも強化をしていきたいと思っています。

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質問項目

5 第50回しゃんしゃん祭について

中村記者(日本海新聞)
 しゃんしゃん祭、50周年の記念大会ということですけど、先ほど市長が説明されました国内の姉妹都市やブラジル県人会の踊り子連の参加というのが一つの目玉ということになるんでしょうか。

市長
 はい。特にブラジル県人会の皆さんですね。

中村記者(日本海新聞)
 あともう1点、ギネスに挑戦するというのは、どういうことなんでしょうか。

市長
 これは、一斉傘踊りでの人数だと思うのですけれども、世界記録に挑戦しようということを、しゃんしゃん祭振興会でも検討しておられるようです。何か50周年にふさわしいようなものをひとつやってみようということで今伺っているところでございます。詳しい内容等は、まだ承知していませんが、ギネス、世界記録に挑戦をしていこうということで伺っています。またいずれ発表されるのではないかと思っています。

中村記者(日本海新聞)
 その2つが50周年記念大会の目玉イベントということでよろしいでしょうか。

市長
 そうですね。

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6 組織改正について

多賀記者(山陰中央新報)
 組織改正についてなんですが、情報発信を強化されるということで、全庁的、横断的な取り組みというようなことは、具体的にどういったものを。

市長
 そうですね、広報戦略については、広報室のほうが所管をしていますが、企画推進部の中の一セクションでやるということではなくて、例えば経済観光部の中でシティーセールス、これから企業誘致等も積極的に活動を展開していきたいと思っていますが、鳥取市のよさとか、そういうものをPRしていかないといけません。それは広報室だけでなくて所管課が直接やるというような場面も出てくると思います。観光振興もしかりであります。そういったことを連携して横断的にやれるような組織といいますか、そういったものを庁内でつくってみてはどうかと思っています。例えばよくあるプロジェクトチームのようなものもあるかもわかりませんし、横断的に連携してやるという体制をつくっていきたいと思っています。

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7 副市長人事

中村記者(日本海新聞)
 副市長人事ですけれども、これが6月定例会に向けて検討されているということでよろしいでしょうか。

市長
 6月定例会に人事案件として提案をさせていただきたいと考えています。

中村記者(日本海新聞)
 もうある程度人選は済んでおられるのでしょうか。

市長
 いや、まだ熟慮中といいますか、いろんな角度から検討している、そういった状況であります。

中村記者(日本海新聞)
 来週にはたしか6月定例会に提出される議案がほぼまとまるかと思うんですが、その当初提案ということになりそうですか。

市長
 できましたら当初提案がいいと思うのですが、いろんな観点から検討していかなければなりませんので、そのようにできるかどうか、まだ今のところ見通しは持てていない状況であります。

中村記者(日本海新聞)
 追加提案になる可能性もあるということですね。

市長
 視野に入れておきたいと思います。

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8 鳥取県・鳥取市政策連携懇談会 

瀬崎記者(山陰放送)
来週、県市の懇談会があるんですけど、今現在、知事に対してどのような印象をお持ちですか。

市長
 印象ですか。

瀬崎記者(山陰放送)
 はい、知事の印象ということで。

市長
 実は4月15日、就任直後にお伺いしまして、いろいろお話させていただきました。県と市町村で重なっているような仕事もあると思います。例えば中山間地域の振興とか企業誘致、地域の活性化、いろいろ重なっていますので、これからはより一層連携をさせていただいて、一緒にいろいろな取り組みをさせていただきたいと申し上げました。それは知事さんも一緒にやりましょうとお話をいただきましたので、その結果、こういった懇談会を開催したらどうかということになったと思っています。県と市の連携については非常に前向きにお考えいただいたと思っています。

瀬崎記者(山陰放送)
 いろいろやっていく上では、県と市の連携というのは非常に重要になっていくんですかね。

市長
 はい。やはりこれからますます重要になっていくと思いますし、鳥取県も大きな県ではありませんので、より一層そういった連携を強化していくことで効果が期待できるのではないかと思っています。

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9 市庁舎整備について

末次記者(山陰中央放送)
 市庁舎の問題ですけども、今現在進んでいるというような、そういう状況というのはあるんでしょうか。

市長
 まず、5月13日に市議会の特別委員会が開催されまして、いろんな議論がなされたところであります。また、6月定例会をこれから迎えようとしていますが、閉会中、開会中も含めて、この特別委員会が開催をされるのではないかというふうに考えていまして、議論が進展をしていくことを私たちも期待しているところであります。
 そして、執行部として私たちも、この庁舎の問題について市民の皆さんの御理解をいただく努力をこれからも重ねていく必要があると思っています。以前も申し上げていますように、出前説明会など、いろんな場面での広報、そういった努力をこれからもしていきたいと考えています。

末次記者(山陰中央放送)
 出前とかの日程等々は、まだ。

市長
 そうですね、今、庁舎整備局のほうで調整をしていまして、数件実施しようかという状況も今出てきています。日程調整の段階に入っています。
 それから、ホームページ等の内容も少しリニューアルして、わかりやすい内容に変えたり、内容を追加したり、こういった工夫をしているところであります。

中村記者(日本海新聞)
 関連してですが、先日、商工会議所さんとの懇談会で、新築移転を前提にした跡地利活用のことの検討も近々入るというようなお話を市長はされてましたけれども、何か委員会を立ち上げるというようなお考えなんでしょうか。

市長
 いや、そこまでは至っていませんが、新築移転ということであれば、あわせて、移転した後のこの本庁舎の跡地はどのようになるのか、どのような活用方策があるのかということを明示的に、わかりやすい形で示していくということで、市民の皆さんにも御判断、御理解をいただくということが必要ではないかと思っています。また、関係者の皆さん、地域の皆さんにもそういった議論の場、検討の場に参画をしていただくということもあるのではないかと思っていますが、まだ具体的なそういった委員会を立ち上げてというような考えには、まだ至っていません。

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10 組織改正について

平野記者(時事通信)
 組織改正のとこで、債権管理課のことで、全庁的に積極的に債権回収に取り組んでいくという方向だと思うんですけども、もっと具体的に、例えば集金をどれぐらいとか、数値目標とかは幾らでとか、これからどういうふうに積極的にやっていくかというのがあったら。

市長
 未収金で目標を立ててということが主眼だということでなくて、やはり滞納処分というのは非常に難しい仕事であります。専門的ないろんな知識も求められますので、効率的に、効果的にやろうということでありまして、何か目標を立てて、それを達成するというようなことに主眼を置いているということではありません。
 

11 可燃物処理施設の進捗状況

福田記者(NHK)
 ごみ処理場の進展ぐあいというのは今いかがでしょうか。

市長
 これも待ったなしの課題でありまして、私も就任後に地元に出向きました。実は最近も折々、地元のほうには出向かせていただいていまして、地権者の皆さん、関係者の皆さんといろんな話し合いを重ねてきているところであります。裁判の状況も少し注視をしていかなければなりませんが、スケジュールを考えると、もう待ったなしであります。これからも可能な限り、そういった地元の皆さんとお話をさせていただく、そういった機会をできる限り持っていきまして、理解をいただく努力を重ねていきたいと思っています。

福田記者(NHK)
 地元の方というのは、賛成、反対、どちらでしょうか。

市長
 どちらもということです。

福田記者(NHK)
 どちらもですか。出向いていかれているということですか。

市長
 はい。

福田記者(NHK)
 裁判の日程がこれから長引いたときの代替案というのを今検討しているとか、そこまでのお考えというのは、今のとこはないですか。

市長
 そうですね、裁判も一昨年、10月19日だったでしょうか、提訴がされて、もう2年近くになるというふうに承知をしています。御承知のように民事というのは平成10年以降、1年ぐらいで結論を出すというのが大体の流れだと思っていますので、少し長いのかなという感覚を持っています。
 証人喚問等もこれから行われるというような状況になっていますので、また新しい局面が展開していくのではないかと予測をしています。この裁判がこれからずっと長引いていくという状況にはないのかなと。あくまで私の個人的な、私見でありますけれども、そのように考えています。

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