鳥取市

平成26年6月26日の市長定例記者会見録登録日:

平成26年6月26日午後2時から、市役所本庁舎3階市政記者室

発表項目

質問項目

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会見の全容

発表項目

1 6月定例会を終えて

市長

 6月10日から開会し、17日間の会期で行われた6月定例会が今日の午前中に閉会をいたしました。補正予算、人事案件、いずれも議決をいただきましたので、早速この補正予算に盛り込んだいろんな事業について、しっかり進めていきたいと思っています。また、7月から副市長を初め新しい体制になりますので、市政の諸課題についてしっかりと取り組み、進めてまいりたいと考えています。
 一般質問は、御承知のように中核市の関係や、庁舎の問題、そして人口減少社会にどう対応していくのか、それから不適切な発言もあったりしましたけれども、33名の議員のみなさんからいろんな質問をいただきました。議場でお答えをさせていただいたとおりでありまして、市政の諸課題に今まで以上にしっかり、取り組んでいきたいと思いを新たにしているところであります。

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2 「すごい!鳥取市」始動!!

市長

 「SUGO!USAGI(スゴ!ウサギ)」をキャンペーンのキャラクターとして、7月4日から鳥取市の魅力を全国に発信をしていくキャンペーン、「すごい!鳥取市」がスタートします。このウサギの色は、市の花でありますラッキョウの花の色です。それから、右耳が、エクスクラメーションマークになっていまして、びっくりということで、「すごい」にかけてそういう耳にしています。鳥取のすごいネタを100ほど今準備していまして、これを食、人、もの、場所、暮らし、行事、こういう6つのカテゴリーに分けて紹介していきたいと考えています。今日からティザーサイトで、あと何時間で動き出すかというのを表示をさせていただいています。こういったことにより、さらなるシティーセールスに努めてまいりたいと考えています。
 このサイトにつきましては、「すごい!鳥取市」で検索していただきましたら、そこに行けますし、QRコードで探していただこうと思いますので、ぜひともごらんいただければと思います。

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3 この夏、砂の美術館で初上映「3Dプロジェクションマッピング」

市長 

 次に、3Dプロジェクションマッピングについてでありますが、御承知のように4月19日に第7期の砂の美術館が「砂で世界旅行・ロシア」をテーマにオープンしました。
砂の美術館では、今年の夏、8月13日から30日まで「砂と光のファンタジア・アブローラ エピソード1」を開催します。アブローラとはロシア語でオーロラという意味で、これをテーマに3Dマッピングを開催することとしています。このワシリー大聖堂、それからクレムリン宮殿とか、エカテリーナ2世などの砂像に3D映像を投影して、この砂像とのコラボレーションで皆様に楽しんでいただこうという企画であります。
 この開催期間中は、開館時間を22時、午後10時まで延長していますので、ぜひとも多くの皆様にお越しいただきたいと考えています。また、冬のクリスマスの時期には、第2弾ということで、この夏のエピソード1から続くストーリーでお楽しみいただくといった計画もあります。冬は12月13日から12月25日までを予定しています。 

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4 ヤフー株式会社と「災害情報提供に関する災害協定」を締結しました

市長

 ヤフー株式会社様との災害情報提供に関する協定を締結させていただいたところであります。
 6月20日に締結をいたしまして、災害情報の提供手段の多様化を図っていこうということであります。具体的には災害時にヤフーのほうに鳥取市の公式ウエブサイトのキャッシュサイトとして、一時的なコピーのサイトを掲載いただきます。7月上旬から実施する予定にしています。また、市内の避難場所等について、ヤフーの地図のほうに掲載をできるようにしていきたいと考えていますが、これは少し時間がかかりまして、10月あたりから見ていただけるような形にしていきたいと思っています。
 それから、市内の避難勧告とか避難指示、こういった緊急情報もヤフーのほうに掲載をさせていただいています。これは既に運用を開始しています。大きく3点ということでありますが、災害が発生したときは市の公式ウエブサイトに集中しますので、このことによりまして、負荷を軽減して、情報を見ていただけるというメリットもあります。それから、災害時だけでなく、平常時から避難場所等についての情報を、例えばスマートフォンとか携帯等で確認をいただけることになると考えています。既に全国の自治体でも取り組んでおられるところもありますが、山陰地方では鳥取がこのたび初ということになります。 

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5 合併10周年記念事業

市長

 御承知のように、平成16年の11月に合併をいたしまして、今年の11月1日で満10年ということになります。これを記念しまして式典、それからいろんなイベントを開催し、新市のさらなる一体感の醸成に努めてまいりたいと考えています。
 主な事業でありますが、新市域の夢のあるまちづくりフォーラム、これは来月、7月12、13、19日に予定をしています。東ブロック、西ブロック、南ブロックでそれぞれこのフォーラムを開催をさせていただき、観光戦略とかまちづくりについて意見交換等をしていきたいと思っています。
 それから、地域芸能ステージということで、8月9日から始まるしゃんしゃんウイーク中の、8月11日を予定していまして、駅前の風紋広場のステージで旧町村からのいろんな地域の芸能を披露いただこうといった計画です。
 また、鳥取市制が明治22年の10月に施行されまして、今年の10月1日で125周年と、ちょうど節目の年になります。これとあわせまして10月1日の市制施行の日に合併10周年記念式典を行う予定にしています。
 次に、木のまつりで、それぞれ旧町村の特産品コーナーを開設していきたいと思います。それから写真パネル展、DVD上映、こういったことも今、予定をしています。その他いろんなイベントも予定していまして、NHKの「ごきげん歌謡笑劇団」の収録も11月19日に、このイベントの一環として予定をさせていただいています。

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6「鳥取市創業支援事業計画」が経済産業省の認定を受けました

市長

 6月20日、鳥取市の創業支援事業計画が国の認定をいただきました。鳥取市は県内で初めてこの認定をいただいた自治体ということになります。
 この認定を契機にいたしまして、商工会議所さん、商工会さんなど、これまで以上に関係機関と連携を密にしながら、創業支援の取り組みを強化することによりまして、さらなる地域経済の活性化と雇用創出を図ってまいりたいと考えています。
認定を受けることによって活用可能となる国の補助金等を活用し、新しい支援制度もつくっていきたいと思いますし、関係機関の皆さんと一緒になっていろんな取り組みを展開していきたいと思います。チャレンジショップなど、これまで国等の支援がなかったものにも活用できるのではないかと思っていますし、登録免許税の軽減措置や信用保証枠の拡大といった創業者に対する支援制度もあります。これらを大いに活用することにより、年間100件以上の創業の実現をめざしてまいりたいと考えているところです。

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問項目

7 「すごい!鳥取市」について

福田記者(NHK)
 「すごい!鳥取市」のことで、中身というか、具体的にどういったところにターゲットを絞って、どういうふうな宣伝をしていくのか、PRしていくのか、少しお聞かせください。

市長
 これは全国的に発信をしていきたいと思っていまして、約400のメディアを対象に必要に応じたメディアの皆さんに情報発信をしていくということであります。ターゲットとしては全国を対象にしていきたいと思っています。

福田記者(NHK)
 具体的な取り組みとしては、媒体を使うとか、市の職員を派遣するとか、どういった取り組みになるんでしょうか。

市長
 そういうこともありますが、このイメージキャラクターを使って画像とか、そういったもので鳥取市にはこういうすごいものがあるのだというのをPRしていきたいと思います。このサイトでそういったものがいろいろごらんいただけるということでありまして、7月4日にスタートしていきたいと思います。
 先ほど申し上げましたように、6つのカテゴリーに分けていまして、人とか食、もの、それから場所とか暮らし、行事、こういったカテゴリーで鳥取市のすごいものを発信していきたいと思っています。
 例えば鳥取砂丘に関するネタとか、そういうものもこの中にあると思いますし、いろんなものを発信していきたいと思います。

福田記者(NHK)
 基本的には鳥取市のホームページの中にそういったサイトをつくって、そこから全国に向けて発信していくという。

市長
 これは別のサイトでありますが、鳥取市のホ-ムページにもバナーが張ってあります。


末善記者(読売新聞)
 それは7月4日の正午になるんですね。

市長
 正午ですね。

末善記者(読売新聞)
 一回出て、一発限りのものというか、それからも継続してどんどん更新されていくんですか。

市長
 当面は、今年度中は、継続していこうとしています。7月4日から27年の3月までですね、とりあえず。次もやりたいかなとは思っていますけれども。

川瀬記者(毎日新聞)
 順次更新していくということですか。

市長
 そうですね、それぞれ更新していくということになります。

川瀬記者(毎日新聞)
 最初にそれが100出るというわけではなくて、少しずつ出していくということですか。

戦略広報監
 全体の中で100のネタを準備しています。それを更新を含めまして年3回、ですから1回当たり約30件と分けた形で情報提供を行っていきたいと思います。

多賀記者(山陰中央新報社)
 400のメディアに情報発信をされるということなんですが、それは具体的にどういったもの、例えばテレビのCMとかでこういったキャンペーンを紹介するとかというのも考えてらっしゃいますか。

市長
 全国で400のメディアの方から、いろんな形で情報発信していただくと。テレビということだけでなくて、いろんなメディアでということですね。具体的には広報課の方から説明をさせていただきます。

戦略広報監
 ニュースリリース配信ということで、約400のいろんなテレビや新聞、そういったところの中から、ファクス等で一斉にニュースリリース情報を発信していくというのが基本スタンスです。そこから必要に応じて直接取材に来ていただいたり、こちらから行ったりというようなことを考えています。
 テレビCM等、もしくは情報提供番組等の中で、こういった「すごい!鳥取市」ということを絡めて、鳥取の魅力を一緒にアピールしていくというようなことも今考えています。

秦記者(BSS)
 市長、この鳥取のすごいところを発信して、鳥取市にはどういったメリットがあるんですか。

市長
 そうですね、県外の企業さんの目も向けていただいています。我々が普段当たり前だと思っているようなことでも、ひょっとしたらすごいといいますかね、そういうことになろうかと思いますので、まず鳥取の方に目を向けていただき、関心を持っていただくということがまず一つの目的であります。鳥取市のイメージは、ちょっと知名度として余り上がっていないといいますか、低いのではないかと思います。そのあたりを戦略的に高めていこうということでありまして、全国的にも自治体でそういった類似の取り組みをしておられるようなところもありますので、キャッチフレーズは「すごい!鳥取市」ということで、こういったキャラクターもつくって、どんと発信していこうということであります。

吉田記者(朝日新聞)
 キャラクターというのは、誰が考えて、出来栄えとかはどうなんですか。

市長
 出来栄えは、非常にいいなと思いますね。これがまた変化していくというようなストーリーもあるようです。誰が考えたかは戦略広報監のほうからご説明します。


戦略広報監
 これは都内の広告代理店さんらといろいろ協議しながら進めて、何案か提案いただいた中で協議し、最終的にこちらで決めました。

吉田記者(朝日新聞)
 後ろの張り紙というか、市長の後ろにあるスクリーンですか。ずっとこれで会見やるわけですね、今後とも。

市長
 使えたらと思いますけれども。

吉田記者(朝日新聞)
 ずっと使うんですね、これ。今回だけじゃなくて。かなり深澤市長のイメージというか、そういうのを含めて、ちょっとびっくりされる方もいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。

市長
 まさにびっくりマークがついていますから、ちょっとまたイメージが変わっていいかなと思います。

吉田記者(朝日新聞)
 どう変わると思いますか、イメージが変わってというのは。

市長
 「SUGO!USAGI(スゴ!ウサギ)」というのは因幡の白ウサギ伝説から発したものでありますし、鳥取に関連があるキャラクターだと思います。非常にかわいらしい感じのウサギで、皆さんに注目していただけるのではないかと思いますけれども。

吉田記者(朝日新聞)
 ちょっと前の質問とダブるかもしれないんですが、結局今までの発信の仕方が足りない部分があったということだと思うんですけど、そこをどういうふうに変えたいんですかね。

市長
 やはりこれまではスポット的にそれぞれ個別にやっていたような部分もあるのですね。今後はフラッグシップということで、全体で鳥取市のイメージを発信していこうというところが少し戦略的に違うところかなと思ったりしています。

末次記者(山陰中央テレビ)
 期待というか、まさに始まるという形で期待するということはありますでしょうか。


 はい。まず関心を持っていただけるのではないかなと思います。先ほど申し上げましたようにCMとか、広告とか、いろんな形・場所でこのウサギが登場してくると思います。それで鳥取に関心を持っていただき、サイトを検索していただいて、画像とか映像が出ますから、楽しんでいただけるのではないかと思います。それによって鳥取市のイメージもまたアップしていくと、知名度も上がっていくと、そんなことを期待したいと思います。

吉田記者(朝日新聞)
 これは、内容についてはこの後説明してもらえるんですかね。資料とか。

市長
 はい。ただ、内容は一応これがティザーサイトで、まさにティザーですから、7月4日まで、余りお知らせができないところもあるかもわかりませんが。

平野記者(時事通信)
 全体的にやわらかいようなイメージを受けるんですけれども、特にターゲットとして、例えば若い人だったりとか、そういうのは……。

市長
 そうですね、年齢問わず、いろんな方に「すごい!鳥取市」を見ていただきたいなと。もちろん若い方も、期待しています。

末善記者(読売新聞)
 イメージアップで観光客がふえたりとか、冬により人が集まったりとか、そういったことも期待されると。

市長
 そうですね、そういったことも期待したいと思いますね。他市の例でもイメージ戦略でいろんな取り組みをやっていらっしゃるところもありますから、そこに鳥取市が一つ加わらせていただいたということになると思います。

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8 国の地方創生本部設置に期待すること

平野記者(時事通信)
 先日、安倍首相が島根県と、あと鳥取県を訪れた後に、地方創成本部というのを6月に設置して、人口減少とか、地域振興に力を入れるということなんですけれども、今まで鳥取市がいろいろそういったことをやってきたと思うんですが、国が設置するその本部に対して期待することとか、力を入れてほしいこととか、そういったことはありますか。

市長
 人口減少社会が到来するのではないかというような懸念が、この間の発表で話題を呼んでいましたので、そういったことにならないように地方も一生懸命取り組んでいく必要があると思います。これは一地方だけで、なかなかそういうことはできない部分があります。国を挙げて国策としてこの人口減少問題にどう対応していくのかということが今求められていると思います。地方で人口が減少すれば、大都市圏でまた人口集中と、非常にアンバランスな状況になります。少子高齢化が進んでいく、そうなりますと、例えば介護をどうやって支えていくのか、そういった仕組みもつくっていく必要があります。それから地方のほうでは若い方が少なくなるということになりますと、地域を支えていく、そういう年齢層の方が少ないと非常に活力が失われていくわけでありますね。そういったことについて鳥取市として、地方として取り組んでいく、それから国を挙げて取り組んでいただく、そういうことがこれから必要だと思いますね。
 

平野記者(時事通信)
 例えば地方で、一つの都市としてやることが難しくて、国に対してこうしてほしいとか、こういうところにもっと力を入れてほしいという期待とかがもしありましたら。

市長
 例えば社会保障制度のありようといいますかね、そういったものを考えていく必要があると思います。例えば税制をどうするのかということですね。そういったこともあるでしょうし、保健・医療・福祉をどうやって支えるか、そういったこともこれから非常に避けて通れない、大変重要な課題でありますので、今こそそういったことを国としても指し示していく、そういったことが求められていると思いますね。

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9 副市長人事について

多賀記者(山陰中央新報)
 副市長人事について、今日同意されたんですけれども、ちょっと時間もかかったんですが、この選任について、どういったところを考えておられたのか。やっぱり副市長が就任ということで、どういったことを期待されているかを教えてください。

市長
 まず、選任についてどういうふうに考えてきたかというようなお尋ねであったかと思いますが、以前、私も申し上げたのですが、市政の課題、いずれも待ったなしでたくさんあります。そういったことに即戦力で対応していただける方が必要だと考えました。それは行政経験が豊かな方がふさわしいのではないかということと、具体的には今の鳥取市政の課題が何で、どういう状況にあるのか、それも理解をしていただいている方がいいのではないかと思いました。
 それから、どういったことを期待するのかというようなお尋ねであったかと思いますが、今のこととちょっと関連しますけれども、そういった課題にしっかりと対応していただけるということを期待していきたいと思いますね。庁舎の問題もありますし、それから議会で話題になりました新しい可燃物処理施設、この建設も急がれます。そのほかいろんな課題があります。そういったことを私はもとより職員と一緒になって取り組んでいっていただきたいと、そのことを期待したいと思います。

多賀記者(山陰中央新報)
 調整能力があるとかといったところはどういったところでしょうか。

市長
 そうですね、いろんな関係機関、例えば市議会もそういったことになるかもわかりませんが、いろんな関係諸機関と調整をして物事を進めていくといった能力も非常に大事なものでありますので、そういったものを持っておられる方というのも一つの選任の条件といいますか、そういうものを求めたいと私も思いました。

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10 株式会社LASSICのインターンシップ事業について

秦記者(BSS)
 鳥取市内の企業でLASSICさんがこの夏、インターンシップで15人の若者、学生を鳥取市に無料招待するという、今、募集をかけておられますけども、チラシを見ると、「誰よりも個性的で社会に貢献したいと思っている方を心待ちにしている」というような市長からのメッセージと、実際のコンペでは鳥取市の幹部もそこに協力するようなことをやっておられますけど、これは鳥取市としても期待する部分というのはあるんでしょうか。

市長
 そうですね、LASSICさん、いろんな取り組みをしておられます。非常にユニークな取り組みも以前にしておられますので、そういう若い方に大いに期待したいと思います。

秦記者(BSS)
 実際そこでは、特に鳥取市が抱える課題をテーマに、その解決するアプリケーション開発というのを討議していくということでよろしいんですかね。実際そこでのアイデアを市としてもいただいちゃおうかなというような考えなんでしょうか。

市長
 よかったらぜひともそれは採用させていただきたいと思います。LASSICさん、いろんな取り組みをしておられますので、行政の課題解決のためのいろんなそういうソフトウエアやシステムや、そういったものも過去いろいろ取り組んでおられると思いますので、何か役立てさせていただけるようなものであれば、そういう可能性はあると思います。

秦記者(BSS)
 市として協力するメリットとしては、そういうようなことを考えておられるんですか。ほかにも、この事業について鳥取市が協力するメリットというのはあるんでしょうか。

市長
 そうですね、若い方、学生さんなんかを対象にしておられるということでありますから、その面で鳥取市としてのメリットもあると思いますね。

秦記者(BSS)
 より優秀な若者が鳥取市に来るということ。

市長
 そうですね、はい。

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11 還付加算金の支払い不足について

秦記者(BSS)
 還付加算金の支払い不足についてなんですけれども、このほど数字もまとまりました。560万、570万近くの金額になっておりますけれども、ほかの自治体でもあるやに聞いております。鳥取市長として、この件に関して、これからお知らせなども始まると思いますけれども、この件について何かコメントいただけますでしょうか。

市長
 まず、これは地方税法第17条の4ですね、総則と普通言いますけれども、最初の総論的な部分の条文です。あそこの解釈が少し、何かわかりづらいような条文で、全国でも正しくない解釈のもとで運用していたと、そういう実態があります。鳥取市も、起算日を間違えまして、過少に加算金を交付していたということがありました。なかなかこの税法を読み込むのは難しいのですけれども、プロフェッショナルですから、そういうことでなくて、やはり正しい法令の解釈のもとに運用していかなければなりません。こういったことも反省しまして、適正な税行政の執行に努めていかなければならないと考えています。

秦記者(BSS)
 実際、来月になるとお知らせが始まりますけれども、加算金を戻していくというようなことも発生すると思うんですが、それについて、その手続ではがきが郵送で、振込先を教えてくださいということになると、最近はやっている振り込め詐欺との混同といいますか、かなり問い合わせも多くなるんじゃないかと思いますが、そのあたり心配は。

市長
 その辺もちょっと懸念するところでありまして、やはり丁寧な説明やお知らせを、意を用いていかなければならないと思います。そういった、今、問題になっているような部分と勘違いされたりしないよう、そのあたりの事務も工夫していかなければならないと思っています。

秦記者(BSS) 
 それに対しては、何か対策を今考えておられますか。


 

市長
 その方法ですか。お知らせをする方法とか、それから振り込め詐欺ではありませんよということが何かわかるように、考えていかなければならないと思っていますね。今、具体的に私が実務でこれをこうしなさいというところまで頭の中にありませんけれども、今おっしゃるとおりでありまして、その辺を正しくお伝えできるように、速やかにこの還付処理を行っていきたいと思います。

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12 新可燃物処理施設における市議会議員の不適切発言について

石川記者(共同通信)
 先ほど市長が定例会のお話に触れて、最後に不適切な発言が市議のほうからあったという話がありましたが、市長は副市長時代からずっとごみ処理施設の建設計画に関しては深く携わられてきていて、実際地権者の方々とも何度もお話をされてきたと思いますけど、そういった経緯も踏まえて、市長御自身、あの発言はどういうふうに。

市長
 やはり地元の皆様、地権者集落の皆様のいろんなお気持ちを考えますと、非常に不適切な発言であったと私も考えています。平成18年の4月から、この事業のお願いということがスタートしたわけでありますけれども、現在に至るまでいろんな経緯を経て地権者集落の皆様がこの事業を受け入れていこうと、認めていこうというふうに考えていただいているわけですが、そこに至るまでいろんな経緯がありましたので、そういったことを考えますと、やはりまさに不適切ではなかったかという思いであります。

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