鳥取市

中核市とは更新日:

中核市とは

 都市の人口規模によって定められた日本の都市制度の1つです。

 地方分権を推進するため、政令指定都市に次ぐ人口規模の市へ都道府県の事務権限を移譲することで、できる限り住民の身近なところで行政を行うことができるようにした制度です。

都市制度のしくみ

政令指定都市

要件:人口50万人以上◎横浜市、大阪市、岡山市、広島市など 20市

権限:区の設置や福祉、都市計画、教育行政など都道府県に次ぐ権限が認められます

中核市

要件:人口30万人以上※ 平成27年4月より20万人以上に要件緩和 ◎姫路市、倉敷市、福山市、下関市など 48市 (平成29年1月1日現在)

権限:保健所の業務のほか、民生、保健衛生、環境保全、都市計画など政令指定都市に次ぐ権限が認められます

特例市

※ 平成27年3月末で廃止されました。現在は「施行時特例市」と称します。  

要件:人口20万人以上 ◎鳥取市、松江市、徳島市など 36市 (平成29年1月1日現在)

権限:環境や都市計画など中核市に次ぐ権限が認められます

鳥取市は 平成17年10月1日 山陰地方初の「特例市」に移行しました

中核市の事務

民生行政に関する事務

  • 身体障害者手帳の交付
  • 認可外保育施設支援
  • 養護老人ホームの設置認可・監督 等

保健衛生行政に関する事務

  • 食品衛生監視指導
  • 健康保持、増進のための事業実施
  • 飲食店の営業許可 等

環境保全行政に関する事務

  • 産業廃棄物対策
  • 大気汚染防止対策
  • 水質汚染防止対策 等

都市計画等に関する事務

  • 景観まちづくり推進
  • 土地区画整理事業の許認可 等

文教行政に関する事務

  • 県費負担教職員の研修 等

中核市のメリット

市民サービスがレベルアップします

  • 保健、医療、環境衛生など市民に身近な事務を、ワンストップでサービスが受けられたり、専門的な相談など、きめ細かく、よりスピーィーなサービスの提供が可能になります

迅速で効率的なサービスが実現します

  • 市が市民に身近な多くの権限を持つことで、市民の意見や要望を、直接、市政に反映しやすくなります
  • 県を経由していた手続きが、市で判断できるようになり、市民のニーズに応じた、迅速で効率的な市民サービスが提供できます

地域保健サービスが充実します

  • 県の保健所と市の保健センターが行っていた業務の連携が可能になり、総合的で質の高い地域保健サービスが充実します

 総合的な環境保全行政が推進できます

  • 環境保全の指導権限強化など、市の実情に応じた総合的な環境政策が可能になります

山陰東部圏域の発展に寄与します

  • 近隣市町との連携協約による「連携中枢都市圏」が形成できるようになります
    その核となる連携中枢都市として、圏域全体の経済成長をけん引したり、高い次元の都市機能を集積するなど、山陰東部圏域の一体的な発展に大きく寄与します
  • 中核市としてイメージアップになり、拠点施設の整備や産業集積、交流人口の増加や企業立地などに効果が期待できます

  ⇒ 鳥取市は「中核市」へ移行 (サイト内リンク)

このページに関するお問い合わせ先

総務部 総務課
電話番号:0857-30-8102
FAX番号:0857-20-3040

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