風しん予防接種助成事業について更新日:
鳥取市では、妊婦さんや生まれてくる赤ちゃんを風しんから守るため、風しん予防接種費用を助成しています。
対象者
鳥取市に住民登録があり、次の(1)から(4)のいずれかに該当する方
(1)妊娠を希望している女性のうち、風しん抗体検査の結果、抗体価が低い方(※1)
(2)(1)の助成対象者の同居者(※2)で、風しん抗体価の低い方(※1)
(3)鳥取県内に在住する妊娠をしている女性の配偶者(内縁を含む。)
(4)妊娠をしている女性の同居者(※2)
※1 「風しん抗体価が低い方」とは、表1の基準により、十分な量の風しん抗体がない方とします。
※2 「同居者」とは、接種日において同一住所に居住する方とします。
【 表1:風しん予防接種費用助成事業の抗体価基準 】
測定キット名(製造販売元) | 検査方法 | 抗体価(単位等) |
風疹ウイルスHI試薬「生研」 (デンカ生研株式会社) |
赤血球凝集抑制法 (HI法) |
16倍以下(希釈倍率) |
R-HI「生研」 (デンカ生研株式会社) |
赤血球凝集抑制法 (HI法) |
16倍以下(希釈倍率) |
ウイルス抗体EIA「生研」ルベラIgG (デンカ生研株式会社) |
酵素免疫法 (EIA法) |
8.0未満(EIA価) |
エンザイグノスト B 風疹/IgG (シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社) |
酵素免疫法 (EIA法) |
30未満(国際単位(IU)/mL) |
バイダス アッセイキットRUB IgG (シスメックス・ビオメリュー株式会社) |
蛍光酵素免疫法 (ELFA法) |
45未満(国際単位(IU)/mL) |
ランピア ラテックス RUBELLA (極東製薬工業株式会社) |
ラテックス免疫比濁法 (LTI法) |
30未満(国際単位(IU)/mL) |
ランピア ラテックス RUBELLA II (極東製薬工業株式会社) |
ラテックス免疫比濁法 (LTI法) |
35未満(国際単位(IU)/ml) |
アクセス ルベラIgG (ベックマン・コールター株式会社) |
化学発光酵素免疫法 (CLEIA法) |
45未満(国際単位(IU)/mL) |
i-アッセイCL 風疹IgG (株式会社保健科学西日本) |
化学発光酵素免疫法 (CLEIA法) |
14未満(抗体価) |
BioPlex MMRV IgG (バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社) |
蛍光免疫測定法 (FIA法) |
3.0未満(抗体価AI*) *製造企業が独自に調整した抗体価単位 |
BioPlex ToRC IgG (バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社) |
蛍光免疫測定法 (FIA法) |
30未満(国際単位(IU)/mL) |
Rubella-Gアボット (アボットジャパン株式会社) |
化学発光免疫測定法 (CLIA法) |
25未満(国際単位(IU)/mL) |
バイオライン ルベラIgG/IgM (アボット ダイアグノスティクスメディカ |
イムノクロマト法 (ICA法) |
陰性 |
助成対象の接種期間
令和7年4月1日から令和8年3月31日まで
申請の受付期間
令和7年4月1日から令和8年4月30日まで
※ただし、令和8年3月31日までに検査及び接種したものに限る。
助成対象となるワクチンの種類
「麻しん風しん混合ワクチン」または「風しんワクチン」のいずれか
※「麻しん風しん混合ワクチン」と「風しんワクチン」 の違い
どちらのワクチンも、風しんに対する免疫をつける効果に違いはありません。
「風しんワクチン」は風しんだけを予防するのに対し、「麻しん風しん混合ワクチン」は風しんに加え、麻しん(はしか)に対する免疫をつけることができます。
助成額
上記いずれかのワクチンの接種費用を一人1回に限り、8,000円を上限に助成します。
※申請の年度を問わず、過去に本事業による助成を受けたことがある方は対象となりません。
助成までのながれ
1.風しん抗体検査
抗体価の低いことが要件となっている方は、まず医療機関等で抗体検査を受けてください。
対象者(2)に該当する方は、「接種者本人」と「妊娠を希望している女性」の2人ともの抗体検査が必要です。
なお、前回の妊娠の際に風しん抗体検査を実施しており、その際の値が低く、ワクチン接種を勧められている場合は、改めて検査をする必要はありません。
2.風しん予防接種
ご希望の医療機関(指定なし。県外の医療機関でも構いません。)でワクチンを接種後、接種費用全額を支払い、領収書をお受け取り下さい。
領収書には、接種したワクチンの種類(「麻しん風しん混合ワクチン」または「風しんワクチン」のいずれか)が分かるように記載してもらってください。
3.助成申請
予防接種後に、鳥取市へ助成申請してください。
助成の際は、接種を受けられたご本人の口座へのお振込みとさせていただきます。
申請方法
窓口での申請の場合
受付窓口に直接お越しいただいてお手続きください。
受付窓口 : 鳥取市保健所保健医療課・鳥取東保健センター・各総合支所市民福祉課(国府支所を除く)
受付時間 : 平日午前8時30分から午後5時15分
携行品 : 印鑑、振込先口座の分かるもの、(振込先口座が接種者と異なる場合は)委任状(Word/13KB)
下記に記載する、助成対象者の区分に応じて申請の際に必要な書類
郵送での申請の場合
下記書類をそろえ、ご郵送ください。
送付いただく書類 :
- 記入済みの鳥取市風しん予防接種費用助成金交付申請書(様式・記入例)(Excel/110KB)
- (振込先口座が接種者と異なる場合は)委任状(Word/13KB)
- 下記に記載する、助成対象者の区分に応じて申請の際に必要な書類
送付先 : 〒680-0845
鳥取市富安2丁目138-4 鳥取市保健所保健医療課 予防接種推進係
申請の際に必要な書類
対象者(1) 妊娠を希望している女性のうち、風しん抗体価の低い方
- 予防接種の領収書原本
- 接種者本人の、風しん抗体検査結果(検査日が記載されたもの)の写し
対象者(2) (1)の助成対象者の同居者で、風しん抗体価の低い方
- 予防接種の領収書原本
- 妊娠を希望している女性の、風しん抗体検査結果(検査日が記載されたもの)の写し
- 接種者本人の、風しん抗体検査結果(検査日が記載されたもの)の写し
対象者(3) 鳥取県内に在住する妊娠をしている女性の配偶者(内縁を含む。)
- 予防接種の領収書原本
- 妊娠をしていることが分かる書類(母子手帳など)の写し
- 妊娠をしている女性が市外在住の場合は、鳥取県内に在住していることが分かるもの(住民票、運転免許証など)の写し
対象者(4) 妊娠をしている女性の同居者
- 予防接種の領収書原本
- 妊娠をしていることが分かる書類(母子手帳など)の写し
予防接種によって健康被害が生じた場合
万が一、接種によって障がいが残るなどの健康被害が生じ、厚生労働大臣に認定された場合は、予防接種法に基づく救済が受けられます。
詳しくは、本市ホームページの「予防接種健康被害救済制度について」をご確認ください。
このページに関するお問い合わせ先
電話番号:0857-30-8640