鳥取市

平成27年11月20日の市長定例記者会見録登録日:

平成27年11月20日午前10時から、市役所本庁舎3階市政記者室

はじめに

記者発表項目

質問項目

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はじめに

1 砂の美術館第8期展示来場者40万人達成セレモニーの開催について

市長
 砂の美術館第8期展示が開館以来、明日で、40万人目の入館者をお迎えすることができる見込みとなりました。これはスタートから218日目ということで、あくまで予定でありますが、明日、昼前ぐらいに達成できるのではないかと考えていまして、セレモニーを開催する予定としています。多少時間に誤差が生じるかもわかりませんが、今のところ大体昼前、11時ぐらいに40万人目のお客さんをお迎えできると考えています。
 この40万人目のお客様には、記念品として、今ちょうどシーズンである、松葉ガニ、親ガニのセットを贈呈したいと思っています。また、ユネスコのグローバルジオパーク記念ということで、そういった記念品も贈呈をしたいと思います。
 また、ほかにもいろいろ記念品は準備をしていますが、今回は40万人目のお客様をお迎えしました後、40万1人目から数えて100人の方にユネスコの認定の記念品ということでボールペン、光のアートフェアで使用しているクラッシュグラス、そういったものも100名の方に贈呈をしたいと考えています。
 また、通算でいきますと、年内には通算300万人の入館者を達成できる見込みとなりました。これは、恐らく12月の半ばぐらいにお迎えすることができると考えています。

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2 ジオパークのユネスコ正式プログラム化の決定について

市長
 既に御承知のように、今月17日、ジオパークがユネスコの正式プログラムになりました。このことを大変喜ばしく、うれしく思っているところです。これを契機に、本市のジオパーク活動、今まで以上に盛り上げていきたいと考えていますし、さらに高いステージに向かって、地域の皆さんと一緒になって歩んでいきたいと考えています。

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3 第2回“地方創生”鳥取因幡・北但西部連携戦略会議~麒麟のまち創生戦略会議~の開催について

市長
 今日の午後でありますが、第2回の“地方創生”鳥取因幡・北但西部連携戦略会議、麒麟のまち創生戦略会議を岩美町役場で午後2時半から開催することとしています。これは、鳥取県東部の1市4町と、北但馬の香美町、新温泉町、2町を加えた1市6町の会議でありまして、このたび地方創生の先行型の交付金事業として採択をされましたので、この事業を今後どういうふうに進めていくのかということについて話し合うための会議であります。1市6町のそれぞれ市長、町長、鳥取市からは副市長さんにも出席をしていただく予定としていまして、今後、このエリアの広域観光や移住定住の分野での連携した取り組みを進めていこうといった話をしていきたいと考えています。

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記者発表項目

4 北前船フォーラムの誘致について

市長
 北前船フォーラムの誘致についてでありますが、平成29年秋、今のところ大体11月ぐらいを想定していますが、このフォーラムを鳥取市で開催することが決定されました。このフォーラムは、北前船をテーマにして、北前船がかつて寄港した港間の連携や地域活性化を目指していこうとするものです。今月13日、14日、石川県の加賀市で第17回のフォーラムが開催をされ、私もこのフォーラムに出席をさせていただきましたが、この17回のフォーラムの中で鳥取市の29年秋の開催を決定いただいたところです。
 既に来年秋には北海道江差町での開催が決定をされているところですが、このたびのこの加賀市でのフォーラムで、平成29年春には兵庫県の淡路島、また夏には岡山市での開催もあわせて決定をされたところです。
 このフォーラムは、平成19年11月に山形県酒田市で第1回が開催をされ、通算で17回開催をされています。全国から文化関係の方、運輸・商工・観光関係の方、大変多くの方が参加されるフォーラムで、主要な鉄道、航空会社、観光団体、国土交通省など、非常に枢要な方が一堂に会される発信力の高いフォーラムです。
 この北前船は、かつて江戸時代から明治初期にかけて、県内でも寄港地が幾つかありまして、鳥取では賀露港に北前船が寄港した歴史があります。こういった歴史も生かしながら、この鳥取市を大いに発信をしていきたいと思います。29年秋の成功裏の開催を目指して、これから準備を進めていこうとしているところです。

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5 「ととりのまんま」オープン1周年記念イベントの開催について

市長
 鳥取市の関西情報発信拠点である「ととりのまんま」が、昨年の12月12日にオープンして1年を迎えます。この一周年を記念して大感謝祭を現地で開催をしたいと考えています。開催期間は来月、12月4日から25日までとしておりまして、この開催期間中には鳥取市のおいしい肉のフェアとか、鳥取市の魅力的な商品が当たる抽せん会、また旬な幸の大試食会と銘打っていますが、鳥取市の食材を使用したメニューの試食会等を予定しているところです。ゲストには、光のアートフェアのPR大使をお招きする予定としています。この「ととりのまんま」も、順調に来店者数等も伸びてきているところでございまして、これからも鳥取市の旬な情報等をここから大いに発信をしていきたいと思っているところです。

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6 共和薬品工業株式会社鳥取工場の建設について

市長
 誘致企業であります共和薬品工業株式会社鳥取工場の建設がいよいよ開始されることになりました。この共和薬品工業株式会社につきましては、本年3月に調印式を行ったところですが、南吉方工業団地に、来月から工事着工されるということです。予定では平成29年3月に工場が完成して、30年4月、平成30年度から操業開始されると伺っています。約120名の雇用が予定をされています。また、将来はこの人数は少しふやしていただける、そういった期待もしているところです。また、この工場の建設に先立ちましての地鎮祭は、今月25日、午後1時半から現地で取り行われることとなっています。

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質問項目

7 北前船フォーラムの誘致について

小野記者(毎日新聞)
 北前船フォーラムですけれども、以前、商工会議所のほうから誘致の要望があったらしいんですけど、それを受けて、市が誘致されたと。

市長
 はい、そのとおりでございまして、鳥取商工会議所さんからも、このフォーラムをぜひとも鳥取で開催すべきではないかとの御要望をいただきました。そういうこともございますので、このたび誘致をさせていただいたということです。

小野記者(毎日新聞)
 県内での開催は初めて。

市長
 初めてです。県内はもとより山陰地方でも初めてということになります。

北尾記者(日本海新聞)
 この北前船フォーラムを鳥取市で開くことによって、全国にどのようなことを鳥取から発信されたいかということと、何か現時点で鳥取らしいおもてなしなどは考えてらっしゃるでしょうか。
 あと、これまで出席者が大体五、六百人規模ということですけど、鳥取での開催もこれぐらいの規模ということでしょうか。

市長
 鳥取のいろんな情報をこのフォーラムによって発信をしていきたいと思いますが、いろんな切り口があると思います。観光の情報、それからいろんな地域づくり等々もあると思いますし、特に先ほど申し上げましたように、国土交通省、観光庁、国のほうからも参加をいただくフォーラムでありますし、航空会社、鉄道会社、いろんな方面からも非常に枢要な方が参加をされるフォーラムですので、さまざまな情報をこのフォーラムで発信をしていけるのではないかと期待をしています。また、おもてなしについても、鳥取らしい、鳥取のよさを生かしたおもてなしをこのフォーラムでしっかりと行っていきたいと思っています。

北尾記者(日本海新聞)
 地元の方も、北前船の歴史というのをいま一つまだ知られてないところもありますし、そのあたりの地元向けの発信とか、何かそういったことも考えてらっしゃいますか。

市長
 北前船の歴史については、以前は江戸時代、それから明治初期まで日本海側を交易ルートとして寄港してきたという事実があります。大阪からスタートして瀬戸内海を通って日本海側から北海道まで、その圏域でいろんな交易が行われたり、物流が盛んであったという歴史がありました。残念ながら今では地元鳥取市でも、そういった歴史が少し忘れ去られているような状況もあるのではないかと思います。そういった関係の歴史もそれぞれの寄港地に残っていますので、改めて我々地域の住民が認識をしていくということの一つの機会になるのではないかと思います。市民の皆さんに、こういった歴史もあったのだということを大いに発信をしていく機会としていきたいと思います。

北尾記者(日本海新聞)
 各地、その寄港地と連携することのメリットみたいなものは何かと。

市長
 先般の加賀市でのフォーラムにおきましても、第1回の開催地であります酒田市の市長さんも出席されていましたし、それぞれ寄港地の首長さん方もたくさん出席をされるフォーラムです。日本海国土軸ということが言われて久しいわけでありますけれども、むしろ江戸時代や明治初期までは太平洋側より日本海側のほうが経済圏としても非常に活動が盛んであったと思いますし、交流も盛んだったと思います。そういったことを改めて各地域でお互いに共通理解したり、交流したり、そういう場になるのではないかと思いますし、先般もそういった話をしてきたところです。自治体間同士、地域間同士の交流にもつながっていく、そういったフォーラムであると思います。

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8 砂の美術館8期の40万人達成について

松本記者(BSS)
 砂の美術館8期の40万人達成なんですが、これは前期に比べてどのくらいなんですか。

市長
 そうですね、218日目の明日になると思いますが、たまたまですけれども、昨年も今回も218日目にして40万人を達成したということです。

松本記者(BSS)
 現在やっておられます光のアートフェアですが、この入場者数の後押しというところもあったと思うんですけど、その辺の手応えみたいなのはどうですか。

市長
 私もその手応えは感じています。昨年よりは入館者数が減っていた状況がありましたが、シルバーウイーク、9月の連休のあたりからだんだんと挽回してきまして、今は大体同じか、少し上回っているぐらいまで来ていると思います。その中で、この光のアートフェア、また、スター・ウォーズ等も効果があったのかもわかりませんが、この光のアートフェアも入館者数を押し上げるに当たっての効果があったと考えています。

阿部記者(朝日新聞)
 光のアートフェアのPRというのはどれぐらい進んでいるのかなと思ったんですけど。例えば観光雑誌に載っているとか、そういう実績とかというのは何か。

市長
 そうですね、開催をするまでからかなりエージェントさん等を通してPRはしてきたところですが、どの程度というようなことになりますと、一定のPR活動は今までしてきたところであります。開催前からですね。

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9 砂丘イリュージョンについて

秦記者(BSS)
 砂丘イリュージョンについてお聞きします。
 先日、主催者のほうが、砂丘イリュージョンについては今年で最後というような宣言をされましたけれども、このことについての市長の受けとめをお願いいたします。

市長
 まず青年会議所さんが中心になって開催をいただいてきました。まずもって、本当に長きにわたりまして開催に御尽力をいただいてきたこと、冬の砂丘観光に大変御尽力を、御貢献をいただいたことに、心より感謝申し上げたいと思います。
 残念ながら、今回で一つの区切りをつけられたいということですが、何かの形で今後も開催をいただけないものか、そういったことも関係者の皆さんと検討してまいりたいとに思っているところです。まずもって、長年にわたりまして御尽力いただいたことに感謝申し上げたいという気持ちです。

秦記者(BSS)
 鳥取市のほうとしては、それを引き継ぐ団体なり、あるいは市自体がそれを、現在も援助されていますけれども、違う形での援助とか、さらにもうちょっと、一歩踏み込んだ形での実現に向けての、来年以降の実現に向けた努力というのは考えておられるんでしょうか。

市長
 努力、検討はしたいと思いますが、突然、今回限りということをお伺いしましたので、未知な部分がたくさんありますが、引き続き何かの形で開催をしていただけるようなことにならないかという思いは持っています。

秦記者(BSS)
 鳥取市のほうとしては、なぜ今年で終わりという判断に至ったのかという、その理由をどういうふうに把握をされていますでしょうか。

市長
 いろんな理由がおありかと思いますが、記者会見等でも既に森原理事長さんも表明していらっしゃいますので、私たちとしては、既に表明しておられるような、そういった理由によるものだという受けとめ方をさせていただいています。

秦記者(BSS)
 先日、鳥取県のほうも知事の会見がありまして、そちらの中でも、知事も、市とも協議をしたいというふうなお話があったんですけども、それについて、もう既に協議などは始まっているんでしょうか。

市長
 実務レベルでは担当課同士でやりとりは行っています。また県とも一緒になって取り組んできた事業ですので、お互いに今後のあり方といいますか、取り組み等について一緒になって考えていきたいと思っています。

秦記者(BSS)
 知事のほうも、今回、この今年最後という判断に至った一つとして、一義的には鳥取市のほうが引き金を引いている面もあるというふうな発言もされたんですけども、これは、光のアートフェアを指してのことなのかなと思ったりするんですが、思い当たる節というのは、市長、ございますでしょうか。

市長
 知事さんがどういうふうに会見の中でコメントされたかというのは十分私も承知していないのですが、そのあたりにつきましては、森原理事長さんとも、かねてからいろんなお話をさせていただきまして、将来もっと規模を大きくしていきたいとか、鳥取の冬の砂丘観光を盛り上げていきたいという思いは折々聞いていました。その中で、光のアートフェアも、一年限りでありますけれども、鳥取市もやりますよと、30万球と70万球で100万球になって、そういった取り組みを一緒にやっていこうというようなことはかねてよりお話をしてきていますので、一緒になってやってきたという思いはあります。

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10 CCRCについて

平野記者(時事通信)
 CCRCのことについて聞きたくて、鳥取市さんでは都市圏からの高齢者の方の移住、80人という目標を実際にもう総合戦略の中で掲げていたりするわけですが、今、県の西部と中部では、県と一緒にCCRCの検討会とか開かれてて、実際に目標、そういう目標値を掲げていますけど、CCRCっていう言葉を使うことっていうのは、結構鳥取市さんは慎重になられているのかなというイメージがあるんですけども。

市長
 慎重になっているということよりも、むしろこういった取り組みを進めていくにはどういったことが必要なのかということを正確に見きわめていく必要があると思っています。以前にも申し上げたことがあると思いますが、高齢者の方の移住を受け入れていくということも必要でありますが、いずれは介護や支援が必要になってくるということを想定しますと、それを支えていく若い世代の方のそういった移住等もあわせて考えていくということや、それから、受け入れていく自治体、地域の新たな負担が生じないようなスキーム、そういったものも考えていかないと、この取り組みはうまく進んでいかないのではないかということを申し上げたような記憶があるのですが、今も基本的にはそういう考えで変わっていません。これは行政だけがダイレクトにやっていくということではありませんので慎重にといいますか、そういう実現実施に向けて、鳥取市としても何ができるのか、しっかり見きわめながら進んでいきたいと思っています。

平野記者(時事通信)
 今のところ、直近で、それぞれ県とそういう検討会とかというよりかは、今は庁内でということですか。

市長
 そうですね、庁内では引き続き検討していきたいと思いますし、いろんな政策立案等の中でも、それに近いような発想の提案も若手職員からも出してもらっています。今後も引き続き研究、検討していくテーマであるというふうに考えています。


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11 若手職員の政策立案について

平野記者(時事通信)
 若手の方の政策立案、去年はすごく、結構マスコミにもオープンにしてされてたと思うんですけども、今年も一応そういう形で、あれは定着してやっているというふうに理解してよいですか。

市長
 そうですね、2回目になりますが、平常業務に加えて過度な負担にならないようにというような範囲で続けていきたいとの思いは持っています。政策立案そのものが目的ということではなくて、この組織の中で自由闊達な政策議論ができるような、そういう市役所で、組織であり続けたいと思います。職員それぞれ事務分掌、事務担当していますが、自分自身のテリトリー、事務分掌だけの発想でなくて、横断的なそういう他の部署のことも含めた発想ができるような、そういったことも期待したいと思いますので、できる範囲でできる限り、また3回目も、来年やることができたらいいなと思っています。

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