鳥取市

平成28年5月27日の市長定例記者会見録登録日:

平成28年5月27日午前10時00分から、市役所本庁舎3階市政記者室

はじめに

記者発表項目

質問事項

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はじめに

1 6月定例市議会の開会にあたって

市長
 6月10日から、いよいよ6月定例市議会が始まります。会期は27日までということですが、地方創生推進交付金を活用した事業や、このたびの熊本地震に係る支援の関係等々、緊急やむを得ないような予算を上程していく予定としています。大体一般会計の補正予算規模で6億1,200万余の予算規模になる見込みです。

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2 可燃物処理施設検討対策協議会の設立について

市長
 昨日、鳥取市はもとより、東部圏域の喫緊の課題であった可燃物処理施設整備事業について、いよいよ地元のほうで検討対策協議会が立ち上げられたところです。この協議会には、地元、国英地区の全14集落が参加をされるという形で、新しい施設の稼働期限や、環境対策等を盛り込んだ協定の締結に向けて協議をしていくということになります。昨日もこの14集落から代表の皆さんが出席され、私も東部広域行政管理組合の職員と出席をさせていただき、御挨拶を申し上げたところです。この協定は、予定では年内12月までには地元との協議を終了して、締結させていただきたいと思っているところです。

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3 中国国道協会総会への出席について

市長
 今月24日、広島市で中国国道協会の総会が開催され、この総会でこのたび私が国道協会の会長に選出されました。任期は2年です。これから道路ネットワークの整備や災害に強い道路の構築、いろいろな課題があるわけですけれども、この会の活動を通じていろいろな取り組みをこれから進めていきたいと考えています。具体的には、今年の8月に中国各県の選出の国会議員等に要望活動を行っていきたいと考えていますし、10月には総決起大会を開催して道路整備の推進をしていきたいと考えています。

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4 将来の山陰新幹線を実現するための北陸新幹線舞鶴ルート決定に向けた取り組みについて

市長
 山陰新幹線については、昭和48年に国の基本計画路線とされたところですけれども、長年凍結されているというか、棚上げ状態になっていまして、全く動きがない状況でありました。そういった中で、平成25年に、2府5県の49の自治体がメンバーとなり山陰縦貫超高速鉄道整備推進市町村会議を立ち上げて、山陰新幹線の実現に向けてさまざまな取り組みを続けてきたところですが、この市町村会議の会長が鳥取市長ということで、この6月7日に定例総会を開催する予定です。御承知のように北陸新幹線の延伸ルートについての議論が今行われているところであり、大きく3ルート、米原ルート、小浜から堅田を通るルート、それから舞鶴を経由するルート、この3ルートに大体集約されてきております。今月19日には山陰新幹線を実現する国会議員の会も設立をされたところであり、一緒になってこの山陰新幹線の実現に向けて我々も取り組んでいきたいと思っています。

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記者発表項目

5 「短時間一時預かりモデル事業」と「街なかベビーカー貸出事業」の開始について

 
市長
 先般、地方創生に係るストリートミーティングということで、今回は特に子育て中の女性の皆さんと意見交換を、4月28日、5月12日にさせていただいたところです。さまざまな御意見等いただき、なかなか実現が難しい内容のものもありましたし、早急に取り組んでいけるような内容のものもありました。この意見交換の中でいただいた内容に基づいて「乳幼児の短時間一時預かり」と「中心市街地や公共施設へベビーカーの設置」について、早速実施をしていきたいと思っています。
 一時預かり事業につきましては、現在一日当たりということで行っておりますが、半日利用等もできるようにしていきたいと思います。これは早速来月初旬から実施していきたいということで、場所は松保保育園とスペースComodo(コモド)子育て広場、この2カ所でモデル的に実施したいと考えています。その実施状況等を見て、これを拡大していったり、もう少し細やかなところを考えていったり、充実を図っていったりという形で進めていきたいと思っています。
 また、鳥取市の町なかのベビーカーの貸し出しについては、今、3カ所を考えていまして、JRの鳥取駅周辺、これはまだ少し調整をしているところですが、観光案内所のあたりに設置したいと思っていますし、本通りのコミュニティプラザのスペースComodo、鳥取市役所の本庁舎に設置し、各所で3台ずつベビーカーを設置したいと考えています。利用料金等は無料で、必要に応じて貸し出し等ができるような体制をとっていきたいと思っています。
 そのほかこのストリートミーティングでいろいろな御意見いただきましたので、今後もできるところから御希望とか御提言、御意見等に沿った形で子育て等支援していきたいと思っていますし、このストリートミーティングも、例えば次世代を担っていかれるような若い世代の方とか、いろいろな形で今後も続けていきたいと思っています。

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6 鳥取すごい!ライド実行委員会の開催について

市長
 先般、鳥取市のシティセールススペシャルサポーター制度を新たにつくり、その第1号として、元バレーボール選手の山本隆弘氏を委嘱させていただいたところです。この委嘱に際しまして、山本さんから、第1回鳥取すごい!ライド、という自転車を活用した取り組みやってはどうかということで、ことしの11月27日に開催をしようという提言をいただきました。それを開催に向けて具体的に進めていくということで、第1回の実行委員会を来月の6月6日月曜日に開催することとしています。場所はこの本庁舎の6階の全員協議会室で行います。
 山本さんのほうから御提案いただいたコースは、山陰海岸ジオパークのエリアということですので、鳥取市はもとより、岩美町さんにもこの取り組みに参画いただきたいと思っているところですし、また、エイドステーションのおもてなし等がありますので、観光協会の皆さん、それから関係の皆さん等々、メンバーとして実行委員会に参画いただきたいと思っています。11月の27日の開催に向けて、委員会で具体的な取り組み内容等協議をしていきたいと考えています。

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7 U-16 インターナショナルドリームカップ 2016JAPANの開催について

市長
 鳥取市の市営サッカー場バードスタジアムは、昨年度設立されて20周年を迎えたところです。また、一般財団法人鳥取市サッカー協会さんも設立50周年をお迎えになられたということで、記念イベントを開催してはどうかということで、国際大会であるU-16インターナショナルドリームカップ2016JAPAN Presented by JFAを鳥取市で開催することとなりました。開催日時が来月6月22日水曜日から26日の日曜日までということで、これは昨年の大阪での開催に引き続き、全国で2番目に開催することとなったものです。
 日本も含めて4チームが参加をされるということで、1チーム当たり選手が18名、役員さん等を含めると大体1チーム25名ぐらいになりますから、4チームで約100名の方がこの大会に参加をされるということです。U-16ということですので、出場資格が2000年1月1日以降に生まれた選手であり、大体高校1年生ぐらいの方が中心のチームとなります。参加チームが4チームで、日本代表、ハンガリー代表、マリ代表、メキシコ代表ということです。この試合は入場料、全試合無料であり、大変すばらしい機会だと思いますので、ぜひとも多くの皆様に観戦をいただきたいと思っています。鳥取市も、この大会を予算的に支援していくこととしています。

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質問項目

8 一時預かり事業とベビーカーの貸し出し事業について

中村記者(日本海新聞)
 短時間一時預かりモデル事業と町なかベビーカーの貸し出し事業ですけれども、これは補正予算を組まれるでしょうか。

市長
 例えばベビーカーは新しいものでなくて、リユース、再使用のものを活用したいということで、できる限り新たな予算を伴わないような形でまずは実施していきたいと思っています。一時預かりのほうも、特に新たに予算を伴うという形でなくて、一日単位等をもう少し皆さんの御意見をもとに、半日単位とか、きめ細やかな形で対応させていただけるようにしていくというような内容のものです。

中村記者(日本海新聞)
 一時預かりを、このモデル事業をこの2園にされたのは、何か理由がありますか。

市長
 まずはスペースComodo等でストリートミーティングも開催をさせていただきましたし、御理解いただけるということと、それから参加者の方も既にこのスペースComodo等を御利用になっておられる方ですので、スムーズにモデル的な事業として取り組んでいけるのではないかということと、あわせまして2園ぐらいでまず試行的にやってみたいということで、この実施施設を選んだところです。

中村記者(日本海新聞)
 半日利用は、何時間預けてもこの料金ということですか。

市長
 そうですね、半日ということで、この資料のほうに記載をしています、こういった料金でということです。一日利用よりも少し区分を短くしていますので、その料金もそれに応じて少し安くしているということです。

末善記者(読売新聞)
 関連ですけれども、これ4月28日、5月12日にストリートミーティングで意見を聞いた中の、まずいろいろ意見ある中の2つから始めようということですかね。

市長
 そうですね。いろいろな意見をいただきました。中には国を挙げての制度論にかかわるような部分もあったりしますので、これはなかなか鳥取市だけではすぐには難しいわけですけれども、できるところから皆さんの御意見をもとに始めてみたいということから、まずはこの2つについて早速やってみようということです。

末善記者(読売新聞)
 今年度いっぱいモデル事業としてやって、さらに拡大するか、逆にこれはやめて違うことをやるか考えると。

市長
 そういうこともあると思います。需要があればどんどん拡大していくべきだと思いますし、余り利用がないようであれば、少し限定的に対応するような形で実施すると。いろいろな選択があると思います。

波記者(朝日新聞)
 ベビーカーの貸し出しに関してなのですけれども、今のところまだ鳥取駅前は調整中ということなのですけれども、基本は土日は貸し出しが今のところ土曜日の午前中だけというのは、何か理由とかは。

市長
 そうですね、土曜日等が比較的需要、必要性が多いのかなというあたりで考えたところです。

波記者(朝日新聞)
 日曜日がないのは、理由とかはあるのか。

市長
 やはり本庁舎等も閉庁して対応ができないということと、この貸し出しだけで開庁ということもなかなか難しいということで、今の実情、実態の中で可能なところからということで、曜日や時間を設定をさせていただいているところです。また工夫することによって、そのあたりが柔軟に対応できるということもあろうかと思いますが、まずはできるところからやっていくということが大切だと思っています。

李記者(毎日新聞)
 そのベビーカーですけれども、鳥取駅周辺での貸出場所というのは、時間としては土日も想定はされているのですか。

市長
 ここに書いてありますように市役所は8時半から、平日5時15分までということですし、スペースComodoさんでは平日、それから土曜日ということです。あと駅周辺で1カ所、これは観光案内所の辺で今、調整中なのですけれども、こちらのほうは曜日とか時間はまだこれから詰めていくということですので、その需要との兼ね合いで考えていくということで、まずはこういった時間帯で始めさせていただきたいということです。

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9 6月補正について

平野記者(時事通信)
 6月補正なのですけれども、先ほど熊本地震関連のこととかお話しいただいたのですけれども、具体的には熊本地震関連のどんなことか、あと、もう少しほかに話せる新規事業とかがあれば。

市長
 先ほど申し上げたのは地方創生の交付金活用した事業や、熊本地震に係る支援策とか、例えば砂丘イリュージョンも話題になっていました。これも県のほうも実施をされると表明をされていますので、同額の形でこの6月補正で計上していきたいと考えています。それからあと、ふるさと納税の関係の取り組みも計上していきたいと思っているところですし、その他にもいろいろな取り組みがあります。当初から計上してというような検討もしました野良猫の不妊の手術に係る経費とかいったものもありますし、6月補正ということですから緊急やむを得ない、そういうもので規模的にはそんなには大きくないのですが、先ほど申し上げましたような事業を今、予定しています。

中村記者(日本海新聞)
 熊本の震災支援というのは、具体的にどういったことですか。

市長
 まず鳥取市に避難等された、転入された方に生活支援に係る助成ということで、支援をさせていただきたいと思っていますし、例えばこれも発災直後からお話をしていますが、市営住宅等での受け入れ、これも20戸程度予定をしているところです。この市営住宅の修繕に係る経費等もございますし、例えば被災地のほうでボランティア活動をされる方が鳥取から出かけられるというような場合に、ボランティア保険等の加入に係る経費といったものも助成をしていきたいと考えています。
 それから、この地震に関連して、熊本地震で取引等が減少したりと影響を受けられた企業の皆さんに対して、県と協調して鳥取市も融資を行っていきたいとことで、これに係る経費も計上していきたいと思っています。

中村記者(日本海新聞)
 避難者は大体今、何世帯ぐらい、熊本から市内に来られているのでしょうか。

市長
 今、最新の数値をちょっと持ち合わせていませんので、また確認をしていきたいと思います。また後でお知らせをさせていただきたいと思います。

広報室
5月25日現在で、3世帯、10名です。

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10 砂丘イリュージョンについて

宍道記者(TSK)
 先ほど砂丘イリュージョンのお話が出ましたが、継続に向けて新たな市の取り組みといいますか、市のかかわり方とかというのは変わってきたりするのでしょうか。

市長
 予算額が以前は500万円だったんですが、750万で5割アップ、ということで十分取り組んでいただけるよう、まず予算額が変わってきています。それから実施していただく団体も風土資産研究会、河原城のほうを管理していただいている団体の皆さんですが、そこの皆さんを主体に取り組んでいただくというところが従前と変わった部分ではないかと思います。

宍道記者(TSK)
 規模とかも変わってきたりするのでしょうか。

市長
 これから具体的に予算化しまして、議決いただいた暁に、県と同額ということでありますので、それをもとにこれから実施に向けて進めていっていただくということですので、これからということで御理解いただきたいと思います。

宍道記者(TSK)
 河原のその団体には、どちらかというと市のほうからお願いをしたというスタンスなのか、むしろ団体さんのほうから、自分たちのほうがやりますということか。

市長
 これは両方あると思います。従前の青年会議所さん等にかわって、やってみたいというようなことでありますし、我々もこの取り組み事業をことしも継続していっていただきたいという思いがありましたから、双方が同じ思いでということであります。

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11 巨大砂時計について

有本記者(BSS)
 巨大砂時計の話が出ていますが、これを風紋広場に設置する案なども出ていますけれども、総事業費3億かかるという大きなものですけれども、これについてはどのようにお考えですか。

市長
 そうですね、これも幾つか鳥取商工会議所さんのほうから御提案いただいた事業の中の一つだと理解していまして、そのほかにも観光関係とか、北前船フォーラムとか、いろんな御提案をいただいて、できるところからということであります。この砂時計についても、既に4分の1のスケールですか、模型もつくっておられますので、できる限り何かの形で実現できるような御支援ができないものかということは、引き続き検討はしてまいりたいと思います。ただ、具体的に、じゃあ、いつごろ、どういった形で実施していけるのか、していただけるのか、現段階では未定であります。

有本記者(BSS)
 もし風紋広場でというような話になったらば、どうですか、場所的に。

市長
 そうですね、実は所管課のほうでも風紋広場の場所とか、いろんな法規制等もありますから、この御要望いただいたときにいろいろな観点から検討は行ったという経緯もありますので、引き続き実施できるかどうかということをもう少し具体的な検討を進めていかなければならないのかなというのが今の状況です。

中村記者(日本海新聞)
 砂時計ですけれども、それは資金面でも協力するということですか。

市長
 ええ、それも含めて鳥取市としてどういう支援の方法があるのかということを検討していかなければならないと思います。巨額な資金も必要とされる事業でありますので、その辺も十分検討の必要があるのではないかと思っています。

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12 消費税の再延期について

中村記者(日本海新聞)
 全然関係ない話なのですけれども、消費税の再延期の議論が国のほうから浮上していますけれども、もし先送りになった場合、地方消費税などもございますけれども、市にはどれぐらいの影響があるとお考えでしょうか。

市長
 そうですね、どれぐらいの影響か、まず延期になるかどうかがちょっとまだわからないので試算もしていませんが、地方消費税の交付金等に影響があることは間違いないというふうに思いますが、まだ具体的な試算はしていません。

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