鳥取市都市計画マスタープランを策定しました登録日:
都市計画マスタープランとは
鳥取市都市計画マスタープランとは、今後、急激な人口減少・高齢化が進展する中でも利便性の高い市民生活の持続的確保や安心して住み続けられる地域づくりを実現するため、都市構造や土地利用、都市施設の配置方針等の理念や方向性を示すものであり、本市のまちづくりの根幹を構成する重要な計画の一つです。
都市計画マスタープランでは、本市の市民サービスの拠点として、中心市街地を「中心拠点」、各総合支所周辺等を「地域生活拠点」と定めたうえで、各拠点や「その他の集落地」を利便性の高い公共交通ネットワークでつなぐ「多極ネットワーク型コンパクトシティ」を将来像としております。
図-「多極ネットワーク型コンパクトシティ」
【経過】
鳥取市都市計画マスタープランが策定された平成18年以降、急速な人口減少・高齢化の進展、平成30年4月1日の中核市移行、平成31年度に鳥取駅周辺に新築移転する新庁舎整備、平成28年10月21日に発生した鳥取県中部地震など、本市を取り巻く社会情勢は大きく変化しました。
本市の市民生活や経済活動の重要な基盤である高速道路ネットワークは、平成24年度の鳥取自動車道全線開通、山陰道(鳥取西道路)の平成30年内の全線供用、山陰近畿自動車道と山陰道を結ぶ(仮称)南北線の具体的調査開始など、近年、急速な進展が図られています。
これらの社会情勢への対応や本市が抱える様々な課題の解消を着実に進めていくために、概ね30年後の本市の都市像を見据えつつ、このたび都市計画マスタープランの改定を行ったところです。
平成29年2月21日開催の都市計画審議会で計画内容の承認が得られたため、平成29年3月28日に都市計画審議会会長から市長へ答申が行われました。
<3/28 答申会の様子>
【主な見直しのポイント】
- 山陰道と山陰近畿自動車道間のミッシングリンク解消など、今後の高速道路ネットワークの進展を見据えた土地利用の方針
- 本市の持続的で均衡ある発展のため、全市域での地域コミュニティの維持等による「安心して住み続けられる地域づくり」を新たな視点として示したこと…等
<安心して住み続けられる地域づくりのイメージ>
【最後に】
今後は、本計画で示す「多極ネットワーク型コンパクトシティ」の実現に向けた各種施策を計画的に進め、誰もが安心して暮らしていける地域社会の実現と、因幡・但馬圏域をリードする中核市としての持続的な発展を図ってまいります。
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