平成29年度職員プロポーザル更新日： 2019年1月7日

　本市は、平成30年4月に中核市へと移行することから、職員の能力や資質の向上を図り、持てる能力を最大限発揮できる職場風土の形成に組織全体で取り組む必要があると考え、幅広く職員の企画提案、アイデア、意見等を募集しました。

　☆このたびの職員提案募集は、声に出さない隠れた課題解決策やアイデアに光を当て、職員皆でその実現可能性について議論しあえる風土づくりの一助として、まずは個々の意見を出しやすい仕組みを目指し実施したものです。

募集期間と結果

　募集期間　：　平成29年10月3日～平成29年10月25日

　募集結果　：　提案者17名、提案件数28件

　これらについては、提案書類およびプレゼン（希望する提案者のみ）に基づき幹部職員が評価を行い、さらに市長の選定により、3件の提案を表彰しました。

表彰提案について

　このたび表彰となった提案は以下のとおりです。 

≪優秀賞≫

• 『場所の可能性』

　公式ウェブサイトに、既存のGISの仕組みを活用して、『場所』の情報（観光ルートや災害時の通行止め情報など）を具体的に示し、市民に分かりやすい情報発信を行うとともに、災害時においても、部署を越えた情報共有等により、問い合わせ対応の迅速化などを図っていこうとするもの。

• 『10年先を見据えて取り組む「山の手通り」の魅力アップ』

　有力な観光コンテンツを打ち出し、滞在型の観光へとつなげるため、歴史と自然にあふれた「山の手通り」にスポットをあて、人力車による周遊などの移動手段やライティングによる演出手法に関する提案や市民運動への展開に至るまで、10年先を見据えた具体的な構想を提示するもの。

≪市長賞≫

• 『償却資産申告調査』　

　償却資産の申告制度については、あまり周知がなされていないこと等があり、不申告や申告漏れが起こりやすい状況にある。近年小規模ながらも取り組みやすいものを選定し実施してきた所ではあるが、この申告調査体制を強化し、公平・公正な課税に繋げようとするもの。