動物を飼う前に必ず確認してください登録日： 2020年4月26日

動物を飼うということは…

ペットの飼い主に対しては、終生飼い続けることは当然として、様々な責任を果たすことが求められます。
飼い始める前に考えて欲しいこと、そして代表的なペットである犬とねこについて、飼い主の責任として求められる義務や知っておかなければならないことをまとめました。
これが全てというわけではありませんが、これから動物を飼いたい方は、本当にその責任を果たすことができるか、また、現に飼っている方は、その責任を果たせているか確認してください。
『飼わない』ことも、立派な動物愛護です。

猫を飼うことを検討されている方へ

猫を飼う前に、まず次のことを家族全員でよく話し合ってください。

Q1 あなたの住まいでは猫が飼えますか。
Q2 周囲の環境はどうですか? （猫は年2回鳴き声がひどい時期がありますが大丈夫ですか？）
Q3 猫を室内で飼えますか？
（交通事故で亡くなる動物の多くは猫であるという統計があることをご存知ですか？）
（多くの野良猫は何らかの病気を持っている可能性が高く、屋外に自由に出られる環境では病気に感染する可能性が高くなることをご存知ですか？）
Q4 猫の寿命は10年以上です。将来のことも考えていますか?
Q5 終生飼育できる心構えがありますか?
（飼えなくなったとしても容易に保健所では引き取ることはできません。飼えなくなった時、引き受けてくれる知り合い等はありますか？）
Q6 毎日の食費だけでなく、病気をしたときの治療費を負担できますか?
Q7 子どもたちの要求に、押し切られていませんか?
Q8 子どもたちだけでなく、大人の方が、その動物の飼育に責任を持つことができますか？
Q9 メスの場合、年2回出産する可能性がありますが、その子猫も飼うことはできますか？
（不妊・去勢手術の方法もあります。その費用を負担できますか？）

犬を飼うことを検討されている方へ

犬を飼う前に、まず次のことを家族全員でよく話し合ってください。

Q1 あなたの住まいでは犬が飼えますか。
Q2 周囲の環境はどうですか?
Q3 成犬となった時、散歩等できる種類ですか？
Q4 犬の寿命は10年以上です。将来のことも考えていますか?
Q5 終生飼育できる心構えがありますか?
（飼えなくなっても容易に保健所では引き取ることはできません。飼えなくなった時、引き受けてくれる知り合い等はありますか？）
Q6 毎日の食費だけでなく、病気をしたときの治療費、予防接種などの費用を負担できますか?
Q7 子どもたちの要求に、押し切られていませんか?
Q8 子どもたちだけでなく、大人の方が、その動物の飼育に責任を持つことができますか？
Q9 メスの場合、出産する可能性があります。その子犬も飼うことはできますか？
（不妊・去勢手術の方法もあります。その費用を負担できますか？）

環境省動画サイト（YouTube）

• 「ペットを飼う覚悟と責任」～ペットの命はあなたにゆだねられています（一般向け 9分37秒）
• 「ほんとうに飼えるかな？」（子ども向け　7分12秒）

参考

• 環境省作成「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」