図:庁舎南西側上空から見たイメージ

【特集】鳥取市の新たな拠点 新本庁舎建設について10月から段階的に開庁し11月に全面開庁!

鳥取市役所新本庁舎は、現在、開庁に向けて建設工事を進めています。今後、市民のみなさんのくらしを支えることになる「新本庁舎」について、開庁までの毎月、分かりやすくご紹介していきます。

今月は、新本庁舎の場所やどんな建物ができるのかについてご紹介します。

問い合せ駅南庁舎庁舎整備局電話0857-20-3013ファクス0857-20-3029
図新本庁舎位置図
建設地全景(平成31年2月撮影)現在の工事の様子

幸町に立地

新本庁舎は、国道53号に面した幸町71番地に立地します。敷地周辺には、JR鳥取駅をはじめ駅南庁舎や産業体育館などの公共施設に加え、商業施設なども集まった利便性の高い立地です。

分散した庁舎機能を集約

新本庁舎の完成後は、現在の本庁舎、第二庁舎、駅南庁舎、福祉文化会館、鳥取県東部庁舎の5つの庁舎にある市の行政機能を集約します。これにより多くの手続きが一つの庁舎で行えるようになるとともに、職員の庁舎間移動に伴う時間や経費が削減されることで効率的な行政運営を行えるようになります。

庁舎棟と市民交流棟で構成

新本庁舎には、庁舎棟と市民交流棟の2つの建物があります。

地上7階建で約35mの高さの庁舎棟は、災害時の防災拠点となるため、大地震の際でも建物を継続して利用できるよう、地震の揺れを吸収する免震装置を備えた建物です。

地上2階建の市民交流棟は、市民のみなさんに利用していただける多目的室やコミュニティスタジオ、レストラン・売店などを配置したまちづくりの拠点となる建物です。また、敷地内には、市民の誰もが気軽に訪れ、くつろぐことのできる屋外スペースを配置し、災害時には避難場所や災害活動拠点としても利用します。

10月から段階的に開庁

平成31年8月末の建物完成を目指し、工事は順調に進んでいます。建物完成後は、現庁舎からの移転準備などを行い、10月15日に市民のみなさんの利用の多い市民・福祉・税の総合窓口を配置する1、2階を開庁します。その後、4週間かけて移転作業を行いながら段階的に開庁し、11月5日に全面開庁する予定です。

開庁スケジュールの詳細については、現在も検討を進めており、今後、順次お知らせします。

図
南東上空から見た新本庁舎(イメージ)

街並みと調和し、屋上緑化や敷地内の植栽と一体となり緑豊かな景観を創出します。

図
新本庁舎トオリにわ(イメージ)

庁舎棟と市民交流棟の間の半屋外スペースで、緑が身近に感じられる場です。

新本庁舎概要
建物庁舎棟市民交流棟
敷地面積13668.81平方m
建築面積3672.14平方m1764.87平方m
延べ面積20120.26平方m2149.24 平方m
階数地上7階地上2階
構造鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、基礎免震鉄骨造
図:開庁スケジュール

来月は新本庁舎の内部について、詳しくご紹介します。