令和5年度東部不法投棄対策連絡協議会の取組み登録日:
◆鳥取県下(令和4年度まで)の不法投棄の状況
1.廃棄物適正処理推進指導員による不法投棄の発見(認知)件数(※)
年度 | H25 | H26 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 | R4 |
発見数 | 116 | 113 | 133 | 142 | 120 | 98 | 110 | 109 | 93 | 84 |
※指導員のみの発見件数。市町村等の発見数は含まず。
2.発見場所の状況(令和4年度)
山林 | 河川敷 | 道路 | 空き地 | 沼湖 | 海岸 | その他 | 合計 | |
東部 | 16 | 3 | 13 | 1 | 0 | 1 | 1 |
35 |
中部 | 1 | 3 | 12 | 2 | 0 | 0 | 4 | 22 |
西部 | 5 | 4 | 9 | 4 | 1 | 3 | 1 | 27 |
全体 | 22 | 10 | 34 | 7 | 1 | 4 | 6 | 84 |
(資料提供:鳥取県生活環境部循環型社会推進課)
◆不法投棄処理の取組み状況(発生状況や撤去状況)
鳥取市 |
不法投棄監視員及び市民からの通報等による市道・公園等公共場所に不法投棄された廃棄物を撤去している。 |
岩美町 | |
八頭町 | 道路への空き缶やペットボトル等のポイ捨てが多い。 |
智頭町 |
10月に鳥取県、鳥取市、環境大学生と合同で不法投棄監視パトロールを実施。 地元への周知と情報提供の呼びかけ。 |
若桜町 |
若桜町小船集落にて不法投棄発生、所有者に撤去依頼した。 合同パトロールにより、林道沿いの山林に廃タイヤの不法投棄を確認したため、所有者への指導を行い撤去・処分を行った。 |
国土交通省 |
ボランティア・サポート・プログラムによる清掃活動。 |
鳥取森林管理署 |
発生状況により対応。 |
鳥取海上保安署 |
令和4年の摘発状況 ごみの不法投棄3件 |
鳥取県土整備事務所 |
〇道路・河川巡視時に原因者が特定できない不法投棄廃棄物を発見した場合、産業廃棄物処理業者に業務委託し投棄物を撤去している。投棄物が少量であれば、巡視員がその場で撤去している。 〇鳥取県のボランティア制度により、各地域で清掃活動を実施している団体が定期的に投棄物の集積作業を行っている。 |
八頭県土整備事務所 | |
鳥取港湾事務所 |
〇不法投棄は、所管施設内のあらゆる場所で絶えず発生している。巡視活動や港湾施設利用者からの通報等に基づき認知した場合は、県において適宜回収して処分を行っている(投棄物の分量によって直営または委託により実施。)。 ○直近の例では、重量物の金庫や、生後間もない子猫5匹が捨てられていた。子猫の案件については警察署に通報するとともに、子猫は鳥取市保健所に保護してもらった。 |
鳥取警察署 |
管内で個人及び事業者による不法投棄を複数認知しており、行為者を特定して書類送検している。鳥取市役所等、関係各所と協力し、情報提供を受けた際は被疑者検挙に向けた活動を行っている。 |
郡家警察署 |
廃棄物の不法投棄、廃棄物の焼却違反が発生すればその状況に応じて指導にとどめるか事件検挙するのか検討しながら対応している。
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智頭警察署 | 支所と役場と連携して対応する。 |
浜村警察署 |
昨年6月の環境月間期間中に鳥取市廃棄物適正処理推進指導員が発見し、鳥取市役所鹿野町総合支所へ対応依頼された不法投棄事案について、当署が情報提供を受けて捜査を行いました。 |
◆不法投棄防止対策の取組状況
鳥取市 |
○鳥取市不法投棄監視員(全61地区363名)による不法投棄監視パトロール実施。 |
岩美町 |
○岩美町職員、美化推進員、シルバー人材センター職員のパトロール。 |
八頭町 |
・月に4回、2人組みでの環境パトロールを実施中。主に道路等の官地への不法投棄物を回収。 ・引き続き環境パトロール及び啓発看板の設置等による防止強化を図りたい。 |
智頭町 | 定期的な監視パトロールの実施 |
若桜町 |
・監視カメラを購入し設置済み |
国土交通省 |
(河川)不法投棄の多い箇所を記したマップ(ごみマップ)を作成し、HPで公開 |
鳥取森林管理署 |
国有林野において、委託及び職員により、日頃から巡視を実施している。 |
鳥取海上保安署 | 陸上及び海上から巡視監視。 |
東部農林事務所八頭事務所 |
(独自の監視員・巡視員等の配置、抑止策等) |
鳥取県土整備事務所 |
〇不法投棄禁止看板の設置を行っている。 〇巡視員を継続配置している。 |
八頭県土整備事務所 | ・監視カメラの設置 |
鳥取港湾事務所 |
〇 不法投棄物の発見、指導に特化した職員ではないが、県の巡視員と技術員を配置するとともに、監視カメラを設置している。 |
鳥取警察署 |
パトロール等の通常勤務を通じ、不法投棄、不法焼却被疑者の発見、検挙に努めている。 |
郡家警察署 |
当署管内は山間地域であり、山に沿って通じる通路から山の法面に向けて不法投棄する事案も認知することから、不定期ではあるが、赤色灯を点灯しながらのパトロールを実施して防止を図っている。 |
智頭警察署 | |
浜村警察署 |
監視の目が届きにくい山間部について、パトカーで警戒活動を行うなど監視体制の強化を図っています。 |
◆6月環境月間や10月不法投棄防止強化月間等の取組み
鳥取県警、鳥取市、鳥取県 |
○令和5年9月 スカイパトロールの実施 鳥取県警のヘリコプターによる上空からの不法投棄等の廃棄物不適正処理現場の早期発見、監視を目的に実施。ヘリコプターが撮影したライブ映像をモニターで確認しました。
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鳥取市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町、鳥取県、公立鳥取環境大学 |
○令和5年6月及び10月 合同パトロールの実施 鳥取市と各町および鳥取県合同で不法投棄現場や頻発地帯のパトロールを実施しました。 <若桜町(6月)>
<岩美町(6月)>
<鳥取市鹿野町(10月)>
<八頭町(10月)>
<智頭町(10月)>
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鳥取県、鳥取市、岩美町、鳥取警察署 |
○令和5年10月 廃棄物等運搬車両への合同検問の実施 鳥取県や警察署と合同で廃棄物等運搬車両に対する合同検問を実施しました。 |
鳥取海上保安署、鳥取県、鳥取市、岩美町、鳥取環境大学、鳥取しゃんしゃん祭振興会 |
○令和5年6月 海上パトロールの実施 6月の環境月間に併せて、環境保全意識高揚のため鳥取海上保安署、鳥取県、岩美町と鳥取市の合同で海上パトロールを実施しました。 鳥取海上保安署、鳥取県、岩美町と鳥取市により、しゃんしゃん鈴の音大使とともに港(鳥取市賀露港及び岩美町網代港)や釣具店で海岸利用者等にゴミ持ち帰り推進の普及啓発活動を実施しました。
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岩美町 | 6月27日、不法投棄物及び使用済物品回収業者監視合同パトロール(鳥取市と合同) |
八頭町 | 環境パトロールの実施。 |
若桜町 |
広告誌への掲載 IP告知端末での周知 |
鳥取森林管理署 | 年間を通して通常業務の中で、巡視を行っている。 |
鳥取海上保安署 |
・6/18に不法投棄防止海上合同パトロールを実施予定(東部不法投棄対策連絡協議会と合同) ・陸上及び海上から巡視監視 |
東部農林事務所 | 令和5年6月18日、環境月間でのシーパトロール(海上パトロール)活動への参加 |
八頭県土整備事務所 |
森林保全巡視員(会計年度任用職員1人)が森林を巡視し、不法投棄廃棄物を発見した場合は、必要に応じ関係市町村へ連絡する。 |
鳥取港湾事務所 |
〇「鳥取港クリーンアップ作戦(※)」の実施(6月)。 |
鳥取警察署 |
・10月17日、県と市、警察で、産業廃棄物運搬車両の検問実施。 ・不法投棄連絡協議会への参加、情報提供等 |
智頭警察署 |
パトロールを通じた警戒活動。 環境破壊や人害につながる悪質な行為に対する取締りの推進。 行政との連携 |
浜村警察署 | 両月間の期間中においても、上記2の取組を継続実施していきます。 |
◆ボランティア団体等による清掃活動など取組紹介
鳥取市 |
○湖山池アダプトプログラム 環境大学の研究に協力し、フィールドワークやデータ提供を行った。 |
岩美町 | 海岸清掃団体(11団体) |
八頭町 |
○船岡地域各集落(クリーンクリーン大作戦) ○一般住民(ひまわりクリーンクリーン作戦) ○八頭町建設業協会郡家支部 |
智頭町 | 集落ごとの環境整備をお願いしている。 |
若桜町 | 7月自治会 町内で一斉清掃 |
国土交通省 |
○鳥取河川国道事務所と協定を結んだ74団体が活動中 |
鳥取港湾事務所 |
県登録ボランティア団体(協働型・2団体) ○県登録ボランティア団体(参画型・約10団体) ○その他団体(約10団体) |
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