鳥取市

令和元年度 第8回 鹿野地域振興会議  登録日:

令和元年度 第8回鹿野地域振興会議 が下記のとおり開催されました。
 (資料は、ダウンロード欄からご覧ください)

 

 

日時:令和2年2月26日(水) 午後3時00分~午後4時55分

場所:施設視察 鹿野町今市、鹿野
    鹿野町総合支所2階 会議室

【出席委員】

高田守、小川義和、兼平恵、砂川重雄、山本章、筒井洋平、池原美穂、向井健太朗、田中文子、藤原真道

以上10名出席(敬称略) 

【欠席委員】
山下直司、佐々木千代子(敬称略)

【事務局】

徳岡支所長、乾副支所長兼地域振興課長(併教育委員会事務局鹿野町分室長)、
岡田産業建設課長、三谷市民福祉課長、小林地域振興課長補佐

 【傍聴者】
なし

【日程】

1 開会

 

2 施設視察 

(1) 温泉利用栽培実証実験ハウス視察(鹿野町今市)

(2) エクルビス(食用ザリガニ)養殖事業視察(鹿野町鹿野)

【鹿野町総合支所 会議室へ移動】

3 会長あいさつ

 

4 報告事項

(1)行事予定                 (資料ダウンロード)                      

(2)2月14日開催の地域振興会議会長会報告について  

5 議題

(1)施設視察に関する意見交換
 
(2)その他   
 
6 情報提供、その他             
(1)(仮称)鳥取風力発電事業について    (資料ダウンロード)
 
(2)浜村駅の係員対応時間の変更について   (資料ダウンロード)  
 
(3)その他
 
7 閉会
 
 
 
◎視察概要
鹿野地域振興会議では、(1)温泉利用栽培実証実験ハウス(2)エクルビス(食用ザリガニ)養殖事業の取り組みについて施設視察を行った。
1.温泉利用栽培実証実験ハウス
  温泉活用スマート農業実証コンソーシアム構成員 桝井氏説明
 イチゴの高設栽培のため土壌に地熱が得られないことから加温する必要がある。通常はボイラーで加温するが、温泉熱を利用した実証実験の取り組みを行っている。このほか温度などの各種データ取りを行い、コンピュータによる自動換気などスマート農業にも取り組んでいる。
今年は暖冬であること、苗の植え付けが遅れたことにより、温泉熱の効果はまだ検証できていないが、生育状況をみると効果は出てきていると思われる。
【委員】事業主体はどこか。
温泉の循環時間などは手動で管理しているか。今後自動化できるか。
地温の適正温度は何度か。
【事務局】事業主体は新たな農業法人(コンソーシアム)で、鳥取市が補助しています。
将来的には自動化も可能だが、現状ではデータを蓄積しているところです。
地温は17度くらいが適正です。
 
2.エクルビス(食用ザリガニ)養殖事業
  事業者  エクルビス(株)(所在地:鳥取市)
サポート (株)ふるさと鹿野 大井津専務(説明者)
 山陰合同銀行のイノベーションプログラムの支援を受けて取り組んでおり、田畑を耕作放棄地とせず、併せて観光振興など地域の活性化にも繋げることを考えています。
田んぼ内をロの字に溝掘りした水路で飼育し、中央にはハスを植えます。4月に幼ザリガニを投入し、秋ごろには収穫できる予定とのことです。逃亡防止は周囲に網を張り、鳥獣被害対策には上部への糸張りと周囲の柵で行います。
【委員】どのように収穫するのか。また収量の見込みはどのくらいか。
 幼ザリガニは売っているか。エサはどのようなものか。
 収穫後の販路はあるのか。
【ふるさと鹿野】餌をまいて網で捕獲するとのことですが、収量は不確定のようです。幼ザリガニは、ホームセンター等で売っているそうで、エサは専用の安価なものがあるようです。
 販路は、関東方面の中華店などから引き合いがあると伺っています。
【委員】今後、拡張する予定はあるか。
【ふるさと鹿野】計画はありますが、周囲に与える影響など状況を確認しながら進めるとのことです。
【委員】加工所などもここに作るのか。
【ふるさと鹿野】簡易事務所は作る予定だが、加工等はこれからの検討とのことです。
【委員】人を呼ぶ仕掛けにもつなげてほしい。
【ふるさと鹿野】ザリガニ捕獲やハスに係る集客イベントなどを考えているようです。
 
◎議事概要
 報告事項
(1)行事予定
事務局より資料1に基づき説明
 
(2)2月14日開催の地域振興会議会長会報告について 
 会長より口頭で概要説明
 
議題
(1)施設視察に関する意見交換について
(1)温泉利用栽培実証実験ハウスについて
【委員】何年後をめどに生産体制を確立する予定にしているのか。
【事務局】現時点では明確な年次計画は示されていません。
【委員】設備は貸与か。実証実験の次の展開はどうなるのか。
【事務局】設備は事業主体が鳥取市の補助を受けて整備したものです。現在、寺内地内へ温泉供給するための条例改正の作業を行っており、温泉審議会を経て2月議会に諮ることとなっています。供給が可能になれば新たな事業参入が見込まれます。
(2)エクルビス(食用ザリガニ)養殖事業について
【委員】市の関与はないか。
【事務局】ありません。
 
情報提供、その他
(1)(仮称)鳥取風力発電事業について
事務局より別冊資料に基づき説明
【委員】景観がどうなるのかが気になる。現地でのイメージ写真を作れないか。
【事務局】鬼入道奥の毛無山のテレビ塔辺りから鷲峰山に向けての尾根に、テレビ塔より高い風車が7基見えることとなります。
【委員】鬼入道には説明してあるか。その意向はどうか。
【事務局】既に事業者から説明されており、鬼入道としては前向きな姿勢だが最長55年という地上権設定を気にされている、と伺っています。
【委員】近接住民だけでなく、鹿野町内の住民の意見を反映できるのか。
【事務局】住民に皆さんの反対がないことが条件ですが、事業者は地権者の了解としています。しかし、鹿野財産区の所有地も該当しているため、財産区を通しての意見反映は可能と考えます。
【委員】財産区議会で了承されれば決まるのか。
【事務局】議決案件ではないので議会では決まりません。財産区の役員の方も鹿野地区住民にも説明していただき意見を伺いたいとの意向ですし、事業者の方も鹿野地区での説明会を予定されています。他の計画では城下町の景観に配慮することを要望しています。
【委員】他の現在稼働している地域の状況を情報収集して提供してほしい。
 

(2)浜村駅の係員対応時間の変更について
事務局より資料2に基づき説明
【事務局】気高町総合支所では宝木駅の駅舎見直しについても協議されているようです。JRとしては、地元管理による利用が無ければ解体し簡易な待合のみとする計画だと伺っております。
 

(3)その他
○西いなばでのマラソン大会の開催に向けた取り組みについて
【事務局】第5回の鹿野地域振興会議において委員提案のありました「西いなばマラソン大会」に関連した動きがありましたので報告します。
鳥取県東部陸上競技協会の国森理事長から、同協会主催で西いなば地域でのマラソン大会を計画したい旨打診がありました。
計画はまだ私案の段階とのことですが、鹿野発着でハーフマラソンまでの距離別コースを考えており、鹿野地域の皆さんの協力をお願いしたいとのことです。
 
○【委員情報提供】鹿野での子ども食堂開催について
【委員】気高の子ども食堂の手伝いをされていた方が、鹿野でも子ども食堂を開催します。食材提供および調理の手伝いなど多くの方に支援を受けています。
最近の子ども食堂は経済的に困難な家庭の支援だけでなく、保護者が忙しく孤食になるなどの家庭が親子で参加する交流の場となってきています。
【事務局】鳥の劇場でも子ども食堂開催に向けた検討をされており、主催者の方と協力していく動きがあります。
 
閉会

 

 

このページに関するお問い合わせ先

鹿野町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8682
FAX番号:0857-84-2598

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