とっとり市報 HTML版
2020.6 No.1118

特集 新型コロナウイルス感染症対策

新型コロナウイルス感染症は、市民生活にもさまざまな影響を及ぼしています。長期的な対応を求められる中で、感染拡大の防止とあわせ、社会経済活動の維持にも配慮した取り組みへの移行も課題となっています。

この特集では、本市が取り組む市民の「いのち」と「くらし」を守る施策についてご紹介します。

鳥取市公式ホームページ「新型コロナウイルス 関連」

5月4日の国の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では「新規感染者が限定的となった地域」で、感染拡大を予防しながら長丁場に備える「新しい生活様式」が提言されました。

【新しい生活様式の具体例】

外出
  • マスクを着用する
  • 人との間隔は2m(最低1m)空ける
  • 家に帰ったらまず手や顔を洗い、できるだけすぐ着替える
移動
  • 感染が流行している地域への移動は控える
  • 発症したときのため、会った人と場所を記録する
日常生活
  • こまめに手洗い・手指消毒、換気
  • 咳エチケットの徹底
  • 「3 密(密集・密接・密閉)」を避ける
  • 毎朝検温、健康チェック
  • 風邪症状があれば自宅療養
買い物
  • 買い物は少人数で、すいた時間に
  • レジに並ぶ時は前後にスペース
娯楽・スポーツ
  • 公園はすいた時間、場所を選ぶ
  • ジョギングは少人数で
食事
  • 食事は持ち帰りやデリバリーも
  • 大皿は避けて料理は個々に
働き方
  • グラスやお猪ちょこ口の回し飲みは避ける
  • テレワーク、オンライン会議
  • 対面での打ち合わせは換気とマスク

【感染したかな?と思ったら…】

医療機関を受診する前に、まずは東部地区発熱・帰国者・接触者相談センターへご相談ください。

※ 高齢者や、糖尿病、心不全、呼吸器疾患などの基礎疾患がある人、透析を受けている人、免疫抑制剤などを用いている人は重症化しやすいため、早めにご相談ください。

東部地区発熱・帰国者・接触者相談センター

  • 0857-22-5625(8:30 〜17:15)
  • 0857-22-8111(上記時間帯以外)
  • 0857-20-3962

イベントなどの中止について

■第63回鳥取市民体育祭 4月26日(日)〜10月18日(日)
■第45回鳥取市民音楽祭 6月7日(日)
■童謡・唱歌100曲マラソン 6月26日(金)
■第56回鳥取しゃんしゃん祭 8月13日(木)〜15日(土)

狂犬病予防集合注射の開催中止について

  • 駅南庁舎生活安全課
  • 0857-30-8551
  • 0857-20-3962

例年実施している狂犬病予防の集合注射は開催中止とします。個別で動物病院に事前予約のうえ予防接種を受けてください(※市が発行した案内通知を忘れずにご持参ください)。

新型コロナウイルス感染拡大で不安などを感じている人へ

感染が拡大する状況では、不安やストレス、恐怖、不眠など、こころやからだに様々な変化が起こりやすいと考えられています。信頼できる人に気持ちを話したり、相談したりすることで、つらさが和らぐことがあります。下記の相談窓口をご利用ください。

こころの相談窓口

鳥取市保健所心の健康支援室
0857-22-5616(平日8:30~17:15)
鳥取県立精神保健福祉センター
0857-21-3031(平日8:30~17:15)

市民の「いのち」と「くらし」を守り、地域経済を支える
鳥取市新型コロナウイルス感染症緊急対策補正予算

本庁舎行財政改革課 0857-30-8111 0857-20-3948

4月臨時補正の緊急対策第1弾として、中小企業者に低金利の融資制度を活用してもらうための金融機関への預託金や利子補助金を増額したほか、その他保育施設、放課後児童クラブなどへ衛生用品を追加配備しました。

5月臨時補正の緊急対策第2弾では、国の緊急経済対策、市の財政調整基金を活用して、①市民のいのちを守る②市民のくらしを守る③こどもの教育環境を守る④とっとりの経済を支える、本市独自の取り組みを進めています。6月補正においても追加の対策などについて提案する予定であり、市民のいのちとくらしを守り、地域経済を支える切れ目のない対策を実行していきます。

緊急対策第1弾 4月24日提案
(4月臨時補正予算 約35億円)
緊急対策第2弾 5月14日提案
(5月臨時補正予算 約197.1億円)
緊急対策第3弾 6月8日提案
(6月補正予定)

1 市民のいのちを守る約5,843万円

■感染症対策推進事業費(4,951万円)
発熱・帰国者・接触者相談センターでの相談体制の強化など
■鳥取市新型コロナウイルス拡大防止支援金(300万円)
市の協力依頼に応じて、店舗名の公表などに同意した事業者に対する協力金の給付
風評被害により経営に影響を受けた事業者に対する支援金の給付
■避難所用衛生用品購入事業費(394万円)      など

2 市民のくらしを守る約190億6,435万

■特別定額給付金事業費(187億5,210万円)
迅速かつ的確に家計への支援を行うため、全市民を対象にした一律10万円の支給(対象人数:186,300人想定)
■子育て世帯への臨時特別給付金事業(2億9,575万円)
児童手当受給者へ対象児童1人当たり1万円の支給(対象児童数:26,000人想定)
■生活困窮等包括的支援事業費(1,650万円)

3 こどもの教育環境を守る約5,520万円

■ICTを活用した学校教育活動支援事業(4,041万円)
インターネット環境が整備されていない家庭におけるWi-Fi環境整備の支援(補助上限1万円× 1,335人)
家庭学習を支援するデジタル教材(5教科) の導入
ICTスクールサポーターによる環境整備の促進
■衛生管理費(1,479万円)
小・中・義務教育学校に、消毒液・非接触体温計などの衛生用品の追加配備

4 とっとりの経済を支える約5億3,540万円

■鳥取市中小企業者経営持続化給付金(5億0,000万円)基金事業
市内中小企業に対する、事業継続のための給付金の支給
・30万円× 1,600件( 対象: 売上が前年同月比30%以上50%未満減少)
■飲食店緊急応援キャンペーン事業費(3,000万円)
テイクアウトを中心に使用できる割引券の発行および換金する事業に対する助成
・販売時期 第1弾 6月~ (利用期限7月末まで、定価4割引で販売)
第2弾 7月~ ( 利用期限9 月末まで、定価2 割引で販売)
■鳥取市タクシー代行サービス支援事業(540万円)
市内のタクシー事業者が実施する、テイクアウト等の受け取り代行サービスに要する料金の助成
飲食店舗等の販売促進及び外出自粛を余儀なくされている市民生活への支援
 ・利用者自己負担300円程度、補助上限2千円/ 件

市民のみなさんへ

〜「特別定額給付金」の申請を受け付けています〜

  • 特別定額給付金班
  • 0857-30-8250
  • 0857-20-3967
給付対象者
令和2年4月27日時点において、鳥取市の住民基本台帳に記録されている人
受給権者
給付対象者の属する世帯の世帯主
給付額
世帯構成員1人につき10万円
申請方法
オンライン申請・・・マイナポータルから申請(マイナンバーカードをお持ちの世帯主のみ)
郵送申請・・・鳥取市が世帯主宛てに送付する申請書に必要事項を記入し、添付書類とともに同封の返信用封筒で返送
添付書類
① 公的身分証明書など本人を確認できる書類の写し
② 振込先口座番号、口座名義人のカナ氏名が確認できる通帳やキャッシュカードの写しなど
 ※オンライン申請の添付書類は②のみ
給付方法
申請のあった預金口座へ振り込み
申請期限
8月26日(水)(当日消印有効)

※詳細は本市公式ホームページでご確認ください。

新型コロナウイルス感染症に便乗した詐欺に注意!

公的機関がATMの操作をお願いしたり、電話やメールで口座番号や暗証番号などの個人情報を聞くことは絶対にありません。不審に思ったら消費生活センターや最寄りの警察署にご連絡ください。

鳥取市消費生活センター 0857-20-3863
警察相談専用電話 #9110

融資などを受けるための証明書の
発行手数料が無料になります

  • 本庁舎市民課
  • 0857-30-8495
  • 0857-20-3909
対象となる融資制度など
【中小企業など】
新型コロナウイルス感染症特別貸付、新型コロナウイルス対策マル経融資、危機対応融資
【個人】
生活福祉資金(緊急小口資金)、総合支援資金(生活支援費)
対象となる証明書類
住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、所得・課税証明書、納税証明書
減免手続
証明書申請時に金融機関などから交付される「新型コロナウイルス の影響により融資を受けるための各種証明書手数料減免申請添付書類」を提出

※ マイナンバーカードを利用したコンビニ交付、湖山郵便局、宝木郵便局では取り扱いできません。

※ 申請の際に申し出がない場合は無料になりません。

生活にお困りのみなさんへ

〜社会保険料の減免制度があります〜

新型コロナウイルスの影響により一定程度収入が減少した場合などはご相談ください(徴収猶予制度もあります)。

■国民健康保険料
  • 本庁舎保険年金課
  • 0857-30-8222
  • 0857-20-3906
■後期高齢者医療保険料
  • 本庁舎保険年金課
  • 0857-30-8225
  • 0857-20-3906
■介護保険料
  • 本庁舎長寿社会課
  • 0857-30-8212
  • 0857-20-3906
■国民年金保険料
  • 本庁舎保険年金課
  • 0857-308224
  • 0857-20-3906

〜市税等の徴収猶予制度があります〜

以下の支払いが困難な場合は猶予などの制度がありますので、各問い合わせ先にご相談ください。

■市・県民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税
  • 本庁舎収納推進課
  • 0857-30-8162
  • 0857-20-3920
■水道料金
  • 水道局料金課
  • 0857-53-7923
  • 0857-53-7801
■下水道等使用料
  • 下水道庁舎下水道経営課
  • 0857-30-8391
  • 0857-20-3319

〜社会保険料の減免制度があります〜

一人ひとりの状況に合わせた制度・サービスについての情報提供、申請手続きなどを包括的に支援します。また、収入減少などにより住居を失うおそれがある人に対し一定期間家賃相当額を給付する「住宅確保給付金」もあります。

  • 中央人権福祉センター(パーソナルサポートセンター)
  • 0857-20-4888
  • 0857-24-8067

〜生活福祉資金の貸付について〜

休業や失業などにより生活資金でお悩みの人へ「緊急小口資金」、「総合支援資金」の貸付を行っています。

  • 鳥取市社会福祉協議会
  • 0857-24-3180
  • 0857-24-3215

事業者のみなさんへ

〜融資制度などの相談窓口があります〜

売上高や収入が減少した企業などへの融資制度や、経営上の相談など、中小企業向けのワンストップ相談窓口を開設しています。お困りごとがありましたらご相談ください。

【平日の連絡先(10:00〜15:00)】
鳥取商工会議所 0857-26-6666
【休日の連絡先(8:30〜17:15)】
鳥取県商工労働部  0120-833-877(フリーダイヤル)