鳥取市

令和2年7月3日の市長定例記者会見録更新日:

令和2年7月3日午前10時から、本庁災害対策本部室1

※会見の映像はこちら(※外部サイトYouTubeにリンクします)

 

令和2年7月3日市長定例記者会見

 

会見項目

1 本市における新型コロナウイルス感染症発生事案について(感染者3例目)

資料1(PDF/167KB)

2 特別定額給付金の給付状況等について

3 7月臨時補正について

4 砂の美術館第13期展示について

資料2-1(PDF/282KB)

資料2-2(JPG/986KB)

資料2-3(JPG/3MB)

5 麒麟のまちパートナーステッカーを作成します!

資料3(PDF/209KB)

6 ネット手続まとめページ『e-鳥取市役所』を開設します

資料4(PDF/502KB)

 

質問項目

7 代表質問について(新型コロナウイルス感染症発生事案)

8 各社質問について(新型コロナウイルス感染症発生事案)

 

会見項目

 

1 本市における新型コロナウイルス感染症発生事案について(感染者3例目)

 

市長

 昨日、本市職員の感染により、本市3例目の新型コロナウイルス感染症の陽性患者が確認されました。

 日頃より感染防止に努めてまいりましたが、職員の感染が確認されたことを重く受け止めており、改めてより一層の感染防止、感染拡大防止に努めていかなければならないと考えています。

 感染した職員の行動歴などから、引き続き濃厚接触者の特定などの調査を保健所で現在進めていて、既に本日の段階で、この時刻で若草学園の職員が順次検査受検中です。引き続き、できる限り関係している皆さんに検査を受けていただくよう要請し、しっかり感染防止に努めたいと考えていますし、また、市民皆様の不安解消にも努めていきたいと思っています。ただいま申し上げたお話を、この会見後にもケーブルテレビ等で市民の皆さんに広く発出していきたいと考えています。

 次に、この感染症発生事案について、昨日、患者さん御本人から受検前に聞き取りした行動歴等に加えて、昨日夜、担当保健師が聞き取りし、その内容については資料をお配りしていますが、昨日より少し詳しく具体的に行動歴等を確認しました。

 また、資料2枚目について、接触したと思われる方が現段階では180名余りで、確認中ですが、大体それぐらいの方が接触されたのではないかと現段階では判断しており、そのうち発症日から遡及して2日間に濃厚接触した方が25人プラス何人かという状況です。まずはこの濃厚接触された方が優先的に検査を受けていただくように今進めているところであり、若草学園の職員については、先ほど申し上げたように、既に今の時間帯で医療機関にて検査受検中です。

 市内の保育園については、平常どおり開園しています。また、若草学園、それから市内の全園に対して消毒を入念に行うようにしていますし、若草学園については、昨夜、消毒が既に終了しています。

 また、この新型コロナウイルス感染防止のため、本日から7月16日までの14日間、子育て支援センター14施設、児童館12施設、また一時預かり事業をしている10か所についても14日間、休止させていただきたいと思っています。その旨は各施設を通じて利用者の方にお伝えしていますし、市のホームページ等でも周知を徹底したいと思っています。

 あわせて、市の全園に対して、園内の消毒等をふだんより一層入念に行っていくように指示を出しています。検査の受検を多くの皆さんにやっていただくようにしたいと思いますし、何よりも感染防止、感染拡大防止にしっかりと全力で努めたいと考えています。

 

2 特別定額給付金の給付状況等について

 

市長

 定額給付金の状況について、まず、給付対象の世帯数が8万683世帯ですが、この中の94.6%に当たる7万6,313世帯、94.6%の世帯が既に申請手続を行っていただいています。この申請いただいた中で、96.4%については既に給付金を支給済みで、8万683世帯全体での割合でいくと91.2%と、90%を超える世帯へ既に支給済みですので、引き続き鋭意迅速に支給させていただけるように事務を進めたいと考えています。

 

3 7月臨時補正について

 

市長

 先月、6月定例市議会が閉会となりましたが、国がコロナウイルス関連の2次補正をしており、こういった国の動向を受けて、本市においても引き続き補正予算を計上して、しっかり対策に努めたいと考えていて、今月中旬あたりに臨時会を招集させていただきたいと思っています。現段階で計数を詰めていますが、予算規模として補正予算が一般会計38億7,900万余と、大体これぐらいの予算額で補正予算を計上させていただきたいと思っています。

 大きく3つの柱を立てていて、市民生活と地域経済を守り支える、また、明日を切り開く、これはアフターコロナを見据えた地方創生の取り組みです。また、6月の大雨による災害復旧等の関連予算を計上したいと考えています。

 まず、感染防止対策について、総額で1億187万円余の予算を計上したいと考えています。特にこれから出水期ですので、避難所等の対応も考えていますし、また、市役所窓口等の三密防止のための床のシート、パーティションなどの配備についても、これからさらに充実を図りたいと思っていますし、避難所については換気、また熱中症対策に必要な資機材等についても予算化をしていきたいと考えています。

 また、小・中・義務教育学校、全56校については、サーマルカメラ、これは体温等を計測する機器ですが、こういったものも配備していきたいと考えています。

 また、市内全域で、超高速通信網の光化を進めて、新たな地域づくりをこれから進めていきたいと考えています。

 また詳細については、議会運営委員会で議会に御報告させていただく際に、改めて御説明申し上げたいと思っています。現段階では大体このような形で7月に臨時会を招集して関連予算を上程させていただきたいと考えています。

 

4 砂の美術館第13期展示について

 

市長

 砂の美術館第13期展示について、本日、予定どおりこの内覧会は開催させていただきたいと思っています。ただし、例年のような開会セレモニーなどは省略させていただきたいと思います。これは三密の回避、感染防止ということで、そのような配慮を十分に行った上で、内覧会は予定どおり、本日、開催させていただきたいと考えています。

 それからオープンについては、7月11日土曜日開館予定で諸準備を進めてきたところですが、昨日、新型コロナウイルス感染症が発生し、濃厚接触者等まだ調査中という段階でもあり、この調査結果等も踏まえながら検討したいと考えているため、詳細については改めてお知らせさせていただきたいと考えています。

 

5 麒麟のまちパートナーステッカーを作成します!

 

市長

 麒麟のまちパートナーステッカーについて、実寸大はこういう形です。これは、既に連携中枢都市圏を形成して1市6町で今、様々な取り組みをしており、生活圏等を一にするこの圏域が一緒になって色々な取り組みをしていこうとしています。それをさらに進めていくためPRをしていこうと、この圏域にお越しいただいた皆さんをおもてなししていこうということです。

 それから、もう一つ目的があり、実はこの新型コロナウイルス感染症の関係で、県外ナンバーの車に対する、いわゆる嫌がらせのようなことが発生しています。そういった中で、圏域の一体感をさらに高めていく必要がありますので、この麒麟のまち圏域でパートナーシップの醸成、また新たな交流を始めていく、それに加えて、この嫌がらせの防止も狙いとして、こういったステッカーをこの圏域の皆さんに活用していただきたいと思っていますし、まずはこの1市6町、それぞれの自治体の公用車等に貼ってPRしていきたいと思っています。また、希望者の皆さんには無料で今月17日金曜日から配布予定とさせていただいています。

 

6 ネット手続まとめページ『e-鳥取市役所』を開設します

 

市長

 現在、本市では、電子申請の手続79件について既に行っていますが、これに今回、さらに8件加えて住民異動の予約申請、住民票の写し、印鑑証明書の予約申請、児童手当の現況届、食品衛生責任者設置(変更)届、営業許可廃止届、鳥取市中小企業者経営持続化給付金、セーフティネット保証等の認定申請、新規防犯灯設置申請、防犯灯取替え申請、住宅小規模リフォーム助成応募、こういった申請についても本日7月3日から電子申請にて手続を行っていただけるようになりました。新型コロナウイルスの感染がこれからまだまだ気になるところですが、そういった中で直接来庁していただくことと併せて、インターネット等を活用して電子申請によって申請手続を行っていただくということで、これからさらにこういった手続が可能になるように引き続き努めたいと思っています。この取り組みは、アフターコロナも見据えた取り組みとなります。また、市民の皆様の利便性をさらに向上させていくため、引き続きこういった手続をさらに多くの申請、手続の中で行っていただけるようにしたいと思っています。

 

質問項目

 

7 代表質問について(新型コロナウイルス感染症発生事案)

門前記者(読売新聞)

 それでは質問に移らせていただきたいのですが、本日は、少なからずの質問を代表質問の形式でさせていただきたいと思います。

 その質問の追加質問などは各社が行うこととなっていますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、まず、すみません、新型コロナウイルスの発生についてですが、昨夜、夜に聞き取りをされたということですが、本日も聞き取りはされているのでしょうか。

 

市長

 昨日、検査前に聞き取りをさせていただいたことに加えて、夜7時半過ぎからだったでしょうか、入院先に担当保健師が出向いて、患者さんから聞き取りをさせていただきました。本日は、改めて聞き取りは行っていません。

 

門前記者(読売新聞)

 東京や広島での立ち寄り先、また28日以降の行動歴をもう一度お願いしたいと思います。

 

市長

 まず、この資料のとおり、6月19日に飛行機で鳥取から東京に行き、夜、都内のこれは中央区ですが、当該保育士がほかの方と2人で会食し、翌日、20日土曜日には都内の絵本美術館で作家の方と打合せをしています。それから夜は、昨日、感染した保育士を含めて5人と申し上げたのですが、正確には、訂正させていただき、当該保育士プラス5人の計6名です。計6名で渋谷区代々木で会食をしたと聞き取っています。また、翌日、日曜日には都内や神奈川県の観光施設や書店等に立ち寄り、当日、鳥取に列車で帰ってきたということです。

 また、広島の行程ですが、6月27日土曜日に島根県経由で広島県を日帰りで訪問し、広島市内の飲食店で昼食を取ったことと、市内の書店と、それから広島県福山市の観光施設にも立ち寄って、車で帰ってきたということを昨日夜、聞き取りしています。

 以下、行動歴ということで、昨日の段階で聞き取りしたところです。

 

門前記者(読売新聞)

 すみません、鳥取県内での、例えば飲食店だとか、資料にもコンビニだとかあるのですが、こちらは公表はされないですか。

 

市長

 現段階では、まだ店舗等の了解をいただいていませんので、了解が取れた段階で、速やかに公表させていただきたいと思っています。

 

門前記者(読売新聞)

 それは、既に話はされているということでよろしいですか。

 

市長

 まだ、これからです。

 

門前記者(読売新聞)

 今、お話しはしていない。

 

市長

 はい、これからする予定です。

 

門前記者(読売新聞)

 こちら、「島根で知人を乗せ」とあるのですが、知人というのはどういった属性の方になりますか。

 

市長

 私はこれ以上のことを承知していませんので、担当部長から答えさせます。

 

健康こども部長

 この男性保育士は絵本専門士という資格を持っていて、都内に出かけたのも、その関係の知人と伺っています。その方を島根の松江で拾い、それから広島に向かったと伺っています。民間の資格ですが、そういう資格があるようで、その資格を持った方と色々、技量を高めるといいますか、絵本を読み聞かせする力を高めているという形でしているようです。

 

門前記者(読売新聞)

 ちなみにこの知人を、乗せたのはどちらで、降ろしたのはどちらで、広島県での訪問先はどういったところになりますか。

 

市長

 乗せたのも、降ろしたのも松江市内で、広島まで行って、こういった立ち寄り先に立ち寄って帰ってきたと聞き取っています。

 

門前記者(読売新聞)

 また、多目的室でイベントを開いて参加していたということですが、多目的室の28日以降の使用歴はどのようになっていますか。また、定期清掃などはどのように行っていますか。

 

市長

 まず、清掃については定期的に行っていますが、消毒については本日朝、既に実施済みです。また、29日以降の利用ですが、郵便局とのセレモニーがありました。あとプロポーザルの会場として6月30日に使用したといった状況です。

 

門前記者(読売新聞)

 定期清掃を定期的に行っているということですが、28日以降には行っていますでしょうか。

 

市長

 大体庁内については毎日清掃等を行っていますので、これは定期的に業者にやっていただいている状況です。

 

門前記者(読売新聞)

 陽性患者御本人様の症状の経過はどのようになっていますでしょうか。

 

市長

 では、これは保健所長から答えさせていただきます。

 

保健所長

 すみません、まだ今朝、こちらに来たばかりなので、検査の状況についてはまだ確認ができていません。

 

門前記者(読売新聞)

 昨日、例えば県でされた会議以降の、聞き取り中の御様子などはどうなっていましたか。

 

保健所長

 昨日、知事がおっしゃった状況以降の情報は、現在のところ、私に報告としては情報がありません。

 

門前記者(読売新聞)

 この男性保育士ですが、市役所の本庁に来ることはあるのでしょうか。職務での行動の範囲はどの程度のものになっていますか。

 

市長

 この期間内では、こちらに来られたのは28日日曜日のおはなし会で、このときに交流棟2階のスペースでこういったイベントを開催したということで、これ以外の前後では、こちらの立ち寄りはないです。

 平時、職員ですので、何か用事があればこちらに来庁する機会はあるとは思いますが、この期間内では、この28日のイベントでこちらに来たと把握しています。

 

門前記者(読売新聞)

 先ほど、保育園や児童館などについては方向性、方針を示されたと思いますが、幼稚園や小・中学校での対応はどのようにお考えでしょうか。

 

市長

 小・中学校については、昨日の段階で御家族に中学生のお子さんがいるということで、早速PCR検査を受検していただき、結果は陰性でしたので、この登校先の中学校を含めて、小・中学校については平常どおり開校とさせていただいていますし、また、幼稚園についても、平常どおり開園とさせていただいています。

 

門前記者(読売新聞)

 幼保もしくは小・中学校の保護者への説明はどのようにされますか。特に今回の若草学園の保護者も含めてです。

 

市長

 既に若草学園については、担当部署から昨日の段階で連絡は取っていると承知していますし、PCR検査等の受検についても、改めてまたお願いしていきたいと考えています。

 昨日も申し上げたのですが、本日から数えて14日間は休園となり、その理由はもちろんこの感染症が発生したということですので、その旨は関係者、保護者の皆さんには昨日の段階でお伝えしています。

 

門前記者(読売新聞)

 多目的室で行われたイベントに参加していたほかの保育園の保育士に関してですが、対応はどうされますか。

 

市長

 こちらについても、ほぼ参加者全員の特定ができていますので、順次、連絡を取って検査を受けていただく予定です。もう既に連絡は取っているのか、担当部長よりお答えします。

 

健康こども部長

 イベントに参加していた保育士ですが、こちらは今現在自宅待機としています。PCR検査もする予定となっています。

 

門前記者(読売新聞)

 イベントに参加したお子さんや保護者さんにも同じように、自宅待機などをおっしゃっているということでよろしいですか。

 

市長

 はい、同じようにしていただくようにしています。

 

門前記者(読売新聞)

 ちなみに、自宅待機しているかどうかの確認まではされないですか。

 

健康こども部長

 参加していた方の名簿をいただいていて、これから順次、連絡を取ってPCR検査等を進めていきます。現時点では、まだ連絡が取れていない方もいますので、自宅待機という格好まではしていないという状況です。

 

市長

 すみません。訂正させていただきます。

 

門前記者(読売新聞)

 今日は、普通に登園されている可能性が高いということでよろしいですか。

 

健康こども部長

 そうですね。まだ連絡も取れていませんので、その辺りはまだ、これから大至急連絡を取っていくところです。

 

門前記者(読売新聞)

 若草学園の子どもで、風邪の症状が出ているお子さんもいらっしゃるということで、風邪の経過などはどのようになっていますか。

 

市長

 風邪の症状が出ているお子さんとは、その当該保育士の御家族のお子さんで、昨日のPCR検査で、ウイルスは陰性という結果が出ています。若草学園には、風邪の症状があるお子さんは現時点で伺っていません。

 

門前記者(読売新聞)

 医療機関を2回受診されていますが、医療機関での感染防止対策はどのように行っていらっしゃいますか。

 

市長

 この当該保育士も感染防止等については十分理解して行動していたと考えていますので、マスクの着用や手洗い、うがいの励行等、基本的な動作についてはしっかり励行して行っていたと考えていますし、医療機関においても、昨今の新型コロナウイルスの感染等が大きな課題になっていますので、医療機関としての対応も行っていただいているものと我々は考えています。

 

門前記者(読売新聞)

 鳥取市2例目のように、例えば車内でとか、そういうことではなく、通常どおりの受診を2回ということでよろしいですか。

 

市長

 はい。通常どおりの、風邪に類似した症状ということで受診されています。

 

保健所長

 1回目の受診は7月1日でした。このときは市内の医療機関の診療所に診察に行っています。ここは通常の受診です。ただ、本人や職員などはマスクをして受診している状況だったと聞いています。

 それから2回目は、昨日も申し上げましたが、その診療所への受診は電話相談のみでしたので、7月2日は受診している状況にはございません。

 

門前記者(読売新聞)

 濃厚接触者の中で、風邪の症状などを発症している方はいらっしゃいますでしょうか。

 

保健所長

 今調査中です。朝からそういったところの確認に入っているところですが、現時点において、そういった症状がある人がいるという情報は、私のほうには入っていません。

 

門前記者(読売新聞)

 昨日、鳥取市のシグナルの発表がありましたが、今後、イベントに関してどのように考えていらっしゃいますか。

 

市長

 基本的には、感染を確認した日から14日間は休止、延期ということですが、国、また県のガイドラインに沿って、感染予防についてしっかり対応されていることが確認できる施設等については、これは通常どおり開館、実施とさせていただきたいと思いますので、それぞれのイベント等について、個別具体に内容を確認した上で判断していきたいと考えています。

 

門前記者(読売新聞)

 代表質問として最後です。今回、具体的な施設名、若草学園など名前を公表していただいていますが、誹謗中傷などのおそれがある中、その公表に踏み切った理由があれば、聞かせていただければと思います。

 

市長

 まず、何よりも感染防止、感染拡大防止、これが私どもにとって一番の目的ですので、感染防止、感染拡大防止に資するためには公表すべきだということで公表させていただきました。特に小さなお子さん等に接する機会がある、そういう職種ですし、何よりも、できるだけ早く検査を受けていただき対応していく必要があります。それを広くお知らせすることによって、注意喚起と、検査を受けていただくことを進めていくことに資すると判断した上で、公表させていただきました。

 

8 各社質問について(新型コロナウイルス感染症発生事案)

 

齊尾記者(BSS)

 30日、発熱後に利用した温泉は、場所は市内でしょうか、どこでしょうか。

 

市長

 これは、保育園にお子さんを迎えに行った、その後ということですから、市内だと思います。

 

齊尾記者(BSS)

 思います、ですか。確定はできないですか。

 

市長

 市内ですね。ちょっと私も直接聞き取りをしていませんので。市内です。

 

齊尾記者(BSS)

 ありがとうございます。

 

落合記者(NHK)

 2点確認させていただきたいのですが、濃厚接触者の範囲について、発熱した7月1日から前2日なのか、それとも昨日頂いていた資料では30日から症状が出ていたとのことですが、この30日から前2日ということですか。となると、このイベントに参加された方の中にも濃厚接触者がいるという、確認中となっていますが、いるという判断でよろしいでしょうか。

 

市長

 じゃんぐるじむですか、この表に書いてある接触者調査の状況ということで、うち濃厚接触者7名のうち7名ということで、これがそうですかね。

 

保健所長

 資料裏側にあるじゃんぐるじむ7分の7というのが、いわゆる1枚目の資料の、28日の鳥取市男性保育士会、このメンバーです。

 

市長

 だから、これが濃厚接触者ということです。

 

落合記者(NHK)

 2点確認したいのですが、今回、表の部分にPCR検査を実施と書いてありますが、これは接触者も含めて、実施予定のところは、例えば園児26名は今日実施を予定しているのでしょうか。あと、温泉施設の名前は、調整がついたら公表されるのでしょうか。

 

市長

 まず、若草学園については、冒頭申し上げたように、職員については既にこの時間帯で検査を受けている状況にあり、できる限り関係者全員、検査を受けていただくように進めていきたいと思います。

 また、温泉についても、了解がいただければ公表させていただけるものと考えています。

 

勝部記者(TSK)

 PCR検査に関して、普通は濃厚接触者という理解をするのですけど、今回は接触者が少なくても178人いるということは、PCR検査の対象は少なくとも178人以上になるという理解でよろしいでしょうか。

 

市長

 今の指針等によると、発症日から遡及して2日間の中で、特に密に接触された方が濃厚接触者という定義だったと思いますので、そういった方について検査を行えばいいということですが、この行動歴を確認した段階で、かなりの行動がありますので、感染防止等の観点から、できる限り、濃厚接触者以外の方についても鋭意受検していただくように、178名で上げさせていただいています。

 

桝井記者(山陰中央新報)

 昨日のやり取りの中でも出ていた話の若干繰り返しになって恐縮ですが、イベントで使われた市民交流棟の利用も制限するということだったと思いますが、例えばそれこそ若草学園と同じように、今日から2週間使わないということでよろしいでしょうか。

 

市長

 いや、そこまでは利用制限しなくてもいいと現段階で考えていて、既に今朝の段階で消毒をしっかり行いましたので、使用できる状態には既にしているところですが、まだ濃厚接触者等についても完全に特定し切れていない状況ですので、もう少しこの使用再開については見合わせたほうがいいのではないかという判断を今の時点ではしているところです。同じように2週間の使用制限をすることは現在のところ考えていません。

 

桝井記者(山陰中央新報)

 当面という感じですか。

 

市長

 当面ということです。

 

阿部記者(毎日新聞)

 もし分かったら教えていただきたいのですが、今日、PCR検査をする接触者のうち、さらにまた濃厚接触者というのは大体何人ぐらいになるのかというのが1点と、このじゃんぐるじむというおはなし会のグループについて、7人となっていますが、働いている保育園とか施設は何施設になるのでしょうか。

 

市長

 ちょっと後のほうの御質問については、具体的に後でまた何施設と報告させていただきたいと思います。現段階ではちょっと数値的なものは持ち合わせていませんので御了解いただきたいと思います。

 それから、1点目の質問ですが、濃厚接触者は、ここに上げているように、おはなし会の参加者が、具体的に人数をまだ確認し切れていない状況ですので、今の段階で25名プラス何人かという状況です。これも特定できるように、速やかに調査、確認をしたいと思います。

 

阿部記者(毎日新聞)

 今日、この関係者の人数が出ている中で、PCR検査をするのは、少なくとも25名という認識でよろしいですか。

 

市長

 はい、できる限り濃厚接触したとされる方については、できる限り受けていただくように、我々も要請していきたいと思います。今日全部受けていただけるかどうかという趣旨ですか?

 

阿部記者(毎日新聞)

 そうです。

 

市長

 そうですか、すみません。保健所長、その辺はどうでしょうか。

 

保健所長

 今、外来協力医療機関と朝から調整しているところです。ですので、今日、ここにも記載があるように、3日のうちに実施できるように、今鋭意調整しているところです。

 

小畑記者(中国新聞)

 今回、関係先が県内にとどまらず、島根、広島であったり、もしくは訪問先の東京であったりということですが、その辺りの行政間の連携は、何か考えていらっしゃいますか。

 

市長

 今のところ、行政間の連携等までは考えていませんが、例えば先ほど申し上げたように、都内で会食された、同じ保育士さんであろうかと思いますが、その辺りは患者本人から連絡を取っているようであり、状況等は確認できると思いますが、我々が行政間で調整なり連絡を取り合うというところまでは、現在のところ考えていません。

 

今泉記者(時事通信)

 すみません、ちょっと聞き漏らしてしまったのですが、児童館や一時預かり施設、ほかの保育園の扱いについて、改めて教えていただけますでしょうか。

 

市長

 保育園等については、通常どおり開園させていただいています。

 また、子育て支援センター14施設、児童館12施設、また一時預かり事業を行っている施設が10か所ありますが、これらについては本日から14日間、7月16日まで休止とさせていただきます。

 

健康こども部長

 ちょっと補足がありまして、一時預かり事業の施設は10か所ほどございますが、中止しますのは保護者のリフレッシュで、一時的な保育を求める部分のみを中止とする予定としています。これ以外の通常の部分については受入れを行います。

 

市長

 10か所でないということ?

 

健康こども部長

 10か所ですが、リフレッシュ関係だけは利用を中止という格好です。

 

桝井記者(山陰中央新報)

 子育て支援センターや児童館をしばらく閉める理屈としては、今回、子どもさんの施設に勤める方で感染が確認されたので、その子どもさんが移動して、子どもさん同士で何かする可能性があるので、子どもが来るおそれのある施設は閉めるという理屈でいいでしょうか。

 

健康こども部長

 こちらの子育て支援センターや児童館は、不特定多数の方が来られるという事情もあり、その関係で、取りあえず休止とさせていただくと考えているところです。

 

西山記者(日本海新聞)

 6月19日ということで、県をまたいだ移動が一応解禁された当日だったとは思うのですが、実際に保育現場に携わる職員の方が、まだ感染が続いている東京に早速、しかも一応私用だったということでしたので、感染地域を伺っていたということに対する意識の低さについては、市長としてはどうお考えでしょうか。

 

市長

 これについては、6月19日から7月10日はステップ2ということで、感染防止に留意しながら、行動については制限が緩くなったことを受けてということですので、これは意識の低さというか、結果として感染が発生したということですので、非常にその辺り我々はとても重く受け止める必要があろうかと思っていますが、一つの基準としてステップ2ということで、感染防止に留意しながら、行動については制限が緩くなったということで、これはそのような判断の下に行動したということですので、意識が低いのかどうかということについては、これはコメントすることにはならないと思っています。

 また、私用ということですが、28日の絵本の読み聞かせイベントの、そういった通常の業務の中で取り組んでいるところから派生した集まりというか、そのような用事で有給休暇を取得して上京したということですので、全くプライベートということではなく、そういった、仕事の延長上のような位置付けで、この時期に必要があったと判断して上京したのではないかと考えていす。

 

西山記者(日本海新聞)

 有休を取って、一応休んで行っていたということなので、昨日の会見でも、市長は最初に、一応私用ですと言ってその後説明されていたと思うのですが、あくまで私用ということで大丈夫ですよね。

 

市長

 はい、そのとおりです。公務ではないです。

 

桝井記者(山陰中央新報)

 感染ルートって、多分まだそこまで手が回っていないと思うのですが、今のところは、この東京なり広島なりに行っているので、そちらのほうで感染した可能性が高いということでいいのでしょうか。

 

市長

 私も医学的な知見を持ち合わせていませんので、多分そのような可能性もあるのかなとは、率直に申し上げて思っているところですが、これについても、多分東京で感染したのだろうという断定的なことは、なかなか申し上げることはできないと考えています。

 

阿部記者(毎日新聞)

 確認ですが、自粛が解けて県外の往来ができるようになったとしても、東京や広島に行って感染予防をしていなかったということは多分ないだろうなと思うのですが、聞き取りの中で、マスクを着用していたとか、そういったことはあるでしょうか。

 

市長

 マスクの着用、うがい、手洗いの励行等、あるいは三密の状況を回避する、このような基本動作については、職員に周知徹底を日頃よりしていますので、そういったことについては励行したと、本人からも話は聞いています。

 

西山記者(日本海新聞)

 6月28日以降の市内での行動履歴ですが、この今日配られた資料を見る限りだと、28日の喫茶店と、29日の飲食店、あと、さっきおっしゃられた30日の温泉、この3施設が今後、店名なり施設名を公表する可能性があるということで大丈夫ですか。

 

市長

 はい。それぞれ関係先の御理解、御協力をいただくという前提ですが、そのような状況で可能になればと考えています。

 

保健所長

 追加させていただきます。確かコンビニが行動歴の中にあります。このコンビニというのは、2例目か1例目のときもあったかと思いますが、本当に、そのときの接触状況というか、そこら辺りについては確認して、今日やっていますので、その状況によっては、そこまで公表しなくてもという可能性もあるのではないかと思っています。

 

西山記者(日本海新聞)

 なので、今聞いている、知り得る範囲では、この3施設が名称を具体的に公表するということで、間違いないということですか。

 

市長

 公表できるかどうかは、先ほど申し上げたように、やはり関係先の風評被害等も懸念されるところですので、御協力いただくという前提で御理解いただきたいと思います。

 

宮城記者(朝日新聞)

 28日のイベントの参加者に対する連絡ですが、連絡が取れた場合は、まずPCR検査の受検を案内するということと、あと、自宅待機も併せてお願いするということでよろしいでしょうか。

 

市長

 はい、そのとおりです。

 

宮城記者(朝日新聞)

 あと、すみません、ちょっと細かい部分ですが、29日に公開療育とあるのですが、これはどういうことですか。

 

市長

 これは、担当部長のほうで分かりますか、どういう状況か。

 

健康こども部長

 公開療育ですが、こちらは、若草学園で、子どもさんの療育をやっているところを見ていただくという格好で、これに参加しているのは、若草学園の先生と、あと市の職員が参加している状況です。

 

宮城記者(朝日新聞)

 そうすると、保護者などが参加するものではないということですか。

 

健康こども部長

 はい。保護者ではなく、職員がその行動を勉強させていただくというものです。

 

落合記者(NHK)

 2点確認したいのですが、公開療育の際の市の職員の方や、28日の知人との喫茶店での談話の、この知人と職員の方は、接触者に当たらないのかということと、あと、おはなし会の参加者、濃厚接触者、確認中とのことですが、濃厚接触者になる基準があるのか、それとも何か別のことを確認しているのか、何を確認しているのかを教えていただけますか。

 

市長

 濃厚接触者の定義については、これは保健所長に答えていただきたいと思います。

 

保健所長

 かなり大きいスペースだったと思います。それで、その中で、御本人さんがどこまで動いたりしているかということを踏まえながら、本当に全く後ろのほうで、全く接することもなくいたのかとか、その辺りも詳しく聞き取りをしながら、いわゆる濃厚接触者とは、15分以上、それから1メーター以内ですか、マスクとか、そういうもの無しで接していた方ということなので、そういった方がいらっしゃるかどうかの確認作業という意味です。

 

落合記者(NHK)

 最大では99人が濃厚接触者になる可能性があると。

 

保健所長

 確認を今、しているところです。

 

落合記者(NHK)

 あと、1点目の知人と市の職員に対しては、接触者に当たらないのですか。外来療育のところに市の職員が入っているのか、あと、知人というのはどこに当たるのかというのは。

 

保健所長

 市の職員というのは、若草学園職員等ということになっているので、そこの中に入っているという理解をしていただいたらいいと思います。

 知人については、このじゃんぐるじむの中に入っているということです。

 

西山記者(日本海新聞)

 じゃんぐるじむのほかの男性保育士の方が濃厚接触者になっていますが、今日の段階で、その男性保育士が所属している施設は、全部開所しているのでしょうか。

 

市長

 はい、開園しています。

 

宮城記者(朝日新聞)

 その感染された男性は、30日に発症しているので、濃厚接触者の定義には当てはまらないかもしれないんですが、27日の松江の知人の方は、PCR検査の受検は案内するのでしょうか。

 

保健所長

 この松江の知人の方や、それから都内で会食した5人の方など、そのあたりは本人から自分の状態を伝える努力をするということで対応していると思いますので、場合によっては、そこが検査されるという可能性はあるのではないかなと思います。

 

門前記者(読売新聞)

 先ほど、知人がじゃんぐるじむの中に含まれているとおっしゃっていたのですが、そうすると、この松江で拾った知人というのは、鳥取市の男性保育士会に所属しているということですか。

 

健康こども部長

 松江の知人と、喫茶店ですかね、話をしたというこの知人は、全く別の方です。松江に住んでいる知人と、同じ「知人」という言葉を使っていますが、松江のほうの知人です。

 

門前記者(読売新聞)

 28日の市内喫茶店での知人は、このじゃんぐるじむの知人ということですか。

 

健康こども部長

 そうです。その5人の中の一人だということです。

 

門前記者(読売新聞)

 特に松江の知人は、そうすると、接触者のほうには入っていますか。

 

健康こども部長

 入っていないと思います。入っていません。

 

門前記者(読売新聞)

 それはどうしてですか。恐らく助手席に乗っていると、かなり濃厚接触の疑いが高いのではないかと思うのですが。ああ、そうか。27日は濃厚接触期間ではないですね。ただ、接触者には当たると思うのですが、かなり密な。それはどうして入ってないのですか。

 

保健所長

 発症の前の濃厚接触というところ、いわゆる感染させるという意味において濃厚接触という定義でやっていますので、そうすると、発症が30日ですので28日以降ということになります。

 

門前記者(読売新聞)

 まず、すみません、先ほど、市職員は、この若草学園職員等に入っているということですが、具体的に若草学園の職員が何人で、市の職員が何人かの内訳もお願いいたします。

 

健康こども部長

 若草学園の職員が25名いて、その中の、この担当者本人1名ございますので、24名。それと、市の職員が4名、もう1名がちょっと今、手元に資料がございませんが、大体そのような内訳だったかと思います。

 

門前記者(読売新聞)

 濃厚接触者7人の内訳はどうなっていますか。

 

健康こども部長

 すみません、また後で調べてからご報告します。

 

西山記者(日本海新聞)

 今日、若草学園が臨時休園になっていると思いますが、実際にふだん利用されている子どもさんは、今日どうなっているのでしょうか。

 

健康こども部長

 休園ですので、保護者の方に御自宅で見守りといいますか、保護をお願いしている状況です。

 

西山記者(日本海新聞)

 それはもう皆さん、それに対応していただけたということですか。

 

健康こども部長

 今のところ、預かってほしいという連絡はまだ来ていない状況です。

 

松田記者(産経新聞)

 砂の美術館ですが、11日のオープンについて、感染事例の調査結果を踏まえながら検討するとあるのですが、どういう結果が出たら、例えば延期したりするのでしょうか。

 

市長

 これからPCR検査等を順次、受検していただきたいと思っていますが、その中で陽性の方が発生するということや、そういう行動歴等を重ね合わせてみて、これは延期したほうがいいとか、休止したほうがいいという判断があると思います。

 それから、この施設の特性として、大体9割ぐらい県外の方が来館されるという状況がありますので、これはこの鳥取市内の状況だけではなく、例えば東京等を中心に、県外の感染症の発生状況等も勘案して、総合的に判断していかないといけないと考えています。

 

西山記者(日本海新聞)

 すみません、重ねてですが、現段階で1人発生していて、もしこのまま2人目が出なかった場合は、ではこのまま予定どおり開館するということですか。

 

市長

 先ほど申し上げたように、鳥取市内の状況ももちろん基本的に勘案する必要があるのですが、全国的に今、特に気になるのが東京で昨日は107人ですかね、感染がここに来て発生数が増えている状況がありますので、この施設の特性として、かなりの割合で県外からお越しいただいている状況を踏まえると、全国的な状況もしっかりと踏まえながら判断していかなければならないと考えています。

 

門前記者(読売新聞)

 例えば入館の対象地域を制限していくなどということは考えたりされますか。

 

市長

 そういうことも選択肢の一つになろうかなと思っていますが、それを入館されるときにいかに確認していくかという難しい問題も発生しますので、あまり複雑なルールといいますか、対応方針は現実的ではないのではないかなと思います。何よりも感染防止、感染拡大防止を念頭に置きながら総合的に判断していかなければならないのではないかと思います。

 

宮城記者(朝日新聞)

 7月1日に空き家となっている実家で過ごすとありますが、これは熱が出たために、いわゆる隔離という形で、そこに泊まって過ごされたということですか。

 

保健所長

 そうです。体調が悪かったので慎重を期してです。

 

橋爪記者(共同通信)

 その実家ですが、鳥取市内でよろしいでしょうか。

 

市長

 はい、市内です。

 

健康こども部長

 ちょっと戻って、先ほどの若草学園のご質問について、若草学園の職員等が29人で、そのうち、濃厚接触者の数はというお尋ねでした。その中でも、はじめの29というのは、職員が24人、それから市の職員が1、あと1人、他の施設の方が1の29人となっています。その中で、濃厚接触の方は、若草学園の職員が6人、他の施設の方が1人で7名が内訳ということです。

 それと、ずっと前に戻りますが、じゃんぐるじむの関係者7人ということで、施設の内訳というお尋ねがあったかと思います。こちらは、じゃんぐるじむの関係者の方で、7人のうち6施設の方がいて、あと、それにその他の方が1人で、合計7人となります。

 

落合記者(NHK)

 その他の方というのは何ですか。

 

健康こども部長

 その他の方というのは、今お話ししたのがじゃんぐるじむの関係者、保育士さんということですが、保育士さん以外の方です。

 

落合記者(NHK)

 その方は、教育機関とか保育施設みたいなところに勤務されている方ですか。

 

健康こども部長

 いや、お勤めはされていない方です。

 

落合記者(NHK)

 どこにも勤務されている方ではないですか。

 

健康こども部長

 そうです。

 

西山記者(日本海新聞)

 すみません、確認ですが、無職で、ボランティアなどで参加しているという認識でよろしいですか。

 

健康こども部長

 そうですね。

 

阿部記者(毎日新聞)

 すみません、その6施設というのは、内訳は結構ですが、全て保育施設ということでよろしいですか。

 

健康こども部長

 すみません、ちょっとそれは確認させていただければと思います。

 

小畑記者(中国新聞)

 若草学園職員等接触者29人、濃厚接触者7人で、濃厚接触者7人のうち、若草学園の職員の方が6人、その他の施設1人ということですが、その他の施設というのはどういうものですか。

 

健康こども部長

 こちらは、障害児施設の方と、視察を受けた施設の方ということです。

 

小畑記者(中国新聞)

 それは市内ですか。県内ですか。

 

健康こども部長

 そこまでは、ちょっと確認が取れていません。

 

福山記者(NKT)

 若草学園が14日間休園になるということですが、今後、ちょっと家で見ることができないといった電話がかかってきた際や、連絡があった際には、対応はどのようにされる予定でしょうか。

 

健康こども部長

 若草学園は、今、消毒も済んでいて、施設自体は使えるような状況となっていると思います。それで、あとは職員の方、保育士さんがどれだけそこに集まっていただけるかというところが問題で、あと、どれぐらいの方の手が挙がるかということもありますので、その辺り、希望を聞きながら、対応をできるだけさせていただけたらと思っています。

 

福山記者(NKT)

 では対応は、PCR検査等で危険がないと判断した上でということでしょうか。

 

健康こども部長

 PCR検査は、職員はもう今日、済むことにしていますので、その辺りを見ながらです。濃厚接触の方については2週間の自宅待機がありますので、それ以外の方に出ていただくことになるかと思います。ですから、本庁にも保育士がいますので、そういう方にも出ていただいてという対応になろうかと思います。

 

吉川記者(NHK)

 すみません、何点かお伺いしたいのですが、まず、この該当職員の方が東京に行くということを、市もしくは施設として把握されていたのでしょうか。

 

健康こども部長

 こちらには届出が出ていますので、把握はしていました。

 

吉川記者(NHK)

 それは、プライベートで行きますということで届けが出ていたのでしょうか。それとも、先ほど私用でという話は市長からありましたが、一応職務の一部として行くということで出ていたのでしょうか。

 

健康こども部長

 職務の一部ということではありません。先ほどお話しましたが、絵本専門士という民間の資格ですが、それを持っていて、こういう活動の中で東京に行って勉強する、そのために行きたいという話だったと聞いています

 

吉川記者(NHK)

 例えばその過程の中で、東京は今、感染者がすごく増えている状況なので、考え直したほうがいいとか、注意喚起であるとか、何かそういったことはなかったのでしょうか。

 

健康こども部長

 東京はそういう状況ですが、一応19日から緩和という状況が出ていました。また、行くとしても自己防衛ということで、感染予防対策を取っていると、取って行ってくださいということは暗に、言葉では出していないかもしれませんが、市役所全体がそういう態勢を取っていこうという話はしていますので、その辺りについては、そういう状況で行っているものと考えていました。

 

吉川記者(NHK)

 東京に行った後の体調チェックや、そういった事後報告みたいなものは、市としてやってらっしゃったのでしょうか。

 

健康こども部長

 体調チェックは、勤務時ですね、勤務の前には必ず体温を測ってから勤務に就くということでやっていますので、その辺り、行く前、行った後でも同じように、症状、熱等もなく通常どおりやっていたと聞いています。

 

西山記者(日本海新聞)

 長井所長にお伺いしたいのですが、この感染者の方が7月2日に相談センターに相談されていて、その段階では、やはり診療所へ電話相談するようにという判断だったと思うのですが、そこの判断の理由をお聞きしたいです。

 

保健所長

 その前日に診療所で受診されていたということと、そこで風邪だろうという診断を受けていたので、まずはそこに状況をお話しされて、そこで相談をしてみてほしいということで、基本としてはその対応だったということです。

 

西山記者(日本海新聞)

 実際に診療所は様子を見ましょうということになったと思いますが、その後、御本人ももう一回相談センターに電話されたというのは、御本人がやはり検査を望んでいたということですよね。

 

保健所長

 御本人さんも、職場のほうも少し相談されて、それで入ってきたと思います、たしか。

 

西山記者(日本海新聞)

 職場の相談のタイミングはどこですか。

 

保健所長

 そこの詳しいことがちょっと、時間的なところは分かりませんが、職場からも、これはかかったほうがいいのではないかということで、私が、昨日は10時半頃、その報告、相談を受けました。

 

西山記者(日本海新聞)

 10時半というのは、午前のですよね。

 

保健所長

 はい。

 

西山記者(日本海新聞)

 かかったほうがいいという、それは1本目の電話のときですか。朝に職場施設から、やはりPCR検査を受けたほうがいいよと、この職員の方にそういうお話があって、その後、相談をもう一回電話したということですよね。

 

保健所長

 その前後関係の詳しいところは、ちょっと私も今ここに持ち合わせていないのですが、私は昨日は確か時間休を取っていましたので、それで確か私のほうで報告を受けたのがその後でしたので。

 

西山記者(日本海新聞)

 では、その辺の確認は後でちょっとまた。

 で、また、職場からやはり受けたほうがいいという勧めを受けて、職員さんがまた電話されて、で、医療機関では経過観察ということだったのですが、そこで相談センターの判断が変わったわけじゃないですか、PCR検査をやはりしましょうと。その理由って何だったのですか。

 

保健所長

 これは私が相談を受けて、この行動歴ですね、行動歴があるということと、あとは症状で、やはりこれは、診療所では様子を見てくださいということでしたが、昨日、東京のこのような状況もありましたので、やはりこの行動歴をかなり重視して、私は、これは接触者外来で検査を受けたほうがいいと判断して、案内させていただきました。

 

西山記者(日本海新聞)

 一番最初に保健師が聞き取った時点では、その行動歴は、保健師は聞き取っていたと思うのですが、所長の耳に入っていなかったので、その判断に至らなかったということですか。

 

保健所長

 どこまで聞き取っていたかというところは、ちょっと確認させていただきます。

 

門前記者(読売新聞)

 昨日の会見では、この保育士さんに関して、毎朝の検温が徹底できていないという話を深澤市長がおっしゃったかと思うのですが、先ほど、毎朝検温していたと。これはどちらが正しいのですか。

 また、それであれば、例えば30日発症日の体温は幾らだったのかといったことも教えていただければと思います。

 

市長

 まず、1点目については、私も確認が十分でなかったということは訂正させていただきたいと思います。担当部長から確認したところでは、きちんとその辺りは励行してもらっていることが分かりましたので、私が状況を十分把握していなかったということで、訂正させていただきたいと思います。

 

健康こども部長

 こちらで把握しているのは、熱が出たときの体温しか記録をしていませんで、6月30日は症状が出ていますが、熱はなかったと聞いているところです。7月1日にはちょっと熱が出てきて、37.6度ということです。で、日中になると36.8度に下がったと伺っています。7月2日にはまた37.6度に上がったと聞いています。

 

門前記者(読売新聞)

 そうすると、どのように体温を把握されていたのかということは、把握されていますでしょうか。若草学園内で、どのように体温を把握していたのかということは御存じでしょうか。

 

健康こども部長

 保育士については、出勤する前に調子が悪いということがないように、体温を測ってから出ていくという対応をしていますので、一応私の把握しているところでは、午前、出勤前のときに体温を計測していたということです。

 ちょっと訂正させていただきます。7月1日ですが、朝の体温が37.6度で、7月2日朝が37.7度です。申し訳ありません。

 

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