参画と協働のまちづくり「みんなでまなび、みんなでつくる 地域の未来」を放送しました。登録日:
鳥取市では2年に1度「参画と協働のまちづくりフォーラム」を開催しており、令和2年度がその開催の年となっていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、当年度は行政番組を撮影して放送することとしました。
鳥取市が平成20年度を「協働のまちづくり元年」とし、市民との協働によるまちづくりの取組みを進め始めてから10年以上が経過しました。この間、全61地区にまちづくり協議会が設立されるなど一定の成果が得られた一方、急速な人口減少や地域課題の多様化などにより地域をとりまく環境は変化しており、地域によっては人材や資金の不足など組織や活動の維持継続に不安を抱えておられる状況にあります。
そうした中、地域の課題に柔軟に対応していくため、その地域に合った新たな取組みが展開され始めています。この行政番組では、地域で実際に新しい取り組みに挑戦している方や、地域コミュニティ活動に詳しい有識者にお話をお聞きしています。この放送が各地域において”これからの地域のあり方”を考える契機になることを期待しています。
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、「市民と行政との協働のまちづくり」やまちづくり協議会など地域組織の今後のあり方、コミュニティ活動や生涯学習の拠点である地区公民館の役割などについて意見を交わしていただきました。
※左から、市民自治推進委員会委員長 中川玄洋氏、社会教育委員会議会長 竹内潔氏
※左から、城北まちづくり協議会会長 鈴木伝男氏、佐治町まちづくり協議会会長 小谷繁喜氏
また、パネルディスカッションの中では、新たな地域組織づくりに取り組んでいる賀露地区の取り組みと、市が試行的な導入を始めている新たな交付金制度を活用している明治地区の取り組みを紹介しております。
講演会
とっとり県民活動活性化センターの椿氏をお招きし、「鳥取市参画と協働のまちづくり~住民主体の持続可能なまちづくりに向けて~」と題してご講演いただきました。
椿氏は令和元年度に開催したまちづくり協議会研修会でもご講演いただいており、地域を取り巻く状況や、地域の持続可能性を高めるための手法などについて、具体的なデータを示していただきながらお話しいただきました。
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