鳥取市

令和2年10月23日市長定例記者会見録登録日:

令和2年10月23日午前10時から、麒麟Square2階多目的室1

※会見の映像はこちら(※外部サイトYouTubeにリンクします)

 

令和2年10月23日市長定例記者会見

 

はじめに

会見項目

1 史跡鳥取城跡「中ノ御門表門(大手門)復元上棟式」について

資料1(PDF/148KB)

2 鳥取市と日本郵便株式会社とは「連携協定」を締結し地域社会の振興と発展を図ります!

資料2(PDF/141KB)

3 鳥取市役所本庁舎前ラッピングポスト除幕式 ~ 麒麟獅子のポストが登場します ~!

資料3(PDF/382KB)

質問項目

4 旧本庁舎等跡地活用について

5 鳥取城の復元について

6 鳥取市内の風力発電計画について

7 鳥取駅前の活性化について

8 日本郵便との協定と、新型コロナ関連について

9 瓦町ロータリーの活用について

10 石破氏の会長辞任について

 

はじめに

 

市長

 まず本日の日程ですが、令和2年度ふるさと企業大賞の総務大臣賞の表彰状授与式について、本日午後1時より、この市役所本庁舎6階第3会議室にて開催します。鳥取市の誘致企業であるマルサンアイ鳥取株式会社様が、このたび、地域振興、また地域の活性化等に多大なる貢献をされ、優良事業者として令和2年度ふるさと企業大賞総務大臣賞を受賞されました。この表彰状授与式を本日午後1時、6階会議室で行いますので、改めて触れさせていただきました。

 次に、旧本庁舎等の跡地の活用検討について、全市民の皆様の貴重な財産であり、中心市街地の中での貴重な公共用地ということで、この利活用については、広く市民の皆様の御意見や御提言をいただきながら、利活用の方向性をお示しさせていただきたく、ワークショップ、ストリートミーティング、そしてインターネット等を活用して色々な御意見をいただけるようにしています。今後も幅広く御意見をいただき、来年度中には一定の方向性をお示しさせていただきたいと考えています。また、各種団体の皆様との意見交換会も予定していて、こういった中でも御意見をいただきたいと考えています。

 先週の10月16日金曜日には、UJIターンの皆様に御出席いただき、御意見をいただきました。例えばプラネタリウムを中心とした宇宙科学館とか、鳥取砂丘にちなんだ施設もあってもいいのではないかといったことや、独自性のある大学、専門学校等の用地として活用する方法もあるのではないかと、色々な御意見をいただいたところです。また、11月1日日曜日は市民会館で、11月15日日曜日は市役所本庁舎で市民ワークショップを開催させていただきますので、こういったワークショップ等でも御意見をいただけることを期待したいと思っています。引き続き市民の皆様に参画いただきながら、利活用の検討をしっかり進めていきたいと考えています。

 

会見項目

 

1 史跡鳥取城跡「中ノ御門表門(大手門)復元上棟式」について

 

市長

 既にお知らせしていますが、明後日、10月25日日曜日の10時30分から、現地で古式にのっとって上棟式を行います。亨保5年、1720年にこの大手門が建設されて、ちょうど300年ぶりに上棟式を行うことになりました。令和元年11月より復元工事に着手していますが、柱や梁の組み上げが完了し、工事の節目としてこの上棟式を行うことになりました。市民の皆様が待ち望んでいる鳥取城の復元としては、初の大型建築物の復元となり、多くの皆様に注目いただいています。復元工事の内容、また、伝統的な技術を多くの皆様に知っていただきたく、体験イベントや現場の見学会等も当日行う予定ですので、ぜひ御参加いただきたいと思っています。パネルのとおり、これが完成図であり、当日の天気予報は晴れということですので、古式にのっとった上棟式を御覧いただけるのではないかと思っています。

 この大手登城路の復元整備を一つの皮切りとして、これは30年にわたる壮大な計画ですが、三層やぐら等の復元、走りやぐら、そういった復元等も進めていくべきだと、機運の醸成にもつながっていくのではないかと考えていますので、ぜひこの上棟式を御覧いただきたいと思っています。

 

2 鳥取市と日本郵便株式会社とは「連携協定」を締結し地域社会の振興と発展を図ります!

 

市長

 日本郵便株式会社様とは、今まで中山間地の見守りについての協定、郵便局でのマイナンバーカードを活用した住民票や各種証明書の交付等、また、地域食堂ネットワークについての色々な御協力など、本当に様々な面で御支援、御協力、連携をさせていただいていて、そういったことをこのたび包括的に、連携協定という形で締結させていただきたいと思います。さらに幅広い分野で連携する目的でこの協定を締結させていただこうとするものであり、11月5日木曜日の午前10時、麒麟Square2階で締結させていただきます。当日は、日本郵便株式会社中国支社の小林支社長様にこちらにお越しいただく予定となっていて、地方創生に関すること、市政の情報発信等、また、青少年の健全育成、子育て、地域の暮らしの安全・安心に関すること、防災、災害に関すること、その他、地域社会の活性化や住民サービス、幅広い分野でこれからもしっかりと連携させていただきたく、この協定を締結させていただくこととなっています。

 

3 鳥取市役所本庁舎前ラッピングポスト除幕式 ~ 麒麟獅子のポストが登場します ~!

 

市長

 関連して、同日、11月5日の10時30分、包括連携協定の締結終了後に、市役所本庁舎前のポストのラッピングポスト除幕式を開催させていただきます。昨年の5月に、麒麟獅子舞を中心としたストーリーが日本遺産に認定され、これを受けて、鳥取市と東部4町、また、北但西部の香美町、新温泉町の1市6町で日本遺産「麒麟のまち」推進協議会を設立し、様々な取り組みを進めてきています。この一環として、麒麟のまち推進協議会、日本郵便株式会社様、鳥取市の3者で連携し、市役所本庁舎東口にて麒麟獅子のラッピングポストを設置させていただきます。協議会で麒麟獅子のラッピングポストを製作し、日本郵便株式会社様に寄贈する形です。

 また、協議会と日本郵便株式会社様との連携の取り組みですが、7月には御当地フレーム切手の発行も行っていただいていて、これに続いて2度目の取り組みとなります。麒麟獅子をモチーフにしたラッピングポストであり、すご!ウサギに続いてのラッピングポストということで、多くの皆様にまた親しんでいただけるのではないかと期待しています。なお、東部4町、また、香美町、新温泉町にも随時設置していく予定です。

 

質問項目

 

4 旧本庁舎等跡地活用について

 

村上記者(NHK)

 最初に、市長が冒頭でおっしゃっていた市役所跡地のワークショップについて伺いたいのですが、5か所の開催予定が、人数が集まらなくて、一部で中止が決まって、市民の参加者が少ないという状況だと思いますが、その現状について、市長としての受け止めを聞かせてもらえますか。

 

市長

 ご質問はストリートミーティングやワークショップについてのお話ではないかと思っています。当初、5か所で開催させていただく予定でしたが、3か所については申し込みが4名とか1名とかゼロとか、そういう状況でしたので、中止というよりも、たくさん申し込みいただいている他の2か所に集約させていただき、そちらに参加いただくように少し内容を変更させていただきました。先ほども申し上げたように、色々な形で多くの皆様から幅広く御意見や御提言、アイデアをいただきたいということには変わりなく、今日も高校生の皆さんと意見交換させていただく予定で、色々な形で御意見等をいただきたいと思っています。

 

村上記者(NHK)

 ホームページなどで呼びかけされていたと思いますが、ちょっと集まりが悪いということについて、原因は市長の中ではどういうふうに分析されますか。

 

市長

 そうですね、コロナの関係も少し影響しているのかなと思いますし、5か所を予定していて比較的多く申し込みいただいているところ、少ないところ、それぞれ地域性もあるのかと思っていますが、当日参加いただくということよりも、むしろインターネット等を活用して意見を寄せていただくなど、今後も色々な形で情報発信していきたいと思いますし、色々な形で御意見やアイデアをいただけることに意を用いていきたいと思っていますし、今年度だけではなく来年度も続けていきたいと思っています。その辺りも検証しながら、しっかりと意見をいただくようにしていきたいと思っています。

 

村上記者(NHK)

 このワークショップで出た意見などを基に、他に各種団体との意見交換などをやった上で、市民アンケートを取られることになっていると思うのですが、このワークショップもその一つということで、結構重要な位置付けだと思いますが、今後、跡地の活用方法の方向性を示す上で、この5か所が2か所になったことは、影響はどういうふうにあるでしょうか。

 

市長

 そうですね、私は、全体で色々な形で御意見をいただくことを考えていますので、5か所を2か所に変更することになったということが、意見やアイデアをいただくことについて何か大きな影響があるとは考えていません。また何か異なった形で考えていくということで、多くの皆さんの御意見やアイデアをいただけるものと考えています。

 

村上記者(NHK)

 例えば、中心市街地以外のエリアが今回中止になっていると思いますが、そこはそもそもしなくてよかったのではないかという意見も出てくるかと思うのですが、その辺りはいかがですか。ワークショップ自体をです。

 

市長

 そういう御意見もあるのかもしれませんが、私は常々申し上げているように、これは全市民の貴重な公共用地、財産です。市民の皆様の中でも地域性や、関心の度合いも異なっていると思います。そういった中で幅広く御意見をいただくということは、一貫してこれからも基本的な考えとして進めていきたいと思っています。

 

村上記者(NHK)

 最後に、これについて、まだ2か所の会場での申し込みは多分、前々日の2日前まで受け付けていると思いますが、改めて呼びかけなどがあればお願いします。

 

市長

 そうですね、前々日まで色々な情報伝達媒体を用いて呼びかけ、周知をさせていただきたいと思っています。できるだけ多くの皆様に御参加いただきたいと思っています。

 

桝井記者(山陰中央新報)

 庁舎跡地のことでお尋ねですが、今御説明があったように、もともと5か所だったのが2か所になって、そのやめた3か所については、申し込みが少なかったこともあるのですが、その予定している2か所も決して多い数字ではないので、全体として、今のところ申し込みが少ないですが、これがなぜかということで、ちょっと二、三お尋ねしてみようと思います。一つは、市民がこのことについて関心が低いのかということなのですが、多分関心が低いということはないだろうと思いますが、まずは、市長としてその関心をどうお考えかということが一つと、それと、考えられることとして、今年度は具体的に何をつくるかということではなく、求められる機能について市民の意見の聞き取りだと思うのですが、そうすると、具体的にこんなことをということであれば意見を言いたいけども、まだその前段だったらいいわということもあるのかなと想像するのですが、これについてどうですか。そしてもう一つ、今まで色々な会合や何かでも御意見が出ていましたが、鳥取市さんとしてはこうしたいというのを、多少は示したほうがいいのではないかという意見が出ていましたが、それがない状態で、仮に例えば出かけていって意見を言ったとしても、最終的には全く違うものになるかもしれないから、ちょっといい言い方が思い浮かびませんが、行っても無駄じゃないかという考え方もあるのではないかと思うのですが、参加者の申し込みが少なかった理由についてどうお考えかお願いします。

 

市長

 3点についてお尋ねいただきました。

 まず、関心が低いのではないかという見方もありますが、一方では、これはやはり関心を持っていただいていると思います。非常に関心は持っていただいている、全ての皆さんがそうかというと、決してそうではないですが、全体的に見たら、この本庁舎等の跡地がどのようにこれから活用されるのかということについては、多くの皆さんが注目されていると私たちは認識していて、このワークショップの申し込みが想定より少なかったというのは、色々な理由があるとは思いますが、そのことと、関心が低いのではないかということとは、必ずしもイコールにはならない部分もあるのではないかと考えています。先ほど申し上げたように、ワークショップだけではなく、ストリートミーティングや、色々な形でアイデア、考え、活用策をこれからも引き続きいただきたいと思っています。幅広く御意見等がいただけるやり方を工夫していく必要があると思います。

 また、関心が低い、参加が少ないのは、何か具体的にアイデアをということではなく、求められる機能ということで少し分かりにくい、そのことが原因ではないかという御趣旨のお話だったように思いますが、決してそうではなく、先ほども、先日16日のストリートミーティングで、例えばプラネタリウムや、砂丘にちなんだものとか、フリーハンドで色々な御意見もいただいたところですので、機能だけに限ってどういうものが求められているのかということではなくて、具体的に大いにフリーハンドで色々な御意見や御提言、アイデアをお寄せいただければいいのではないかと思っています。

 それから3点目として、鳥取市として具体的な方向性とか、たたき台のようなものが示されていないので、行っても無駄ではないかということもあるのではないかということですが、むしろ何か鳥取市として一定のそういう方向性、具体的なものをお示しすることによって、それについて色々御意見をいただけるという部分もあろうかなと思いますが、また、一方では、既にそういう方針で進めようとしていることで、まさにアイデアを出してもなかなか反映されないのではないかと思われるかもしれません。そのようなことにならないように、一つの方向について御議論いただくということではなく、自由闊達な議論の中でフリーハンドで方向性が出てくるということで、色々な御意見をいただきたいなと思っています。あえて鳥取市としての具体的なたたき台をお示しするという形ではなく、そのような形で進めさせていただきたいと思っています。

 

西山記者(日本海新聞)

 重ねてになりますが、先ほど市としてのたたき台はあえて示さないというお話だったのですが、示さないということで、一応市としてのたたき台は、明かさないけれども、あるのはあるという感じなのでしょうか。

 

市長

 いや、明かさないとか、あるとか、そういうことではなくて、何か具体的なものを持ち合わせているということではございません。ただ、何年か前に、まだ庁舎の新築、あるいは耐震改修の議論が行われていたときに、移転新築案とセットで跡地の利活用もお示しする必要があるのではないかということで、そのときに幾つかの試案のようなものをまとめたという経緯はあります。なかなかそれを多くの皆さんに知っていただくことにはならなかったのですが、そのような試みの案を鳥取市としてまとめてみようといったことはありましたが、それが現在もあって、そういうことで進めていこうということではありません。それは一旦リセットされているものだと考えています。

 

西山記者(日本海新聞)

 あと一つ、確認ですが、今年度に求められる機能を選定して、来年度に具体的な活用策という、先日の16日のワークショップも傍聴させていただいたのですが、具体的な施設名が結構出ていて、あえて今年、機能で限定する必要が何かまたあったのかなというか、また来年も同じような形でワークショップをされて、そこでも多分個別具体の施設名が出るかとは思うのですが、やり方として同じことを2回やるような流れになる気がして、若干、結構時間を慎重にかけているような印象があったのですが、その辺は市長としては、受け止めはどうでしょうか。

 

市長

 利活用をどうしたらいいかと、同じことをやっているわけです。ただ、その御意見、アイデアをいただく方は、色々な方にお願いしていますので、同じ方に同じことをということではなく、同じテーマについて幅広く、年齢層もそうですし、色々な形で全市民的な御意見としていただきたいということを今、続けています。来年度は、いよいよ一定の方向性をお示しする年度になりますが、一挙に新年度にそういうものをお示しするということでなく、今の取り組みを来年度も続けさせていただきたいと思っています。

 

5 鳥取城の復元について

 

松田記者(産経新聞)

 鳥取城址ですが、今、市長が最終的にその三階やぐらの復元機運盛り上げということをおっしゃったのですが、まだそこまで復元するかどうか決まっていないということだと思いますが、当初計画では、平成18年でしたか、三階やぐらまでやると言っているわけですが、最終的にこれを決断する、やるというのを決める、その条件というのは何でしょうか。それと、計画そのものがかなり遅れてきていますが、やるという前提のもとに、最終いつ頃、三階やぐら建設という運びになるのでしょうか。

 

市長

 やる条件、これはあくまで計画の段階です、現時点ではです。御承知かと思いますが、10年、10年、10年と、全体で30年の計画であり、第1期の10年の計画について、少し日程的には押してきている状況が、五、六年ぐらいでしょうか、かなり当初の10年よりは押してきている状況がありますから、3期目の10年、三階やぐら等についての最後の10年ですが、これも第1期の10年が押した分だけは先になると考えなければならないと思います。なかなか実際に進めていこうという決定になるのはもう少し先になるのではないかと考えていますが、先ほど申し上げたように、この鳥取城跡の復元整備については、市民の皆さんの機運が高まっていくことが必要だと考えていますので、進めていこうといった条件の一つとして、やはり機運が醸成されることも非常に重要な要素ではないかと思っています。あと、学術的にきちっとした資料に基づいた忠実な復元も求められると思いますし、国からの予算の状況等、鳥取市の財政状況等も勘案して進めていくことになりますが、何よりも、そういった復元をみんなで進めていこうではないかと、そのような機運の醸成が非常に重要な要素ではないかと考えています。

 

松田記者(産経新聞)

 その決断をする時期というのは、いつ頃なのでしょうか。

 

市長

 先ほど申し上げたように、1期の10年も既に何年か、非常にスケジュール的には押していますので、最終の10年の事業については、もう少し先になると考えています。

 

松田記者(産経新聞)

 明確には言えないということですね。

 

市長

 そうですね、少し先になりますので、いつということは現時点ではなかなか申し上げることは難しいと思っています。

 

6 鳥取市内の風力発電計画について

 

西山記者(日本海新聞)

 今日から鳥取市の西郷地区で工芸の郷の工芸まつりが始まるのですが、鳥取市内の風力発電の計画のことで、先日、話を聞かせていただいて、地元の作家さんをはじめ、住民の方も反対だとおっしゃっていて、これまで地域外から工芸作家さんに移住してもらって、来てもらって、ここまで着実に来ていたと思うのですが、今年と来年に移住予定だった方がキャンセルになっているということで、市と、県もですが、工芸の郷構想にこれまで支援をされてこられたと思いますが、市長としては今のそういう現状をどのように受け止めていらっしゃるのか、お願いします。

 

市長

 まず、移住を予定されていた方がキャンセルされたということは非常に残念なことだと思っています。工芸の郷づくり構想に基づいた取り組みは、これからも地元の西郷地区の皆さんと一緒にしっかりと進めていきたいという思いには変わりはございません。

 また、一方では、風力発電事業について、色々な御意見がございます。その辺り、鳥取市としてもしっかりと見極めていく必要があると思っています。環境影響評価、環境アセスメントの中でも、方法書、準備書等、地元自治体の意見を表明する機会がありますので、そういった地元の状況、関係者の皆さんの状況も注視しながら、鳥取市としての意見を述べていくことになろうかと思っています。この風力発電事業については、そういうことで鳥取市として対応していきますが、一方で、工芸の郷づくりについては、従前どおりしっかりと進めていきたいと思います。

 

西山記者(日本海新聞)

 地元の方の御意見や、市に対してもっと話を聞いてほしいということもあるかと思いますが、例えばそういう場を設けるというか、実際に意見書を提出することしか基本的にはできないのかもしれないのですが、何かそういった住民の方の声を聞かれる意向は、今の時点ではないでしょうか。

 

市長

 私は、この件に限らず、民間事業者の事業であろうと、国、県の事業であろうと、市民の皆様の色々な御意見やお気持ちをしっかり伺っていくことは一貫して変わりがありませんので、関係者の皆さんが自分たちの思いや考えを聞いてほしいという御要望があれば、日程調整して、私はそのような場を設けさせていただきたいと思っています。

 

7 鳥取駅前の活性化について

 

村上記者(NHK)

 鳥取駅が高架になって40年たって、特に駅の北口周辺ではバスターミナルを含めて、あまり大きく姿を変えていないのかなと思うのですが、今、駅周辺が抱えている課題だったり懸念を市長としてどのように受け止められているのか、まずそこを聞かせてください。

 

市長

 まず、課題ですが、中心市街地の活性化、駅周辺の再生、言葉で言えばそういうことが課題であると思っています。鳥取駅の高架事業は昭和42年から昭和53年の10月ですか、高架が完成し、十数年かけて取り組まれた大事業です。これは、駅の南北の一体化を図っていくということが大きな目標の一つでした。あわせて、昭和55年だったと思いますが、完成した区画整理事業もあわせて行われていて、現在の姿がこの大きな2つの事業によって形成されたと承知しています。それから数えてみると、先ほどお話がございましたように、四十数年が経過していて、まちの様相もかなり変化してきていますし、社会の状況も大きく変わってきています。新しい今の状況に合わせた取り組みが必要であると思っています。その一つが、この市街地を通過する交通量が減少しているということではないかと思っています。宮下十六本松線、いわゆる環状道路、それから国道29号バイパス等が整備され、この市街地を通過する交通量がかなり減ってきています。そういった中で、歩行者優先のまちのにぎわいをつくっていくことが、この中心市街地活性化の基本計画の大きな目標になろうかと思っています。

 駅周辺の再整備についても同じ考え方で、基本構想に基づいて、今、色々な取り組みを進めてきているところであり、色々な課題はありますが、今の時代にマッチした形、姿に変えていくことが課題ではないかと思っています。これはハード事業だけではなく、色々な取り組み、仕掛け、そういうものがこのまちのにぎわいを取り戻していく、創出していくことに必要ではないかと思っていて、この中活の基本計画、第3期ですが、これと駅周辺の再生基本構想、この2つに基づいた取り組みをこれからもしっかりと進めていかなければならないと思っています。

 

村上記者(NHK)

 北口だと、商店街を中心に、にぎわいがなくなったり、地価がずっと下がり続けているという状況もあると思いますが、そこら辺は市として何か責任であったり、考えはいかがですか。

 

市長

 そうですね、中心市街地活性化基本計画、第1期については平成19年11月30日に国の認定を受けて、今、3期のちょうど中間点にあるということで、引き続き取り組んできていますが、中心市街地の空洞化というのは全国の都市の共通の悩みや課題であり、なかなか容易ではないです。これはモータリゼーションによって、外縁的に高度成長の時代にはまちが広がっていって、いわゆる郊外型が中心になり、中心市街地が少し衰退する、共通した状況がありますので、かつてのにぎわいを取り戻していこうということと、また、新しい時代に合った取り組みをしていくことが必要だと思っていて、そういうことに鳥取市としても鋭意取り組んできましたが、なかなか難しい、困難な課題であり、これはしっかりとこれからも取り組んでいく必要があると思っています。

 一方では、人口減少、少子高齢化といった現象が、このまちのど真ん中でも共通してあると思っていますので、なかなか容易ではありませんが、新しい時代に合ったまちの活力をいかに創出していくのかということは大変大きなテーマですので、引き続き中活計画、基本構想に沿った取り組みを強力に、関係団体の皆様とも連携を図りながら進めていくと、そこに尽きると思います。

 

村上記者(NHK)

 平成23年にも駅周辺の再生基本構想を策定して、もう間もなく9年、10年というところですが、これまで取り組まれてきて、ここの移転もそうだと思いますが、取り組まれてきた点と、あと、まだここに力を入れようと当時はされていたけれども、まだそこまで手が回ってないなという、やり残した点というのは、市長としては今、どういうふうに受け止めていますか。

 

市長

 そうですね、第1期の場合は、人口増ということをもう一つのテーマに掲げたり、あるいは空き店舗率を1桁に下げていこうと、それから、来街者、まちに来ていただく方を増やしていこうと、色々な数値目標を掲げて取り組んできました。現在も色々な目標を掲げて取り組んでいますが、なかなかそう簡単にはいかない状況はありますが、そういった中で、平成26年度から取り組んでいるリノベーションのまちづくり等は、具体的に色々な取り組み事例も実現してきていますし、こういった取り組みもこれからも多くの皆様と一緒に鳥取市で進めていけたらいいなと思っています。また、駅前の行き来ですが、今、地下道を主にした横断となり、なかなか動線が分かりづらいとか、バリアフリーの観点からしても、少し改善すべき点があり、平面での行き来ができるように、鳥取県の警察本部様にも御理解いただきながら、鳥取県とも連携して進めていこうとしていますし、そういった具体的な動きも出てきつつあります。また、ここに市役所本庁舎が移転したということにより、また新たなにぎわいがこの駅南から駅の北側に出てくることも期待したいと思いますし、市道の整備等も、この辺りも行ってきていますので、少しずつではありますが、着実に我々が目的としているにぎわいの創出、再生等について具体化してきている、実現してきていると思っています。なかなか一挙には難しい面がありますが、引き続きしっかりと取り組んでいきます。

 

村上記者(NHK)

 商工会議所さんが独自のにぎわいづくりということで再整備案を市に示され、市長も見られているかと思いますが、それに対して、あの再編案について、受け止めというのはいかがでしょうか。

 

市長

 そうですね、大きく2つの案をお示しいただいたと思っています。先般の会議は、いわゆる懇談の場ということですので、何か正式に提言としていただくということではなく、一つの案としてお示しいただいたと思っています。それはしっかり受け止めさせていただきたいと思っていますし、商工会議所様とも、この駅周辺の再生、中心市街地の活性化、これは共通した課題であると受け止めさせていただいていますので、一緒にしっかりこれから取り組んでいきたいと思います。

 

村上記者(NHK)

 この案の中だと、いずれの案でも、老朽化しているバスターミナルの移設というのが一つの大きな肝なのかなと私は感じたのですが、このバスターミナルの建て替えも含めた再整備について、市長としては何か今の時点でお考えなどはありますか。

 

市長

 そうですね、このバスターミナルのビルも老朽化してきているということと、初めて鳥取駅にお越しになられた方からすると、すぐ近くにあるけれど、なかなか動線が分かりづらいような、これはサインの表示板の問題もありますが、少し分かりづらいような、改善が必要な部分もあろうかということは指摘される場合もありますので、そういった改善も必要だと思います。ただ、大がかりにいわゆる再開発のようなレベルの取り組みは、関係者もたくさんいらっしゃいますので鳥取市単独ではなかなかすぐには難しい面もありますが、やはり今の時代にマッチした駅前に少し見直しをして、変えていくということは課題であると認識しています。

 

村上記者(NHK)

 今の時代にマッチしたというのは、何か具体的に言うと、どういうものかというのはありますでしょうか。

 

市長

 そうですね、やはりバリアフリー等についても、地下道をくぐってというのは少しマッチしていないように思いますし、動線についても、例えば観光客の皆様に鳥取砂丘に行くのはどうしたらいいかということが一目で分かりやすいように変えていくことも必要なのかと思いますし、何よりも、このまちのにぎわいを創出していくという大きなテーマがありますので、それに今の形、今の状況が合っているのかというと、なかなかそうではないのかなと思っています。

 それから、もう一つは、少子高齢化が進んでいくとなると、公共交通をいかに維持していくかということも非常に大きなテーマ、大切なテーマだと思っています。公共交通を維持、確保していく上で、このバスターミナルの在り方というのは非常に重要だと思っていますので、色々な観点からこの駅周辺の再生を図っていくということは鳥取市にとっても大きな課題、テーマであると思います。

 

村上記者(NHK)

 再整備を行う上では結構お金がかかってくる話だと思うのですが、今、新型コロナの影響で、今後、税収の落ち込みだったり、あと近年、鳥取市は結構市庁舎の建て替えだとか大型事業が続いたかと思いますが、その辺り、財政面で、どう言えばいいですかね、色々なところからこうしてほしい、ああしてほしいという要望があると思いますが、それを全部のんで、できるような状況なのか、それとも、まちのレベルに合った再整備案、今後、構想を進めていかれる中で、しないといけないのか、その辺りのお考えを聞かせてください。

 

市長

 これは全ての事業に共通すると思いますが、優先度、プライオリティーをしっかりと見極めて予算化していことが、これは従前からですが、これからもさらに必要になる、大切なことになると思っています。あれもこれもではなく、やはり今、何を急ぐべきかという、選択と集中ということもよく言われますが、予算組みをしていく上では、そのような考え方を基本としながら行政需要にしっかり対応して実現していくことを、こういった厳しい時代だからこそ、精査してやっていく、予算編成等についてはそういうことが求められると思っていますので、この中心市街地の活性化、駅周辺の再生についても、そのような考え方でこれから取り組んでいかなければならないと思います。

 税収の落ち込みは、これは地方だけではなく国を挙げての状況だと思いますので、交付税措置等についても、これから国の動向も注視していかなければならないと思います。また、色々な要請もしていきたいと思っていますし、そういった中で、しっかりと市民の皆様の御要望等に対応できるような、そのような財政運営をこれからもしていきたいと思います。

 

村上記者(NHK)

 最後に1点。今後、再整備を行っていく上で、民間経済界との連携も必要になってくると思うんのですが、これまであまり姿を変えてこなかったという点も踏まえて、どういった目標を掲げて、どう連携して進めていこうとされているのかっていうのをお聞かせいただきたいのと、あと、先ほども話題に出ました跡地の利活用も含めて、中心市街地が大きく変わる一つのタイミングなのかなって思っているのですが、この駅前のにぎわいづくりとか再整備と跡地の利活用をどう結びつけて中心市街地全体の活性化につなげていきたいのか、その2点についてお願いします。

 

市長

 色々な関係団体の皆様との連携はこれからも必要ですし、重要であると思っています。大きな事業を進めたり、全体構想や計画に基づいた事業を具体化していくことは、これは鳥取市だけでできるようなものでもありませんし、関係者の皆様と連携を図りながら、この鳥取市の将来のまちづくりを、どのように進めていくかという一つのイメージを共有しながら進んでいくということをこれからも続けていくということになろうかと思います。

 また、旧本庁舎等の跡地の利活用、これも中心市街地の活性化の取り組みに大きく関わってくる、そのような取り組みになると思っています。鳥取市の中活基本計画のまちづくりの基本コンセプトが二核二軸の取り組みということで、これは皆様よく御承知かと思いますが、2つの核、鳥取城跡を中心とした歴史文化ゾーンと、この鳥取駅を中心とした商業施設が集積した商業ゾーン、この2つを若桜街道、智頭街道の道路で結んだ、そのような構造をしていますので、まちづくりのそういった構造を基にした取り組みを進めていくと、旧本庁舎跡地は、歴史文化ゾーンのエリアに近いほうだと思いますので、これはそのエリア、ゾーンにふさわしい活用方策がいいのではないかと思っています。いずれにしても、色々な御意見、アイデア等を伺いながら、一つの方針、方向性をお示しして、それによってこの中心市街地のにぎわいが創出されると、そのような方向に進んでいくことになると思います。

 

8 日本郵便との協定と、新型コロナ関連について

 

今泉記者(時事通信)

 幾つかちょっと個別のことでお聞きしたいのですが、まず1つ目が日本郵便との連携協定ですが、狙いと期待するところをもう少し教えていただきたいということと、あと、市では日本郵便と色々な協定を結んでいるということで、日本郵便と協定を結ぶことのそもそものメリットを教えていただきたいということがまず1点です。

 もう一つが、新型コロナに関連してですが、県では新型コロナ警報の条件が厳しくて、想定以上に自粛ムードを招いたということで、先般、実質的に緩和する基準を改めました。市ではコロナシグナルがあり、陽性者が出る出ないということでオンとオフが切り替わるという非常に厳しい条件だと思うのですが、こちらを緩和する可能性があるのかということと、これもまた自粛ムードを想定以上に招いたのかどうかということの評価をお伺いしたいです。

 そしてすみません、あともう一つ、これも新型コロナ関連で、海外との行き来が次第に緩和されてくる中で、ベトナムとの関係ですが、短期的滞在もまだ実現はしていないですが、今後、実現するということで合意しています。鳥取市においては、ベトナムとの関係を非常に大切にしていると思うのですが、今後の展開をどうお考えかということを教えていただければと思います。

 

市長

 まずは、日本郵便様との連携、狙い、メリットというお尋ねであったかと思いますが、先ほど申し上げたように、鳥取市としては、色々個別具体な連携はさせてきていただいています。それをさらに進化させるといいますか、幅広く連携させていただくという趣旨が今回の連携協定の目的であり、色々な地方創生の取り組みとか、先ほど少し触れさせていただきましたような様々な分野での連携をこれからもさらに進めさせていただきたいという趣旨です。

 それから、メリットということですが、日本郵便様は非常に全国的なネットワークで、あらゆる地域にそのようなネットワークを形成していらっしゃるということで、先ほども中山間地の見守り等についても触れさせていただきましたが、まさにそのような連携をさせていただく事業を進めるに当たって、協力をいただくことにふさわしい部分があると思っています。日本郵便様がお持ちのメリットを我々も活用させていただく、一緒に進めていくことによって、そのようなメリットを発揮していただけると思っています。情報発信等についてもそうですし、フレーム切手などもそうだと思いますし、この麒麟獅子のラッピングポストもそうだと思いますので、色々なメリットは、上げればほかにもあると思いますが、独自のネットワークをお持ちだというのが大きな一つのメリットではないかと思っています。

 それから、新型コロナウイルス感染症について、県の条件が厳し過ぎるのではないかと見直しをされ、鳥取市のコロナシグナルも少し厳し過ぎるので、緩和の可能性はあるのか、あるいは、それが自粛ムードにつながってきたのではないかという御質問だったと思いますが、やはり時々刻々、この新型コロナウイルスの感染の様相は変化していると思います。また、当初を振り返ってみると、この新型コロナウイルスの実態といいますか、医学的な知見も含めて、我々がなかなか認識できなかったところもあったのかなと思いますが、時間が経過すると、こういうことをすれば感染はかなり防止できるなということも大分分かってきたのではないかと思っています。そういった中で、この感染防止にしっかり取り組むことと、社会活動や経済活動がしっかり行えるように、この両立をいかに図っていくかを考えていくことだと思っています。その中で、何か諸活動を阻害するような厳しい規制であるということであれば、見直しをしないといけませんし、また、そのことによって感染拡大が懸念されるということであれば、そこは慎重に考えると、そのことを引き続き行っていくといことではないかと思っています。そこのバランス、両立をいかに図っていくかがポイントではないのかなと思っています。

 残念ながら、今の状況ですと、この感染の終息が見込めない、当面はそういう状況が続くと考えざるを得ないと思っていますので、その中で、この社会経済活動と、それから感染防止、この両立をいかに図っていくかということに意を用いていくことになるのではないかと思います。そのことによって、このコロナシグナル等をどう考えていくべきかということになると思いますし、県の警報についても随時そのような視点で検討していかれるのではないかと思っています。

 それから、3点目のお話が、海外との行き来で、ベトナムについて短期滞在が可能になるというお話だったかと思います。鳥取市ではベトナムの学生の皆さんを対象とした日本語学校が開校されていて、ベトナムとの交流もこれから具体的に進んでいこうとしていた矢先に、この新型コロナウイルス感染症の発症があったわけですが、ベトナムではこの感染防止にかなり功を奏した取り組みをされていると聞いていますが、世界的にまだまだこの終息が見込めない状況が続いていますので、慎重に考えていかないといけないと思いますが、先ほど申し上げたように、様々な活動を停止したり縮小していくということではなくて、感染防止との両立を図りながら、色々な活動を進めていくことが必要だと思っていますので、このベトナムとの交流もできるところから再開し、進めていくことが今、必要ではないかと思います。

 

今泉記者(時事通信)

 ちょっと確認ですが、シグナルの部分で、発令された効果についての評価、予防に資するとか、あるいは県と同じように、想定以上に自粛ムードを招いてしまったのではないかという、その部分はどのようにお考えかということと、あと、今後、見直されるお考えはあるのかどうかということを端的に教えていただければと思います。

 

市長

 まず、見直す考えがあるかどうかですが、端的に申し上げて、今までも見直しをしてきたということはあります。県の警報との整合を図るとか、それから、起算日から何日間とするというとも随時見直してきていますので、これからも今の感染症の状況等を踏まえて、随時見直しをしていくことは必要だと考えています。

 また、シグナルの発令の効果ですが、バード・ハット等で色で分かりやすくするとか、注意喚起をさせていただくことについては効果があったと思いますし、その結果、多くの皆様に基本的な感染予防対策を実行していただき、手洗い、うがい、マスクの着用、三密を避ける、このようなことに取り組んでいただいたその結果として、鳥取市、あるいは鳥取県は全国的にも感染が少ない、そういう状況になったのではないかと思っていて、シグナルの発令等も一つのそういう状況についての効果に貢献したのではないかと思っています。

 自粛ムードにつながったということはあるのかもしれませんが、先ほど申し上げたように、これは感染防止、自粛、そのことではなくて、感染防止はしっかりやる。一方では、社会活動、経済活動は可能な限り行えるようにしていく。そのバランスを取っていくということではないかと思いますので、何か一方に自粛ムードで傾いていくということがないように気をつけていくということは、これからも必要なことであると思います。

 

9 瓦町ロータリーの活用について

 

桝井記者(山陰中央新報)

 駅周辺の活性化にちょっと話を戻しますが、思いつきで恐縮ですが、商工会議所の提案を見たときに、改めて思ったのですが、あの中で、考え方としては、駅前と大丸やバード・ハットがある辺りの一体感を高めるという話で、確かにそれはそうだとそのときに思ったのですが、駅からバード・ハットのほうに行って、それをずっと行った先に瓦町ロータリーがあるのですが、僕、前からあの瓦町ロータリーって鳥取の中心市街地のランドマークの一つだと思っていますし、ああいう形の交差点って全国的に見ても珍しい交差点ですので、何かあれをもうちょっとまちの何かにぎわいみたいなことに上手に使う方法がないだろうかとちょっと思っています。具体的にこうしたらというアイデアはもちろん持っていないのですが、例えば駅周辺活性化を考える上で、あの駅と瓦町ロータリーを結ぶ何らかの仕掛けをするとか、そういうことについて何かもしお考えになっているところがあればお願いします。すみません、思いつきで急に変なことを伺って。

 

市長

 いえいえ。瓦町ロータリー、あの真ん中の島は導流島という名称を使うらしいですが、道路構造上はなかなか全国的にもあれだけの交差点が集中したロータリーというのは珍しいと思います。何かそれを利活用できることがあれば中心市街地のにぎわいにもつながると思いますが、なかなかそれは瓦町ロータリーが、全国的にもあまりない例だということであって、活用していくことはちょっと難しいのかなと思っています。もともと太平線通りという通りがありました。それからバード・ハットもありますし、それに交差して民藝美術館があったり、民藝通りという名称もありますので、あのエリアのこれからの活用というのも中心市街地の活性化の一つの大きなテーマにはなり得ると思っていますので、また色々な関係の皆さんの御意見等も伺って、取り組んでいきたいと思います。

 

10 石破氏の会長辞任について

 

阿部記者(毎日新聞)

 鳥取県選出の衆議院議員、石破代議士が率いる会で、昨日、石破代議士自ら総裁選の結果をもって会長を辞任するという御発言があったのですが、市長としては、そちらの受け止めはいかがでしょうか。

 

市長

 色々な思い、お考えでそのような決断をされたのではないかと思いますが、やはり鳥取県御出身の代議士ということで、これからも国の中枢でしっかりと、今、国内外、色々な課題が山積しています。日々大きく国際情勢等も国内状況も変化していますが、大いにこれからも力を発揮していただいて、国のために、また、この鳥取のために、地方のために御尽力いただきたいという思いです。

 

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