とっとり市報 HTML版
2020.11 No.1123

まちかどアルバム

写真

社会科の授業で梨の収穫体験

福部町高江地内/9月15日(火)

福部未来学園の3年生23人が、社会科の授業の一環で、春に2回袋かけをした二十世紀梨の収穫体験を行いました。梨農家の人に「引っ張るのではなく、持ち上げるようにして」と取り方を習い、友達と確認しながら収穫しました。「簡単そうに思ったけど、なかなか取れなくて難しかった」など感想を話していました。学園生たちは、地域の特産を誇りに感じるとともに、自然に左右される仕事の大変さなどを学びました。

写真

全校生徒で稲刈りを!

河原町牛戸地内/9月29日(火)

さわやかな秋晴れのなか、西郷小学校で毎年恒例の全校稲刈り体験学習がありました。児童それぞれが鎌を持ち、高学年の児童たちは慣れた手つきで刈っていきました。刈った稲は、束にして稲木に掛けて乾かし、後日、脱穀が行われお米になります。今年はコロナ禍のため収穫祭はできませんが、各自が家に持ち帰り、お手伝いしてくださった地域のみなさんと大地の恵みに感謝し、おいしくいただくことになりました。

写真

地域のリーダーを目指して

鹿野町鹿野地内/9月26日(土)

過疎地域・中山間地域が抱えるさまざまな地域課題に対応できるよう、地域づくりに積極的に取り組む人材を養成する「とっとりふるさとリーダーアカデミー」が開催されました。「空き家、遊休施設の利活用」をテーマに、地域の実践者として、いんしゅう鹿野まちづくり協議会が空き家の現状と取り組み事例について話しました。参加者はメモをとりながら熱心に話を聞いていました。今後の地域活性化が期待されます。

写真

アイヌの暮らしを紙芝居で

青谷町奥崎地内/9月23日(水)

日置谷地区公民館で「アイヌ民族の文化を紙芝居で楽しく学ぼう」が、「ペカンペ~鳥取アイヌ文化を学ぶ会~」の河原清夫(かわはらきよお)さんを講師に開かれました。紙芝居では、自然に守られ生きていることを忘れず、食べ物に感謝して生きるアイヌの人々の姿が、ほのぼのとした絵で紹介されました。その後、先住民族のアイヌ人が日本人から受けてきた差別による苦難の歴史などを学び、参加者は熱心に聞き入っていました。

写真

西いなば気楽里(きらり)来館100万人

鹿野町岡木地内/9月21日(月・祝)

昨年6月にオープンした道の駅西いなば気楽里が来館者100万人を達成し、記念セレモニーが行われました。100万人目となったのは、気高町在住で、普段から地元野菜などを買いに訪れるという米田悦明(よねだよしあき)さんのご一家で、記念品として地元食材などの詰め合わせが送られました。道の駅の徳岡(とくおか)駅長は、「コロナ禍で休業したこともあったが、みなさんの支えでこの日を迎えることができた」と喜びを語りました。

写真

警察音楽隊が商店街で演奏

栄町地内/9月24日(木)

秋の全国交通安全運動の期間に合わせて、鳥取駅前サンロードで鳥取県警察音楽隊による野外コンサートが開かれました。このコンサートは、交通安全の呼びかけと、コロナ禍で不安を抱える県民に少しでも元気を届けたいという思いで開催されたものです。テレビで聞きなじみのある曲など8曲が演奏され、観客はリズムに合わせて体を揺らすなどして演奏を楽しみ、演奏が終わる度に、大きな拍手を送っていました。

写真

みんなで砂丘をきれいに

福部町湯山地内/10月11日(日)

鳥取砂丘の美しい自然を守ろうと、「山陰海岸ジオパーク一斉清掃」が行われました。この一斉清掃は、昭和55年から毎年春と秋の2回実施してますが、今年の春は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっていたため、一年ぶりの開催となりました。この日集まった参加者はおよそ1900人で、海岸沿いや草地、道路沿いなど、広大な砂丘の隅々を歩いて、およそ1時間ごみを拾い集めました。

写真

貴重な構造の古代山陰道を発見

青谷町養郷地内/10月13日(火)

青谷町内の丘陵地で、古代山陰道と見られる遺構が見つかりました。この古代山陰道は、飛鳥時代から奈良時代にかけて整備された七道駅路(しちどうえきろ)(都と地方を結んだ全国に7本ある幹線道路網)です。道路幅は最大で9㍍あり、発見された道路側溝の跡から、30度を超える急斜面の峠を馬が登れるように、つづら折りになっていると推測されます。七道駅路でこうした構造が見つかるのは、全国で初めてだということです。