鳥取市

令和2年度 第4回国府地域振興会議議事概要登録日:

第4回国府地域振興会議議事概要

 

日  時  令和2年10月23日(金)14:30〜15:15

会  場  国府町コミュニティセンター 大会議室

出席委員  森田わか子、山田準二、森原喜久、山崎豪太郎、田中道春、正木直志、

      木下敏明、澤田寛子、岸本武司、山根玲子、横山璋也

欠席委員  山脇隆

事 務 局    農政企画課:上山係長、森木主事

国府町総合支所:岸田支所長、前田副支所長兼地域振興課長、上田市民福祉課長、

川口産業建設課長、吉田地域振興課課長補佐

 

◆ 議題

(1)地域特定課題について

  ○国府町内の新規就農者の経営状況

 <農政企画課が資料1を説明>

 

(委員)

 新規就農舎の卒業生が町内に12人就農し、現在も10人残っていること、その中に経営が苦しい人もいることは分かった。ふるさと就農舎の卒業生で認定農業者になっている人がいるか。また、農林漁業経営ジャンプアップ事業を活用している人はいるか。

 

(農政企画課)

 認定農業者になった人は1名います。耕作面積も増え人も雇用しています。

 農林漁業経営ジャンプアップ事業についてですが、これは新型コロナウイルスの関係で国の予算がついたものをどのようにして使うかということで考えられた事業です。国府町内の状況はわかりませんが、市内ではドローンやアシストスーツを導入するなど、これまで多く利用されています。

 他には農の雇用支援という制度もあり、これは親の経済的理由で十分な仕送りが受けられず困窮する大学生を、農家のアルバイトをさせることで支援するというものです。

 国の制度を使い、時給1,200円の内850円を市が、残り350円を雇用主が負担します。

 以上について新規就農者ということで聞いてはいませんが、一般の農業者が利用しています。

 

(委員)

 先に説明を受けた2人の離農者については、就農舎にいたころに受けた補助金の返還義務は発生しないのか。

 

(農政企画課)

 返還義務は発生していません。

 

(委員)

 新規就農者がスマート農業に取り組んだ事例はあるのか。

 また資料1の「今後の方針」の中に「課題の要因の把握に努める」という言葉があるが、その課題とはどんなものがあるのか。

 また、新規就農者の出身で、県外者はいるのか。

 

(農政企画課)

 スマート農業については、水路の自動開閉装置を認定農業者が使っているという事例があります。

 次に課題については、新規就農者に空いている農地を薦めていますが、空いている農地はそれがいい農地であるかについては見かけでは分からないということがあります。

 なお、現在は農業改良普及所が事前に農地の断面調査をしたうえで、貸し出すようにしています。

 新規就農者の出身地は県外出身者が主で、以前は関東の人が多くいましたが、最近は「新農業人フェア」等の就農相談会で関西方面への声掛けを進めています。

 最近、鳥取市で農業をやりたいという問い合わせが増えてきています。

 

(委員)

 新規就農者の支援について、農地賃借料と住宅家賃への支援は何年間となっているか。

 

(農政企画課)

 農地賃借料には10分の10の補助が5年間、住宅家賃への補助は2年間という要件があります。

 

(委員)

2年前、振興会議の場で、ふるさと就農舎の今後について質問した際は、検討するという回答だったが、検討した結果はどうなったのか。

 

(農政企画課)

 ふるさと就農舎については、2年間人が入っていません。指定管理はやめ、現在は市の管理になっています。

 昨年の11月と12月に、鳥取環境大学と鳥取大学の農業に関心を持つ学生から、どうしたら若い人が農業に興味を持ってくれるかについて意見を聞きました。

 意見の中には、小さいころに農業体験をして興味を持ったというものがあり、今年はアグリスクールを開催し、子どもに農業に興味を持つ機会を作ることにしました。

 9月にその第1回目として、農業公社への委託でブドウ狩りを行い、10名の参加がありました。

 10月17日は稲刈りをし、稲を稲木に干すまでを体験していただきました。

 

(2)その他

○これまでの振興会議で出た質問への回答

<川口課長が説明>

(1)広域農道の設置目的について

 資料に記載のとおり

(2)岩美国府線十王峠バイパス事業について、現在の施工箇所と施工業者、工期を報告

(3)残土の排出ルートについて

 岩美町側の残土搬出について、雨滝地内の残土処理場に持って行くのに十王峠を通って行けないので、岩美町を回ってのルートが設定されている。

 この状況は工事の延期に伴い、現在も続いている。

(4)宮下地内の県道の消雪装置の稼働について

 ここ数年、水が出ない状態であったが、今年度から注水が可能になる。

 

○次回の振興会議は、11月27日(金)13:30〜 

 会場は国府町総合支所とする。(後に、国府町コミュニティセンターに変更した)

 

 日 程(Word/12KB)

 資 料(Excel/14KB)

 

 

 

このページに関するお問い合わせ先

国府町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8652
FAX番号:0857-27-3064

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