鳥取市

令和2年度 第5回青谷地域振興会議登録日:

令和2年度第5回青谷地域振興会議議事概要

 

日時:令和2年11月25日(水)午後2時30分~4時45分

会場:青谷上寺地遺跡現地及び青谷町総合支所第2・3会議室

 

【出席委員】

高橋克己、長谷川英二、平尾繁幸、奥谷吉男、長谷川和郎、浜江和恵、塩とみ子、松岡礼子、大石剛史   (敬称略) 

【事務局】

見生支所長、安達副支所長兼地域振興課長(併教育委員会事務局青谷分室長)、

闥木産業建設課長、高野市民福祉課長、山口地域振興課長補佐、

教育総務課校区審議室竹田主幹、堀村主任

 

【日 程】 

○ 現地視察   青谷上寺地遺跡発掘現地  14:30~  

(説明)鳥取県地域づくり推進部文化財局とっとり弥生の王国推進課青谷上寺地遺跡整備室     資料1 資料2

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1.開 会    (現地視察終了後)    15:30~

2.会長挨拶

3.議 題

 (1)第14期校区審議会答申について             資料3

4.報 告               

(1)青谷高等学校を取り巻く状況等について       資料4

(2)その他

5.その他

6.閉 会

 

≪現地視察≫

青谷上寺地遺跡整備室 北浦室長、浜田課長補佐、大野係長から「青谷上寺地遺跡第19次発掘調査」と「青谷上寺地遺跡整備事業」について現地で説明を受けました。

【委員】青谷上寺地遺跡については、資料等はたくさん見てきたが、現地での説明は初めてでとても勉強になった。

【委員】今年スーパーボランティアによるコスモスがきれいに咲いていたが、青谷上寺地遺跡が整備されると無くなってしまうのか。

【青谷上寺地遺跡整備室】青谷上寺地遺跡史跡公園が整備されても、スーパーボランティアによるコスモス等の栽培は継続していただく予定です。

≪議事概要≫

議題

(1)第14期校区審議会答申について

第14期校区審議会答申について教育総務課校区審議室から説明。

【委員】検討組織では「まちづくりと学校の関わりについて」話すとあるが、まちづくりと学校を話すまでに、気高、鹿野、青谷それぞれ文化が違うので、まずは大人の気持ちが一緒になり、関わりが十分あって共有していくことが大事だと思う。校区の面積が広くなっていくと、子どもたちの通学をどのように考えていくのかということも、検討していただきたい。これだけ一極集中が進めば、子どもが居なくなる、若い人たちに地域に残ってもらうような戦略も無いと、減少率がもっと高くなると思うので検討していただきたい。

 【校区審議会】児童生徒が減少するから何校に減らしますという話ではなく、深刻な状況を共通理解していただくことが先だと思っています。また「まちづくりと学校について」ですが、地域の状況によって変わってくる問題だと思いますので、ブロック分けをした地域で話し合っていただく内容になっています。通学のことも切実な問題だと思っていますので、子どもたちの不利益にならないような形で検討していきます。

 【委員】学校のあり方が、20年後は今とは変わってくると思う。勉強はオンライン等で個人にあった学習をして、学校はみんなが集まっていろいろな体験をする場所というような考え方で言うと、統廃合することが合って合っているのかどうかも判らない。

 【校区審議室】実際に宮崎県等では、地域に拠点的な施設は残し、大勢でやったほうがいい行事のときは、中心的なところに集まるという形を取られているところもあります。結論を急ぐものではなく、地域の実態に応じて話し合い、情報共有から始めましょうという答申となっています。

 【委員】以前、部活が出来なくなるから中学校3校を1校にという話もあったが、部活第一ではなく、やはり通学だと思う。遠い子は、朝早く起きて、学校に行くことになるので、生活の時間帯が保障されないのが一番ネックになるのではないかと思う。人数もあるが、コンパクトシティで集中されると、それぞれの地域の活気がなくなってくるのは事実なので、地域に合うような統合の仕方を考えていただきたい。人数ありきではないと思う。

 【校区審議室】答申でも、人数ありきではなく、適正な規模を下回っても、地域の実態に応じて魅力ある学校づくりができるとしています。青谷中学校生徒について令和2年度は105人ですが、転出入がなければ令和14年度は68人です。地域に学校はあるべき、中学校ぐらいまでは、ジゲの学校に通わすべきいう意見がまとまれば、それを否定するものではありませんし、小学校はジゲで、中学校はもうちょっと大規模でとまとまれば、その方向でいいと思いますので、地域で議論をお願いします。

 【委員】これまで、中学校を1校にする案に賛成の人は、基本的に部活動の理由が一番多かったが、部活動の在り方も大きく変わっていることも考慮しながら、議論をしていかないといけない。

 【委員】現在でも部活動を学校から離して、社会体育で地域にという流れがあり、10年後20年後はさらに進むと思う。部活動、通学もあるので学校を統廃合するには、早い時期に地域で話をすることがに必要。実際、青谷小学校が統合したときは、2年も無い状態で統廃合を決めて大変だったので、早い段階から地域に情報発信をお願いしたい。

 【校区審議室】市の方の方針素案が決まりましたら、地域ごとに説明をさせていただく予定です。第1弾として、令和3年1月20日に、青谷町総合支所多目的ホールで説明会を開催する計画です。来年度以降、基本的な方針について伝えていきます。

 【委員】広域統合するのであれば、スクールバスは絶対条件だと思う。

 【委員】学校の先生方の働き方改革もあり、部活動の子供たちの健全育成の重要性から、部活動の受け皿を地域にしていくためには、トレーナーやコーディネーターの資格者も合わせて作っていく必要がある。

 【校区審議室】スクールバスの問題とも関係していますが、バスを購入するお金がない問題よりは、運転手がいないことが今深刻になってきています。部活動指導員も、競技が上手だけでは駄目で、教育的な配慮ができる人材の確保が必要です。校区規模が小さくなると、狭いエリアで受け皿を作るための人材確保の問題があります。

 

報告

青谷高等学校を取り巻く状況について地域振興課長補佐から説明。

【委員】町を挙げて青谷高校を存続させるために頑張ろうというような、盛り上がりがあってもいいと思う。既存の施設を何とか改造して町内で下宿できるとか、高校生がホッと出来る所があるなど、もう少し町に魅力があればと思う。

 【委員】県外生徒が来ている学校のノウハウ等を、是非研究してほしい。

 【事務局】島根県の隠岐島前高校も県外生徒募集で成功されていた。地域教育魅力化プラットホームと連携して、青谷高校の魅力化についてどういう方針がいいのか、県立高校の魅力磨き上げ事業の中で、研究している状況です。

 【会長】青谷高等学校活性化を支援する会でいろいろ議論していただき、青谷地域振興会議で報告をお願いします。

 その他

〇産業建設課長から、公共交通に関する取り組みの進捗状況について、住民アンケート調査結果の概要速報と市内他地区の動向、ようこそ広場のドクターヘリ離着陸場利用について説明。

【委員】公共交通の市内他地区の動向で、まちづくり協議会とあったが、地域の中で独立した新たなまちづくり協議会なのか、既存のまちづくり協議会なのか。

【事務局】既存のまちづくり協議会だと思いますが、次回までに実情等を確認しておきます。

 〇支所長からJR駅舎の簡素化について状況を報告。

(質疑等なし)

 

 

このページに関するお問い合わせ先

青谷町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8692
FAX番号:0857-85-1049

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