とっとり市報 HTML版
2021.01 No.1125

まちかどアルバム

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ねぞうアートの撮影会

国府町宮下地内/11月13日(金)

あおば地区公民館で、赤ちゃんの寝相を生かした「ねぞうアート」の撮影会が行われました。これは八頭町の(はやぶさ)Lab.(ラボ)で毎月行われている撮影会の出張版で、今回は年賀状にも使える、お正月をテーマにした写真を撮りました。

来年の干支(えと)の牛をモチーフにした背景に寝転んだ赤ちゃんは、元気に動き回る子や緊張して固まってしまう子などさまざまでしたが、お母さんがあやしながらかわいい表情を引き出していました。

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秋の夜長のクラシックライブ

河原町牛戸地内/11月8日(日)

西郷小学校体育館で、西郷工芸の郷と、一般財団法人100万人のクラシックライブにより企画された、ヴァイオリンとピアノの生演奏会が行われました。クラシックには堅苦しいイメージがありますが、この演奏会は演奏者による解説付きで、気軽でわかりやすく楽しめるものとなっていました。

質問コーナーでは、演奏者と観客が直接会話をするなど、音楽を通じて人と人のつながりを願う、素敵な演奏会になりました。

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いなば用瀬宿横丁さんぽ市

用瀬町用瀬地内/11月15日(日)

流しびなの館横の広場で、恒例の「いなば用瀬宿横丁さんぽ市」が大幅に規模を縮小して開催されました。移動式の陶芸窯を設置して、焼きたての自分だけの楽焼(らくやき)茶碗でお抹茶を楽しむ移動式カフェ「野点(のだて)」や、鳥取大学屋台部員によるユニークな屋台が出店され、来場者は用瀬の山並みの紅葉を眺めながら、屋台料理などを味わいました。また、三味線の弾き語りも登場して会場を盛り上げるなど、多彩な催しとなりました。

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民俗行事「()の子さん」

気高町下原地内/11月16日(月)

亥の子さんは、旧暦10月最初の亥の日の晩に、ミョウガの茎をわらで包んで作られた60センチ程度の大きさの「つと」を玄関先でついて回り、稲作を見守る神様に感謝する民俗行事です。この日は、集落の小学生が各家を回り、亥の子の歌を歌い元気よくはやし立てながら、つとを地面に叩き付けました。

その後、子どもたちは各家から祝儀として駄菓子をもらい、回り終わる頃には大きな袋がいっぱいになりました。

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馬で文化財をガイド!?

国府町美歎地内/11月15日(日)

大正4年に建設された国指定重要文化財「旧美歎水源地水道施設」で、建設当時に移動手段として用いられた馬に乗って施設を散策するイベントが開催され、およそ1000人が訪れました。秋晴れのもと、いなば国府ガイドクラブの案内で、馬と触れ合いながら施設の建設経緯や地域発展に貢献した活躍談に耳を傾け、ふるさとの魅力を再発見しました。紅葉にも恵まれ、ダム湖を1周するウォーキングツアーなども盛況でした。

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日韓交流映画鑑賞会

麒麟Square多目的室/11月21日(土)

民藝運動の父、(やなぎ)宗悦(むねよし)吉田(よしだ)璋也(しょうや)とつながりがあった浅川(あさかわ)(たくみ)を知ってもらい、日韓交流の機運を高めようと、映画「道―白磁の人―」が鳥取演劇集団により上映されました。当日は、浅川巧の出身地である山梨県北杜(ほくと)市にある、「浅川伯教(のりたか)・巧兄弟資料館」などが提供した貴重な資料も配布されました。民藝の関係者などおよそ40人が参加し、浅川巧の人柄や当時の朝鮮の人々との親交の様子を学ぶ場となりました。

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和紙のクリスマスツリーが登場

JR鳥取駅/11月30日(月)

JR鳥取駅構内に、高さ3メートルのクリスマスツリーが登場しました。これは、本市の過疎地域・中山間地域の人材育成事業「とっとりふるさとリーダーアカデミー」の取り組みの一環で、コロナ禍の今、ツリーを見て元気になってほしいという思いで、クラフト工房ローダンセが制作しました。杉の皮をすき込んだ和紙を使った茶色のツリーは12月25日まで展示され、優しい光と和紙の風合いで通行人を楽しませました。

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恋人の聖地でイルミネーション

白兎地内/12月10日(木)

因幡の白兎の舞台である白兎海岸を望む白兎神社で、地元有志によるイルミネーションが設置されました。日本海を表現した青いイルミネーションの中に、恋愛にご利益があるといわれる白兎神社ならではのピンクのハートマークが浮かぶ様子が、およそ3万5000球のLED電球を使って表現されています。

12月27日までの期間中には屋台なども出店し、訪れた人は写真を撮るなどして楽しんでいました。