鳥取市

令和2年度 第7回青谷地域振興会議  登録日:

令和2年度第7回青谷地域振興会議議事概要

 

日時:令和3年2月19日(金)午後2時30分~5時20分

会場:青谷町総合支所第2・3会議室

 

【出席委員】

高橋克己、長谷川英二、山本誠、平尾繁幸、久野浩太郎、奥谷吉男、浜江和恵、松岡礼子、上田洋子

 

【事務局】

見生支所長、安達副支所長兼地域振興課長(併教育委員会事務局青谷分室長)、

闥木産業建設課長、高野市民福祉課長、山口地域振興課長補佐

情報政策課 瀬村企画員

 

【関係機関】

 NTTフィールドテクノ中国支店 

 

【日程】

1.開 会     

2.会長挨拶

3 議 題                  

(1)鳥取市青谷町版総合戦略【第2期】(案)について  資料1 ・ 資料2 ・ 資料3

4 報 告

  1. 新市域振興ビジョンの改定について 

(2)超高速情報通信基盤整備事業について    資料4             

(3)その他                          

5 その他

6 閉 会

 

【議事メモ】

会議の進行の都合上、順番の入れ替えを行った。

報告(2)

情報政策課から超高速情報通信基盤整備事業について説明

【委員】通常3カ年かかるところを1カ年で行うことが出来るのか。また、令和3年度で事業が終了しなかったら、補助対象外になるということだったが、今年のような降雪で工事が出来なかった場合はどうなるのか。

 

【情報政策課】事業計画のスケジュールで実施可能な事業者を募集し、NTTテクノに決定しています。

 

【NTT】今回の工事については、全ての対象地域に光ケーブルを張っていきますが、新たに電柱を建てるのではなく、既存の電柱に追加して添架する事業内容となっていますので、基本的には工期内に十分終了できるスケジュールとなっています。また、悪天候等で諸条件が変わってきた場合については、土日祝日の工事等スケジュールを組みなおす等で対応し、工期内に完了できるように進めていきます。また、市内業者にもご協力を頂き、総力で対応を行います。

 

【委員】今回整備する設備は、鳥取市の所有財産になるのか。

 

【情報政策課】鳥取市の事業で施工するので、鳥取市の所有になります。

 

【委員】性能は他の事業者が提供しているサービスと一緒か。

 

【情報政策課】光ケーブルの通信速度等は一緒ですが、サービス内容は若干異なります。

 

【委員】そのケーブルで、NTTやNCN(日本海ケーブルネットワーク)がサービスを行うのか。

 

【情報政策課】資料図面中の網掛けのエリアは、鳥取市で光ファイバーを整備し、賃貸借契約で、各ケーブル局に貸すことを考えています。青谷地域は、NCNが鳥取市の回線を使ってサービスを提供されることになります。網掛け部分には、NTTは、サービスには入られないと思います。

 

【委員】説明で、白抜きの部分を「残念だが事業から外した」とあったが、どういう意味か。また、整備したからすべてが出来たというわけではないと思う。高齢者でも利用できるよう、使いやすい方法を広く教えていただきたい。

 

【情報政策課】鳥取市としては、この事業で白抜き部分についても一緒に施工したいという思いがありました。また、事業者がサービス開始の案内を出す際に、使用方法についてわかりやすい内容でご案内させていただければと思います。

 

議事

  1. 鳥取市青谷町版総合戦略【第2期】(案)について
    支所長から策定の趣旨、各課課長から施策体系について説明
     
    【委員】今回の総合戦略で青谷上寺地遺跡をメインにした事業展開、観光客の誘致等々も含めて、大変協議等された結果が、よく現れている計画だと感じた。青谷上寺地遺跡を活用したまちづくりは、いいタイミングなので大いにやるべきと思っているが、住民が、安全安心、喜びを感じないと、上ずった施策展開になるのではないかと心配する。1番のコミュニティの関係で、地域が事業をするにあたって、原材料の支援制度等を創設するなどして、地域住民自らが地域のために、まちづくりをしていく意識を醸成することで、地域住民が、「安心して住むまち」になると思う。もう1点は、「卓球のまち」について、戦略には載ってこないのか、「卓球のまち青谷町」を復活するような施策を展開していただきたい。
     
    【事務局】戦略の中に「卓球のまちづくり」施策は入っていませんが、新市域振興ビジョンの推進計画で施策を進めます。青谷町版総合戦略への追加について、戦略として必要とのご意見であれば、掲載を考えていきたいと思います。ボランティア活動を行う際の原材料支給制度創設のご意見については、計画の中に追加する方向で検討させていただけたらと思います。
     
     
    【委員】計画の中で、三つ四つに絞って、更に具体的なものが出せたらいいと思う。令和5年度の展示ガイダンス施設オープンイベントに備えて、例えば弥生オープン卓球大会など計画してみてはどうか。青谷上寺地遺跡に来られた人が、施設的には満足されても、「買う土産がない」「食べるものがない」となってしまうのではないか。
     
    【事務局】令和5年の展示ガイダンス施設等々、南側一帯の先行オープンに、何とかできるものは間に合わせていくことが必要だと思っています。青谷上寺地遺跡を前面に出し、話題性のある土産物、食を提供いただけるお店等も必要だと思っていますので、検討していきたいと思います。
     
    【委員】、第2期では重点的施策を柱に策定に取り組まれたとのことだが、もっと施策をスリム化した方が良いのではないか。
     
    【事務局】施策体系については、主要施策を選定して取りまとめましたが、スリム化というご意見を元に、完成版に向けて、検討していきたいと思います。
     
    【委員】少子高齢化が青谷町は著しいが、戦略の中に、子どもや高齢者に特化された表現があまりないように感じた。
    卓球の話だが、大会で良い成績をとって有名になるのも「卓球のまち」だと思うが、町のあちこちで卓球の音が響くようになると楽しいと思う。青谷上寺地遺跡展示館の後の活用について、卓球のまちづくりに役立てるような使い方もあるのではないかと思った。
    青谷町はスポーツのイメージがあり、例えばウォーキングを、ジオトレイルと連携して進めていくと、鳥取県中に広がると思う。
    戦略全般を通じて、青谷町ならではの施策が考えられていると思った。各種団体と連携して実施する考え方が随所に出てきたので、町民の士気も高まり、理解も浸透していくと思うので、連携の部分を実際に活性化させていくことが大事だと思った。
     
    【事務局】青谷上寺地展示館の卓球に係る利活用についても、参考にさせていただきたいと思います。ウォーキングとジオトレイルとの連携についても、実際の取り組みに、活かしていきたいと思います。
    各団体等と連携することは、一番難しいことであり、一番大事なところだと思っています。職員自身が積極的に地域との連携を図る意識を持ちながら、協力関係を築いていくように進めていきたいと思っています。
     
    【事務局】少子高齢化に対しては、人と人との繋がりを今以上に強くしていかなければいけないと思っています。避難行動要支援者支援制度では、「登録する」「支援者になる」という関係づくりを進めてつながりを作っていきたいと思っています。また、高齢者の方に「元気でいつまでも青谷で生活していただきたい」という思いから、手軽に始められるウォーキングに取り組んでいくための施策を挙げています。足りない部分は補いながら、少子高齢化対策等に取り組んでいきたいと考えています。
     
    【委員】今はグラウンドゴルフをする人が多いと思うが、施策の中には入らないのか。
     
    【事務局】グラウンドゴルフについて、戦略施策の中には考えていませんでしたので、検討させていただきたいと思います。
     
    【委員】土産物について、考えていかなければいけいない。青谷上寺地遺跡の展示ガイダンス施設等がオープンするとかなりの人が訪れると思うので、道の駅気楽里と重複するものがあってもいいので、青谷の遺跡のすぐそばで土産物が買える場所も、必要だと痛感した。
     
    【委員】土産物については、一般に募集してみてはどうか。現在、西町の公民館から吉川・栄町まで、勝部川左岸の土手がきれいに舗装される工事が進められている。土手には桜があり、季節外れに咲く日置谷地区にあるような寒桜を植えれば、青谷上寺地遺跡から眺めてもきれいになると思う。また、岩本に清水が湧く場所があるので、整備すれば話題になると思う。ウォーキングでは、夏泊から岩場を通って灯台まで行くコースは絶景だと思う。整備されれば人が来ると思う。
     
    【事務局】土産物店について、一か所で青谷のお土産が買える物産館みたいなものがあればという思いはあります。土産物店の情報発信が出来れば、さらに一帯の活性化につながると思います。
    土産物の公募という新たな提案、岩本の清水の話、夏泊までのウォーキング等提案いただきましたので、何かしらメニューとして取り組めないか、改めて考えてみたいと思います。
     
    【委員】指定管理施設となっている青谷ようこそ館について、青谷上寺地遺跡展示館の令和5年度以降の活用方法、旧青谷町商工会館も連携して何かできることがあればいいと思う。青谷上寺地まつりの開催に期待している。「卓球のまち青谷」について、対外的に強くなるのは、至難の業だと思うが、町内の卓球人口の比率が日本一という方向で取り組んでみるのもいいと思う。卓球に関して地区・町内の大会等のイベントもできれば、町内の卓球人口も増えていくと思う。
     
    【事務局】青谷ようこそ館については、行政からも支援や提案をしていきたいと思っています。
    青谷上寺地遺跡展示館、或いは旧青谷町商工会館の建物の活用を考える上では、維持管理等の問題がついてきます。今後の青谷地域をどうするのかは大きな課題点になると思いますので、青谷上寺地遺跡展示館の利活用の検討についても、しっかりと考えていかなければならないと思います。
    コロナ禍になってから、不特定多数に集まっていただくようなイベント開催が難しい状況ですが、新しい生活様式、コロナ禍での感染を防ぎながら、青谷上寺地まつりの開催を施策に入れています。「卓球のまち」についてのご提案についても、内部で検討、議論していきたいと思います。
     
    【会長】青谷ようこそ館、旧青谷町商工会館とか、町内では1等地なので、良い意見を出してもらえたらと思っている。以前、図書に関して委員提案をしていただいた件で、図書室の貸し出し冊数を確認したが、本の貸し出し数は昨年よりも多く、鳥取市の中でも青谷町はすごく本の貸し出し冊数が多く、元気のある一つということだった。
     
    【委員】ボランティアのことで、環境美化のことが書いてあるが、青谷町内でゴミのポイ捨てが多いと感じている。ゴミを拾うイベントを開催し、皆で拾うという取組も大事だが、それとは別に、例えばウォーキングをしているときに、一日1個拾う、支所や公民館、学校に行ったときに、ゴミを拾う、草を抜く等日々の生活の中で、当たり前に実施できる環境美化のボランティア意識を、広めていくこと等も必要だと思った。
     
    【事務局】ボランティアの問題、自治会やまちづくり協議会と連携した、青谷ならではの住民運動のような形で、普及していけないのか考えてみたいと思います。
     
    【委員】青谷の図書室は本を読む環境ではないと思う。図書館は、ある程度スペースがあって、ゆっくり座って本が読める空間が必要だと思う。図書室のリニューアル、あり方をどこかの機会で少し検討していただきたい。
     
    【事務局】青谷は青谷町コミュニティセンターの中の図書室という位置づけで、町民ホールを改造したものですので、本を読める環境までは整ってないのが現状です。職員体制も、ごく限られた中で運用していますので、満足いただけるサービスの状態にはなっていないかもしれませんが、今の環境の中で出来ることを考えていけたらと思います。
     
    【委員】図書館であろうが図書室であろうが、どうあるべきかの基本があって、今がこうで、どこに問題があるのだということを検討していかないといけない。
     
    【事務局】図書室の整備に関するご要望については、今後、中央図書館、教育委員会と話をしていきたいと思います。
     
     
    【会長】図書室は、コミュニティの場にもなっていると思うが、今は、単に本を借りるだけで、本を読む雰囲気ではないので、前向きに考えていただければと思う。
     
     
    報告事項
  1. 新市域振興ビジョンについて
     支所長から新市域振興ビジョン見直し案について説明
    担当課長から、振興ビジョン推進計画改定案について説明
    【委員】資料のイベントに夏泊朝市が掲載されているが、削除されるのか。
     
    【事務局】夏泊朝市については、県漁協の職員体制の関係で、以前のように、定期的な朝市はできないと一端は返事をいただいていますが、支所としては、頻繁でなくても、少し定期性をもって、朝市ができないものか、改めて県漁協と話をしてみたいと考えています。今の時点では、「夏泊朝市」を削除しないで、記載を残しておきたいと思います。
     
    【委員】夏泊朝市を是非、再開できるようお願いしたい。

 

このページに関するお問い合わせ先

青谷町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8692
FAX番号:0857-85-1049

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