鳥取市

令和3年8月20日市長定例記者会見録登録日:

令和3年8月20日午前10時から、麒麟Square2階多目的室1

令和3年8月20日市長定例記者会見

会見項目

1 新型コロナウイルス感染症について

2 9月定例会の開催について

3 食べる!麒麟のまちグランプリ

資料1-1 (PDF/216KB)

資料1-2 (PDF/140KB)

資料1-3 (PDF/116KB)

資料1-4 (PDF/188KB)

質問項目

4 新型コロナワクチン接種について

5 平井知事の全国知事会会長就任について

6 「食べる!麒麟のまちグランプリ」について

 

会見項目

 

1 新型コロナウイルス感染症について

 

市長

 今、全国で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっており、緊急事態宣言が13都府県に、まん延防止等重点措置が16道県に拡大されたところです。特にデルタ株を中心とした変異株が猛威を振るい、危機的な状況にあると認識しています。

 本市においても先般、クラスターが複数発生し、新規感染者数が急激に増加しています。そういった中で、県からの要請で、繁華街の飲食店エリアを対象として、8月9日から22日まで営業時間短縮をさせていただいています。改めて、早速御理解、御協力をいただいた関係事業者の皆様に心より感謝申し上げます。その効果もあり、繁華街、飲食店等での新規感染者数は減少してきています。予定どおり8月22日でこの時短措置は終了とさせていただくことを、昨日、県と協議して決定しました。

 しかしながら、子供たちや、家庭内での感染、そして一旦陰性と検査結果が出ても、数日後に症状が現れて陽性になる例も多数確認されていますので、引き続き感染防止のレベルアップを図っていただくように、市民の皆様に呼びかけを続けていかなければならないと考えています。非常に容易ではない状況が続いていますが、本市、また本県においては、疫学調査等を積極的に行い、感染経路を特定して抑え込みを保健所を中心に続けていますので、しっかりとここは頑張って対応していきます。

 また、ワクチン接種は円滑に、順調に進んでいて、本市の全対象者数に対する第1回目の接種済みの方が約半数を超えており、これは全国的な傾向と大体同じで、1回目の接種を終えた方が50%を超えている状況です。引き続き接種を円滑に受けていただけるように進めていきます。

 そして、ここに来て、職域接種の枠があり、例えば鳥取県庁でも東部で4,300人の方を対象に、希望される方はこの職域接種枠でワクチン接種を受けていただけますので、こういった機会も大いに御活用いただきたいと思っています。本市においてもホームページ、本市の公式LINEなどで、職域接種を実施される団体の予約サイトの情報をお知らせしていますので、ぜひ職域接種の機会、あるいは個別接種もまだ枠がありますので、色々な形で予約して接種を受けていただきたいと考えています。ぜひこれはお願いさせていただきたいと思います。

 

2 9月定例会の開催について

 

市長

 9月定例会が来月から開会となります。現在のところ、一般会計補正予算が、10億9,600万余といった計数詰めをしているところです。主な内容は、やはり新型コロナウイルス感染症の対応で、感染症対策推進事業費を1億4,300万余計上することにしており、これはPCR検査等の委託経費がまだまだ必要なため、追加補正させていただくこととしています。また、春先に柿や梨の霜の被害がありましたので、こういった対応に係る経費も、この補正予算で上げていきたいと考えています。引き続きしっかりと新型コロナウイルス感染症の感染防止、感染拡大防止等に対応していきたいと考えています。

 

3 食べる!麒麟のまちグランプリ

 

市長

 これは、今年度の麒麟のまちエリアプロモーション事業として開催させていただくもので、麒麟のまち圏域1市6町の飲食事業者の皆さんによる麒麟のまちをテーマにした新メニューや、既存メニューをアレンジしたメニューを開発していただき、この地域の活性化を図っていこうという取り組みです。本来であれば、一堂に会してというやり方もあるのですが、現在のコロナ禍の中ではなかなか難しいということで、参加いただく事業者皆さんの店舗のほうに直接行っていただき、そこでメニューを色々味わっていただいて、よかったものを投票していただく取り組みで、肉料理、魚料理、スイーツ、この3部門でエントリーしていただける事業者を、今日から募集します。

 募集のエントリーシートも資料としてお配りしていますが、エントリー期間は今日から9月20日までの1か月間です。肉料理、魚料理の部門は各15店舗、スイーツ部門は10店舗を予定しています。肉料理、魚料理は、麒麟のまち圏域産の食材を使用していただくこと、スイーツ部門は、麒麟のまち圏域内の店舗で製造・販売されるものということで、ぜひ御参加いただきたいと思います。それぞれ賞も設けており、グランプリ賞、ゴールド、シルバー、ブロンズ、賞金と表彰状、麒麟のまち特別賞、そして投票に参加いただいた方も、グランプリを獲得したメニューを選んで投票した方の中から抽せんで賞品を進呈させていただきます。また、参加店舗をめぐるスタンプラリーも予定していますので、コロナ禍の中ですが、この圏域がさらに活性化して発展していくようにという趣旨ですので、ぜひこういった取り組みに皆さん御参加いただきたいと思っています。

 

質問項目

 

4 新型コロナワクチン接種について

 

村上記者(NHK)

 ワクチン接種についてお伺いします。

 国からのワクチン供給がなかなか見通しがつかない中、市の集団接種は受付を止められた状況が続いていると思うのですが、それについての受け止めと、そんな中、職域接種が商工会連合会や県庁などで住民に対して開放される、それについて市長としての受け止めを、2点お願いします。

 

市長

 まず、国からのワクチン供給ですが、一時滞っていた状況もありました。また、職域接種についても、モデルナのワクチンがなかなか全国に円滑に希望されるところに供給されない状況がありましたが、それは徐々に改善されてきたと思っていて、そういうことを含めて今、順調に、円滑に接種が進んでいる状況にあると考えています。

 その中で、職域接種枠と併せて個別接種、集団接種も同時進行しているので、すでに個別接種や集団接種を選択して、そちらで接種を受けた方もいらっしゃいますので、職域接種が当初よりも希望する方が少なくなっており、そこで枠が少し空いている状況が生じていると伺っていますので、ぜひその空いた枠を活用していただき、職域接種のほうでも御希望の方が接種を受けていただけるようにお知らせしていきたいと考えています。職域接種、個別接種、集団接種、この3つが同時に円滑に進んでいくように、我々はお知らせしていくことが今、必要ではないかと考えています。

 

村上記者(NHK)

 東部でコロナの感染状況が悪化している中、ワクチンはある意味切り札だと思うのですが、その辺り、今、ようやくこの3つが同時に円滑に打てるようになったということについてはいかがですか。

 

市長

 振り返ってみると、一時期、ワクチンの供給が、特にファイザーの供給量が少ないとか、モデルナが全国からたくさん手が挙がって、職域接種で供給されないといった状況もありましたが、それが先ほど申し上げたように、国がしっかりと取り組んで改善されてきていますので、接種も全国的に円滑に、順調に進んできているという見方をしています。

 そういった中で、先ほど1回目の接種率が50%を超えたと言いましたが、よく言われているように、集団免疫を獲得するのが大体65%くらいの接種率ですので、まずはその辺りが達成できるよう目指していくことが今求められているのではないかと思っており、色々な形で希望されるときに希望どおりに接種を受けていただけるよう、我々はお知らせしていかなければならないと思っています。

 

村上記者(NHK)

 これまでの会見で、市長も希望する住民への接種を、早ければ10月、11月にもという話があったと思うのですが、その辺り、今の現時点の見通しはいかがでしょうか。

 

市長

 今のペースでいくと10月、11月のあたりには希望される方ほぼ全員に接種が行われる、そのような見通しが持てると考えています。

 

村上記者(NHK)

 ワクチンの接種率を上げようとすれば、どうしても若い世代の接種率を伸ばすことが多分、結構重要になってくるかなと思うのですが、その辺り、市長として何かお考えがあるのか、どうやって若い世代の接種率を上げようとされているのかお聞かせください。

 

市長

 ワクチン接種を、ぜひ前向きに検討していただけるように、本市の公式ホームページはもとより、公式LINE、コミュニティFM等、情報伝達媒体を活用しながらお知らせしていくことが、まず必要であると思います。また、その必要性について分かりやすくお伝えすることが大切ではないかと思っています。色々なお考え、御判断があろうかと思いますが、冒頭申し上げたように、この変異株の特性の一つではないかと思っていますが、子どもさんが感染する例がこのところ多く見受けられるようになったと思っていますし、また、家族内での感染も昨年に比べると、その数が格段に増えているように思います。また、もう一つは、濃厚接触者、接触者としてPCR検査を受検していただき、一旦陰性の結果が出た場合でも、数日後に症状が出て発症され、再度検査を受けていただくと陽性と、このような事例も確認されています。感染防止の観点からも、ぜひ多くの方にこのワクチン接種の効果を御理解いただき、受けていただきたいと思っています。最終的にはそれぞれの皆さんの御判断ですが、その辺りの情報を正しくお伝えしていく必要があると思います。

 

5 平井知事の全国知事会会長就任について

 

佐々木記者(日本海新聞)

 先日、鳥取県の平井知事が全国知事会の会長になられたところですが、一県民としては誇らしい一方で、このコロナ禍の中で、ただでさえお忙しいところで、県内のことに少し目が向きにくくなるのではないかという懸念もちょっと思ってしまったりするのですが、その辺り、市長としてはどのようにお受け止めでしょうか。

 

市長

 まずは、このたび全国知事会の会長に御就任され、心よりお祝い申し上げたいと思いますし、また、さらに全国知事会の場で御活躍いただきたいと、我々は期待しています。そのことによって地元に少し目が向かなくなるのではないかと、懸念があるがどうかといったお尋ねだったと思いますが、県庁にも全国知事会会長職をサポートする組織体制も整えられると伺っていますし、また、今まで会長に就任された都道府県でも同様の体制をつくって全庁的に対応されたと思いますので、そういったことはないのではないかと私自身は考えています。むしろ鳥取県は、全国で人口最少の県ですが、実情を踏まえた新型コロナウイルス感染症の対策等について、大いに全国で発信していただきたいと思っています。

 

6 「食べる!麒麟のまちグランプリ」について

 

妻鹿記者(読売新聞)

 先ほど発表があった「食べる!麒麟のまちグランプリ」の件ですが、今、新型コロナの絡みで、やはりどうしても飲食時にこういった感染が広がると言われている中で、こういったイベントを企画した意図と、あと、参加される人数の制限や、ここにも書かれているとおり、対象については感染対策がなされている店と書かれているのですが、これは県の認証店や協力店とか、そういったことに限定するなど、そういったお考えはおありですか。

 

市長

 具体的に県の認証店に限定するということではありませんが、コロナウイルス感染症の感染防止対策を講じていただいていることが、まず前提になると思っています。また、飲食等の分野は、このたびのコロナウイルス感染症で大変な、多大な影響を受けていらっしゃるわけで、それも一つ念頭にあり、厳しいこのコロナ禍の中で、地域の活性化を図っていく、飲食業をさらに盛り上げていくという趣旨ですので、感染対策には十分に留意して取り組んでいただくように、我々もしっかりと趣旨をお伝えしていきたいと考えています。

 

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