鳥取市

令和3年10月8日市長定例記者会見録登録日:

令和3年10月8日午前10時から、麒麟Square2階多目的室1

令和3年10月8日市長定例記者会見

 

はじめに

会見項目

1 新型コロナワクチン接種の最新情報について

資料1 (PDF/117KB)

2 鳥取すごい!ライド2021の開催について

資料2-1(PDF/405KB)

資料2-2(PDF/423KB)

3 令和の万葉大茶会について

資料3 -1(PDF/410KB)

資料3-2 (PDF/151KB)

4 県外へ進学された本市出身学生を応援します!

~「トットリー氏からのがんばる出身学生応援便」第2弾の受付を開始します~

資料4 (PDF/233KB)

5 鳥取市公式LINE 友だち数5000人達成!

資料5(PDF/147KB)

6 デジタル技術を活用した健康増進プログラムの段階的な実証実験を開始します

資料6-1 (PDF/171KB)

資料6-2 (PDF/1016KB)

質問項目

7 新型コロナワクチン接種について

8 第六波にむけた新型コロナウイルス感染防止対策について

9 旧庁舎跡地の利活用について

10 次期市長選挙について

 

はじめに

 

市長

 会見項目に入る前に、まず旧本庁舎跡地活用の経過について少し触れさせていただきます。

 これまで、本庁舎跡地の利活用については、市民皆様の貴重な財産ということで、様々な方法で検討を重ねてきました。ワークショップ、市民アンケート、ストリートミーティングをはじめとして、専門家委員会の皆様より11回にわたり委員会を開催いただき議論を進めてきています。

 このたび、この専門家委員会の提言書がまとまり、来週10月12日に提言書を提出していただく運びとなりました。この提言を受けて、鳥取市として一定の方向性を示したいと考えており、基本的には、この専門家委員会から提出いただく提言の内容に沿った方向性となると考えています。

 この議論の中で、オープンスペース機能が市民アンケートにおいて67%の方の回答をいただき、最も支持されており、また、将来は屋内施設、多目的ホール等の利用を検討することも議論されていますので、そういった内容になるのではないかと考えています。10月12日に提言書をいただいたら、早速また内部で跡地利活用についての検討を具体的に進めていきます。

 

会見項目

 

1 新型コロナワクチン接種の最新情報について

 

市長

 新型コロナウイルス感染症の状況について、9月18日から9月末までの13日間は、陽性例が発生ゼロの状態が続いていましたが、今月10月に入り、昨日までに合計9件の陽性例が発生しています。第五波と言われた感染の様相も収束に向かっているのではないかと見ているところです。

 これについては、色々な要因が考えられますが、一つには、やはりワクチン接種が円滑に進んだことが大きな要因の一つになるのではないかと考えています。まだまだワクチン接種を希望される方はいらっしゃると考え、鳥取市では集団接種について追加の日程を設けて、10月16日から予約受付を開始します。1,656の枠を考えており、ほかに医療機関での個別接種等もあるので、それぞれ選択いただきたいと思います。ワクチン接種は感染防止、感染拡大防止に非常に大きな効果があり、接種はそれぞれ皆さんで御判断いただくことになりますが、こういった接種枠を追加しますので、予約していただければと思います。

 また、これ以降に満12歳に到達される方もあるので、希望される方全員が接種を受けていただけるように、今後も引き続き体制は整えていきます。

 資料にも記載していますが、本市の全人口に対する1回目の接種率は10月7日時点で72.2%です。また、接種は12歳以上の方が対象なので、この対象者に対する割合だと80.1%の方が1回目の接種を受けている状況です。

 

2 鳥取すごい!ライド2021の開催について

 

市長

 鳥取すごい!ライドは、新型コロナウイルス感染症の影響で昨年は中止となりましたが、2年ぶりに開催されることとなりました。徹底した新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を講じて実施されるということで、鳥取市、岩美町、八頭町と連携して、積極的に支援したいと考えています。

 このライドは、タイムや順位を競うものではなく、地元のおもてなしを、今回は6か所の各エイドステーションに立ち寄って楽しんでいただき、また地域の皆さんと交流していただくことが目的です。鳥取市、岩美町、八頭町の山陰海岸ジオパークの景観や多彩な食を体感していただきたい考えています。

 大会日時は、10月17日日曜日、午前7時から16時までを予定していて、かろいちの特設会場がスタートとゴール地点になります。従来であれば一斉にスタートしますが、感染防止策で、順次分散してスタートいただきます。また、前回の一昨年は998名の方にエントリーいただきましたが、感染防止対策で密を避けるため、今回は303名の方が参加となります。北海道から鹿児島県まで、全国各地からエントリーをいただき、303名のうち215名が県外の方です。

 感染症対策については、新型コロナウイルス感染拡大予防対策ガイドラインにのっとって対策を徹底していくということで、参加者の皆さんに健康管理チェックシートを事前配付し、2週間分を記録して提出していただき、また、先ほど申し上げたように、スタート地点での密を回避するため開会式は行いません。また、時間をずらして分散してスタートし、そしてエイドステーションでは、スタッフの皆さんはマスク、フェースシールド、ゴム手袋等を着用して、食材の配付を行っていただきます。また、参加者の皆さんの抗原検査費用を実行委員会が負担して実施します。鳥取すごい!ライド新型コロナウイルス対策ガイドラインに沿って感染症対策を徹底して行うということで、感染が完全に収束するのは、まだまだ時間が必要だと考えており、色々なイベント等が開催される際には、この鳥取すごい!ライドの感染症対策は一つのスタンダード、一つの標準になるのではないかと考えています。

 

3 令和の万葉大茶会について

 

市長

 万葉歌人の大伴家持は、天平宝字2年、758年、因幡の国に国守として赴任して、万葉集の最後の歌を詠んだということで、鳥取市は万葉集ゆかりの地です。また、令和という元号は、大伴家持の父、大伴旅人が梅花の宴を開催した際に詠んだ和歌等が典拠となっており、そのような万葉集ゆかりの地、鳥取市で、令和の万葉大茶会が来年開催される運びとなりました。

 今年は富山県の高岡市が開催地で、今月2日土曜日のこの茶会に私も参加させていただき、富山県知事から大会キーとして、この木製のキーを引き継いだところです。

 高岡市は鋳物、また漆等の工芸が盛んなまちで、このキーは漆塗り、それから螺鈿細工がしてあり、裏には大伴家持の和歌が、これも螺鈿細工で刻んであります。非常に立派なもので、これを引き継ぎました。

 本来であれば、鳥取市の大伴家持の歌は、四季の春、夏、秋、冬のうち、元旦の冬になりますが、冬になると天候が少し心配なので、今のところ来年の10月中旬あたりに開催してはどうかと考えており、これは実行委員会形式で、民間の皆さんも主体になっていただくことになります。

 また、これは資料にも記載のとおり、日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業イノベーション型プロジェクトに採択されている取組であり、脱炭素等も一つのテーマになっています。当日、10月2日には水素エネルギー等のプレゼンテーションも行われ、鳥取市も同様の取組をこの開催当日に行うこととされています。ぜひ高岡大会に続いて鳥取大会も盛会裏に開催されるように準備を進めていきたいと考えています。

 

4 県外へ進学された本市出身学生を応援します!

~「トットリー氏からのがんばる出身学生応援便」第2弾の受付を開始します~

 

市長

 トットリー氏からのがんばる出身学生応援便は、昨年もコロナ禍の中で頑張っている鳥取市出身の学生の皆さんを応援しようとお届けしたところですが、今年も市議会から調査研究費がなかなか執行できない状況があり、これを何かコロナ対策に役立ててほしいと申入れをいただき、そういった調査研究費等も財源として、この取組を行おうとするものです。

 内容については、この麒麟のまち圏域の特産品等を主にしたもので、今年は、秋便が11月末頃の発送開始、冬便が1月中旬頃の発送開始、この2回の発送を考えていて、それぞれ2種類のお米も中に入っています。これを契機に、鳥取市出身の学生の皆さんにふるさとに思いをはせていただき、また、このコロナ禍の中で元気に頑張っていただきたいと考えており、あわせて、市長メッセージ、とっとり市報等も送らせていただきたいと思っています。また、鳥取市Uターン支援登録制度についても御案内したいと思います。鳥取市にまた帰ってきていただきたいという思いも込めて、お届けしたいと思っています。

 申込み受付は本日正午より開始しますので、どんどん申込みいただければと思っています

 

5 鳥取市公式LINE 友だち数5000人達成!

 

市長

 鳥取市公式LINEの友だち数については、鳥取市情報化推進方針のKPIに設定していて、令和3年度末までに5,000人の登録を目指していましたが、今月6日、一昨日、5,000人を突破しました。鳥取県内の市町村の公式アカウントでは初めてとなります。

 情報発信の内容については、コロナに関する情報、ワクチン接種の状況、また市長メッセージ、週末のお出かけ情報、とっとり市報のお知らせ等があり、今年の8月からはプレゼント企画も開始し、毎月、市報に関するアンケートを掲載して、回答いただいた方の中から抽せんで市の特産品をプレゼントしています。これについては累計で560人の方に回答いただいていて、こういった取組で関心を持っていただいてきているのではないかと思っています。

 今後は、大学生の皆さんを対象に、さらなる周知をしていきたいと考えています。

 

6 デジタル技術を活用した健康増進プログラムの段階的な実証実験を開始します

 

市長

 鳥取市の誘致企業である共和薬品工業株式会社が、地域貢献の取組として、デジタルヘルス技術を活用した健康増進プログラムを段階的に展開していかれることとなりました。市民の皆さんの健康増進と地域の活性化につながる取組、地域貢献の取組として実施いただくことになり、本市としても積極的に協力したいと思っていて、まずは鳥取市の職員有志による実証実験への参加を考えています。資料に詳しく載せていますが、実際はこのデジタルウオッチを24時間、できる限り着用し、色々なデータを記録していくことにより健康増進に役立てていくというもので、ストレス度や、歩いた歩数、ボディバッテリーということで、心拍数などの変動、睡眠時間がどういうふうになっているのか、消費カロリーはどうかなど、このようなデータをチェックしてスマートフォンで確認できることで、それを健康増進に役立てていくという、なかなかユニークな取組です。まずは本市職員で実証事業を行ってみて、これを市民の皆様に取り組んでいただいたらどうかと考えています。第4期の鳥取市健康づくり計画である「とっとり市民元気プラン2021」でも、メンタルヘルス等について位置付けて取り組んでいこうとしていますので、この職員による実証実験が終了した時点で、市民の皆さんにも広く呼びかけて、この取組を行っていただければと思っています。

 

質問項目

 

7 新型コロナワクチン接種について

 

村上記者(NHK)

 ワクチン接種のことでお伺いします。

 市長は以前の会見で、10月か11月末には7割という目標を掲げられていましたが、結果、9月末時点でもう結構進んでいると思います。それについて受け止めをお願いしたいのと、あともう1点、今後、ワクチンの供給量が多分減少することが見込まれると思うのですが、希望される方に対しての呼びかけを改めてお願いします。

 

市長

 2点についてお尋ねいただきました。

 まず、ワクチン接種の状況についての受け止めです。以前にも、10月あるいは11月には希望される方全てに接種を受けていただけるのではないかと申し上げました。ほぼそのとおりというか、順調に円滑に進んでおり、多くの皆さんに接種を受けていただいていて、対象者の8割を超える方に第1回目の接種を受けていただいていますので、予想していた以上に多くの皆さんに接種を受けていただいていると受け止めています。

 しかしながら、少し若い年齢層の方の接種率がまだ、全体で比較すると少し低い状況もありますので、引き続き希望される方には受けていただける体制を整備していきたいと考えています。

 また、ワクチンの供給量が少なくなるのではないかといったご質問でしたが、全国的にもこのワクチン接種は円滑に進んでいて、必要なワクチンは十分確保できる見通しを持っていますので、引き続き希望される方全員に接種ができるように、我々はしっかり努めていきたいと考えています。

 

8 第六波にむけた新型コロナウイルス感染防止対策について

 

佐々木記者(日本海新聞)

 冬には、また新型コロナウイルス感染の第六波が来ることが予想されていますが、第六波に向けて、今後の感染対策でもし考えられていることがあれば教えてください。

 

市長

 第六波が懸念されるということですが、対策としては、やはりワクチン接種を受けていただける体制をしっかりこれからも整えていくことがまず基本になると思いますし、何よりも基本的な感染防止対策について励行していただくことを引き続き呼びかけていくことが基本になると考えています。

 また、第六波と言われている状況がどういったものか、現在のところ具体的には分かりかねるところもありますが、変異株もあるかも分しれませんし、また、風邪等のシーズンである冬にその辺りが心配されるといったこともあろうかと思っていますので、これは日々状況を見極めるべく、しっかりと今の感染症の状況を注視し続けていかなければならないと考えています。

 

9 旧庁舎跡地の利活用について

 

岸本記者(山陰中央新報)

 跡地について、先ほど提言に沿った方向性になるだろうという御発言がありましたが、提言の中では緑地公園、オープンスペースを中心とした考え方になると思いますが、市としてもオープンスペースを中心に、今年度のできるだけ早い時期までの方向性というところでは、オープンスペースを中心に市としても考えられるということでしょうか。

 

市長

 アンケート調査等の回答でも、67%の方、7割弱ぐらいの方にそういった回答をしていただいていますし、11回の専門家委員会の中の議論でも、最も支持された活用策ではなかったかと思いますので、基本的には鳥取市としても、この提言書に沿った形での検討を進めていかなければならないと考えています。

 

村上記者(NHK)

 関連の質問で、今年度中に一定の方向性を示すと表明されていると思いますが、これは提言書よりも少し具体的に、何か色がついたものを市として示されるという考え方でよろしいでしょうか。

 

市長

 色がついたということでお話しいただきましたが、少し具体的に、例えば都市計画上どういったことが可能かとか、そういった実務的な検討も、我々はこの提言を受けた後に行っていく必要があると思います。それは実現の可能性とか、このエリアにふさわしい活用策として周辺とマッチするのかと、色々な視点があろうかと思っていますが、そういったことを実務的に検討していくことがまず必要だと思いますので、この提言いただいた内容に色がどれぐらいということは具体的に申し上げにくいところもありますが、実現可能性も含めた、より具体的な方向性をお示しできるように検討を進めていきたいと思います。

 

10 次期市長選挙について

 

平川記者(毎日新聞)

 2期目の任期が半年ほど残すのみとなりました。次期市長選について御対応を、もしお考えでしたら教えてください。

 

市長

 4月14日までが任期ということで、半年を少し切った状況になっていますので、またしかるべきときに判断していかなければならないと考えています。現在のところ、次期市長選挙に立候補するかどうかについては、まだ熟慮している状況です。

 

平川記者(毎日新聞)

 追加で教えてください。

 しかるべき時期というのは、いつぐらいをお考えになるか、あるいはその判断のポイントとして一番重要視されるのは何か、この2点について教えてください。

 

市長

 まず、しかるべきとき、これは、従来ですと鳥取市は、過去、大体9月定例会で、議会の一般質問等の中で進退を表明するといった状況もあったと思っていますので、それも一つの目安と考えると、そう遠くない時期に判断していかなければならないのではないかと考えています。具体的にそれが何月になるか、申し上げることは難しいと思っていますが、またそう遠くない時期に判断しなければならないと思っています。

 また、その判断するに当たっての御質問もあったと思いますが、やはり今、このコロナ禍の中で、非常に鳥取市として大切な時期にあって、また、そのような時期が続いていくのではないかと思っています。市政の懸案事項等たくさんありますが、それに一つ一つ具体的に取り組んでいく、また、明るい将来を見通して、それを市民の皆様にお示ししていくことも重要だと考えており、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりとこれからも取り組みながら、経済対策、地域の活性化、そのようなことも併せて行っていく非常に大切な時期にあると考えていて、そういった時期に自分自身が引き続き市政を担当させていただくことがいいのかどうか、そのようなことが判断の一番基本になるのではないかと考えています。

 

妻鹿記者(読売新聞)

 市長の次期選挙の表明について、通常、9月定例会の一般質問でというお話なのですが、今回、一般質問でそういった質問が出なかったということもあって、次のタイミングとしては、次の12月定例会となるのですが、それまでに表明されるおつもりなのか、議会の中での表明という形になるのか、その辺り、どういうふうにお考えですか。

 

市長

 表明の仕方は、どちらもあると思っていますので、12月議会なのか、あるいは議会閉会中に、しかるべき時期にお話させていただくのか、どちらかについても考えていかなければならないと思っています。

 

 

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電話番号:0857-30-8008
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