鳥取市

令和3年度 第4回 鹿野地域振興会議   登録日:

令和3年度 第4回鹿野地域振興会議 が下記のとおり開催されました。
 (資料は、ダウンロード欄からご覧ください)

 

第4回鹿野地域振興会議議事概要
 

日 時:令和3年10月29日(金) 午後1時30分~午後3時10分

場 所:鹿野町総合支所 2階会議室

【出席委員】

清水富和、小川義和、兼平恵、砂川重雄、山本茂久、佐々木千代子、

吉井秀三、田中文子、山名修、池原恵理  以上10名(敬称略) 

 

【欠席委員】

長谷川誠一、筒井洋平  以上2名(敬称略) 

【事務局】

岡本支所長、岡田副支所長兼地域振興課長(併教育委員会事務局鹿野町分室長)、山枡産業建設課長、横山市民福祉課長、小林地域振興課長補佐

 【企画推進部秘書課広報室】

松本室長、松岡主事

  【傍聴者】
なし

 

【日 程】

1 開 会

 

2 会長あいさつ

 

3 議  題

(1)市報と総合支所だよりについて(秘書課広報室) (資料ダウンロード)

(2) 鹿野地区コミュニティ施設等あり方検討委員会について 資料ダウンロード)

(3)気高町・鹿野町地域生活交通協議会の設置について(資料ダウンロード)

(4)令和4年度地域振興会議での視察研修について

(5)その他            
 
4 報告事項

行事経過報告及び今後の予定         (資料ダウンロード)
 
5 その他  
 
6 閉 会
 
 

◎議事概要

(1)市報と総合支所だよりについて(秘書課広報室) 
   広報室より資料1に基づき説明

【委員】A4表裏では掲載内容が限られてしまい、不要論もでてくるのではないか。西地域でまとめることによりページ数を増やすなども検討できないか。
【広報室】掲載内容が少なくなるということではなく、支所だよりと市報の重複する部分を見直すなど情報発信の場所を整理するものです。支所だよりの重要性は認識しており廃止は考えていません。住民の皆さんにお知らせしたい情報をほかの媒体も使いながら、厳選して情報発信していくものです。ブロック化の案も議論の中ではでていますが、今のところは市報で市全体の情報を見ていただき、支所だよりで地域に密着した情報を見ていただきたいと考えています。
【委員】市報に8支所分の行事などを一括掲載すると言われるが、ボリュームが大きくなりほしい情報を探しにくくならないか。支所だよりは地域の情報を得るための重要な媒体であるので残していただきたい。予算削減すると言われたが、人員も減るのか。
【広報室】予算は削減ではなく、情報発信の方法変更、デジタル化に向けるものであり、広報の見直しによって人員削減を行うものではありません。また、個々に通知が行くものは載せない等、記事の絞り込みや、HPなどデジタル情報への誘導などの工夫を進めます。
【委員】高齢者は文字が見にくいので、紙面が減ると文字が小さくなるのではないか。高齢者に配慮した読みやすい紙面に配慮してほしい。
【広報室】高齢の方に限らず、文字が多いと見にくいので、表現方法の見直しも含め見やすさの改善も考えていきます。また、高齢者はSNSを使っておられない方も多いので、ケーブルテレビからの情報収集の仕方も広めて行きます。
【委員】SNSでの情報発信はみな同じ情報か、またはLINEやユーチューブなどによって情報の使い分けをするのか。
【広報室】LINEにおいては今はお知らせを見ていただくだけですが、今後、見たい情報を選べるような機能の導入を考えています。
【委員】デジタル化に寄せていくのはいいことだと思う。市のスマートフォン用の画面は分かり易く、拡大もできるので高齢者にとっても市報よりも見やすいと思う。今、どのくらいの人数がみているのかまた、これからの流れはウェブ上の情報を第一に持ってこようとしているのか。
【広報室】電子媒体での情報提供は機能がまだ充実していないので、皆さんが馴染まれている紙媒体を中心に考えており、今のところはウェブが第一ということでは進めていません。情報の内容によって紙媒体と電子媒体を使い分けている状況です。
【委員】より多くの方に見てもらうということであればウェブを強化した方がよく、現在発信している市のウェブは良いのでその良さを広めてほしい。
【会長】今はデジタル化への過渡期だと思うので、多少経費がかかっても両方発信してほしい。また、支所だよりくらいのページ数だと読みやすく隅々まで読むが、市報の様にページ数が多いと全て読まない人も多い。経費のこともあるが、読みやすく充実した紙面になることを望む。
【事務局】支所としてもSNSでの広報の手段を充実したいと考えています。「学びげーたー」との住み分けも検討していきます。
【会長】市報、支所だよりなどに、SNSやHP、CATVへの入り方や情報の取り方を載せてあれば市民も電子媒体に親しみやすいと思うので考えてほしい。
 

(2)鹿野地区コミュニティ施設等あり方検討委員会について
   事務局より資料2に基づき説明
【委員】鳥の劇場が施設を整備する方向のようだが、多額の経費が必要となると思うが、補助金など資金の準備はどのような状況か。
【事務局】市としては実施主体となる鳥の劇場に対して、国・県・市の補助制度の中で有効な補助金を研究し、充てていくことを考えています。自己財源としてはクラウドファウンディングや寄付も検討し、建設にあたっても地域で協力し建設費の抑制も考えているようです。
【委員】鳥の劇場からの提案で、「地域の方との交流機能を持たせる」となっているが、それはコミュニティ施設と言えるものになるのか。当初はコミュニティ施設をどうするかという流れでとらえていたが、鳥の劇場が建てるものの中にコミュニティ機能を持たせるということは、話の進め方が逆転するような感じがする。
【事務局】きっかけとなったのは、第2回地域振興会議で鳥の劇場の提案を受けたことに始まっています。しかし、鳥の劇場施設としての検討ではなく、グラウンドなども含めた全体を検討するということで、コミュニティ施設等というくくりでの検討委員会としました。委員会の中では、市としては新たな建物は建てない方針であるため、どのような場になったらいいか問う中で、鳥の劇場が主体となって施設整備するものを、地域住民も活用できるものにしたいという鳥の劇場の構想から検討を進めているところです。
【委員】方向性の確認をしたい。鳥の劇場が主体となって建てる中で、地域でも活用できるものにしていきたい、ということか。
【事務局】地域のためだけに用意された空間ではなく、鳥の劇場として建てる中で、その一部を地域の交流や体験にも使っていくということです。
【委員】そのような施設に充てられる補助金はあるのか。地域コミュニティと位置付けた方が、補助金をより充てられるのではないか。
【事務局】財源については今後、精査する必要がありますが、地域振興や文化芸術の各方面の補助金がある中で、有利な財源がないか研究することにしています。
【委員】鳥の劇場は国際的にもレベルの高い活動されている。その劇団が鹿野にあるという意味の大きさを広く知ってほしい。そのことを広報紙や市への提言書に盛り込んだ方が良い。
【事務局】今後、盛り込むようにします。
【会長】検討委員会に出ておられる委員の意見を伺いたい。
【委員】鳥の劇場の提案から始まった検討だが、地域の皆さんはこの場所に思い入れがあり拠り所としている。子どもなど集える場所であってほしいし、鳥の劇場の提案はその思いを取り入れてくれている。
【委員】鳥の劇場が地域に及ぼす影響は、鹿野のイメージアップなど多大なものがある。鹿野で活動を継続したいと言っていただけていることはありがたいことなので、希望をかなえられるよう有利な財源を探すなど支援していただきたい。またこの場所は城跡、学校跡でもあり、住民の心のよりどころの地なので、鳥の劇場だけでなく集える場所に整備することは重要だと思う。
 

(3)気高町・鹿野町地域生活交通協議会の設置について
   事務局より資料2に基づき説明
【委員】委員の選出団体は決定しているのか。バランスを考えると西商工会の代表は鹿野だけでなく気高も出てもらった方がいいのではないか。疑問視される方もいるので、丁寧な説明が必要だと思う。
【事務局】委員構成は其々の支所で検討しています。「鹿野はまつりちゃんの会」から交通に関する協議を受けているため、委員に入れさせていただきましたが、気高側は生活交通としての意味合いを重視したと思われます。構成団体には説明に伺う予定です。
【委員】アンケートで共助交通のことがある。市内で5件くらい導入しているようだが、共助交通のしくみや導入によるメリット・デメリットを聞きたい。また、市としてどういう方向に持って行きたいのか。
【事務局】市としては必ずしも決まった方向に持って行きたいわけではありません。現在の循環バスでは不便なところがあるので、利便性を考えてその地域にマッチした制度を模索する中で、共助交通も検討したいと考えています。
【委員】実際に導入した地域ではメリットがあったのかどうか知りたい。制度を見るとメリットはあるとは思うが、共助交通のルールはどうか。こちらに持って行きたいのならメリットが伝わらない。
【事務局】共助交通は法改正により取組みやすくなっています。循環バスも、今以上に利用者が減ると続けられなくなってきます。その代替えとなるものが共助交通で、会員制として顔の見える関係での運営となり、導入・運営にあたっての市からの助成を充実させるなどメリットがあることから、路線バスの維持から地域内運営への流れとなっています。
 
【委員】方向性が決まっておらず、共助交通の知識がない中でアンケートを取って、有効な回答が得られるのか。
【事務局】この地域での方向性は決まっていませんが、他地域の状況や共助交通への助成を充実させていることから、市の担当課である交通政策課はその方向が現実的だと考えていると思います。
【委員】導入するメリットが伝わらない中では、地域も手を上げにくい。その方向に持って行きたいのであれば、導入の動きに誘導する形のアンケートにした方が良い。
【事務局】まずはニーズ把握を重要視しています。そのうえで現在の循環バスの動きを精査して、次のステップに展開していきます。
【会長】いろんな選択肢がある中で、協議会でゼロベースから議論するということでいいか。アンケートにより、どこに何を目的に行きたいのかが分かれば、必要な対処法を検討できる。
【委員】循環バスの利用促進もPRされているが、その解決策もあると思うので、今よりも20年後の様子を考えてもらえるような内容にした方が良いのではないか。
【委員】5年後くらいではないと、技術の進歩が速いのであまり先のことは考えられないのではないか。
 

(4)令和4年度地域振興会議での視察研修について
【会長】苦労話やデメリットなど実際に見聞きすることは重要なので、視察は計画することとし、予算を確保していただきたい。
 
4 報告事項

(1)行事経過報告及び今後の予定
【委員】以前チラシが配られた鷲峯山麓ハーフマラソンはどうなっているのか。
【事務局】コロナ対策のため1年延期となりました。
【委員】中止イベントも掲載してあった方が、情報提供としてはよい。
 

このページに関するお問い合わせ先

鹿野町総合支所 地域振興課
電話番号:0857-30-8682
FAX番号:0857-84-2598

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