とっとり市報 HTML版
2021.12 No.1136

【特集】旧本庁舎等跡地活用に関する提言を受け検討を進めています

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深澤市長に提言書を渡す(やなぎ)委員長

本市では、学識経験者による「旧本庁舎等跡地活用に関する専門家委員会」を設置し、「旧本庁舎と第二庁舎が立地していた場所は長年多くの人に利用され、親しまれてきた全市民の貴重な財産であり、跡地の利活用を検討するにあたり、さまざまな方法で多くの人に幅広く意見を伺う」という本市の考えを尊重しつつ、全11回の会議において、本市の活性化につながる跡地活用となるよう議論を重ねていただきました。

10月12日に、これまでの議論やアンケート調査などの多くの市民の意見を踏まえて、求められる機能と活用策について整理された提言書が、専門家委員会から深澤市長へ提出されました。

本市では現在、この提言を参考に、市役所内部に設置した「旧本庁舎等跡地活用検討会議」で、部局を横断し検討を進めています。令和3年度中の可能な限り早い時期に、跡地活用について一定の方向性を示すこととしています。

旧本庁舎等跡地活用に関する提言書について

【提言の内容】

  • いかなる活用を行う際でも、防災・減災機能は取り入れることとする。
  • オープンスペースは、有事ではない平常時において、例えばイベントが開催できるなど、中心市街地のにぎわい創出や憩いの場・コミュニティの場としての活用も期待できるとともに、将来屋内施設や多目的ホールなどの公共施設用地として活用することが必要になった場合にも、活用方法を変更できる可変可能な状態として保持される側面もあり、将来的にも汎用性が期待でき、優位性が高いと考える。
  • 旧本庁舎等跡地は、防災・減災機能を持ち合わせた、緑地公園を中心としたオープンスペースとして活用し、将来的には、市民のニーズや社会経済情勢などを勘案しながら、屋内施設・多目的ホールなどの利用も検討することを提言する。