とっとり市報 HTML版
2021.12 No.1136

気づいていますか?まちなかのサイン~12月3日から9日は障がい者週間です~

問い合わせ本庁舎障がい福祉課(13番窓口)
TEL0857-30-8217FAX0857-20-3907

障がい者週間は、「障がい者福祉への関心と理解を深めること」、「障がいのある人が社会、経済、文化などの活動に積極的に参加する意欲を高めること」を目的とした期間です。

今年5月、障害者差別解消法が改正され、これまで行政機関にのみ義務付けられていた障がい者への「合理的配慮の提供」が、今後3年以内に民間事業者にも義務化されることとなりました。合理的配慮とは、障がいのある人から何らかの配慮を求める意思表示があった場合に、負担になりすぎない範囲で社会的障壁(障がいのある人にとって生活を送る上で障壁となるもの)を取り除くために必要な配慮を行うことです。

みなさんも障がい者週間をきっかけに、身の回りの社会的障壁の解消や心のバリアフリーに向けて、できることから始めてみましょう。社会的障壁を取り除くことで、障がいのある人だけでなく、全ての人にとって優しい社会になっていくことにつながります。

これらのサインを見かけたら、配慮をお願いします

ヘルプマーク

配慮が必要な人がカバンなどにつけています。困っている人を見かけたら、声をかけるなど、思いやりのある行動をしてください。

白杖シグナル

視覚に障がいがある人が、白杖を両手で持ち上げていたら困っているサインです。声をかけてサポートをしてください。

ほじょ犬マーク

身体障害者補助犬法啓発のマークです。身体障害者補助犬法では、公共施設や公共交通機関、スーパー、レストラン、ホテルなど、不特定多数の人が出入りする民間施設などに、補助犬同伴の受け入れを義務付けています。

車いす専用駐車場

主に車いすの人が乗り降りするための駐車場です。駐車場でこのマークを見かけたら、一般の人は駐停車をしないでください。

点字ブロック

視覚に障がいがある人に停止や進行方向を知らせるブロックです。ブロック上に物や自転車を置かないでください。

オストメイトマーク

オストメイト(がんなどで人口肛門、人工膀胱(ぼうこう)を造設している人)のための設備があるトイレであることを表すマークです。

障がいのある人やご家族の悩みに相談員がお応えします

本市では、身体・知的・精神の3つの障がいに対し、相談員を設置しています。

相談は、自身に障がいのある人、家族や身内の人に障がいのある人などが、今までの体験や知識をもとにお応えします。悩み事があれば一人で抱えず、お気軽にご相談ください。

QRコード
相談員一覧(本市公式ホームページ)

障がい者週間に合わせて展示などを行います

【中央図書館】

とき
12月1日(水)~10日(金)
内容
点字・拡大図書の展示や、拡大読書器の体験などの啓発コーナー設置

【イオン鳥取店1階 東出入口付近】

とき
12月3日(金)~9日(木)
内容
車いすバスケット用車いす、ボッチャ用具などの展示

※ 12月4日(土)のみ車いすバスケット試乗、ボッチャ体験を行います(10:00~、14:00~ 30分程度予定)