つなぐ棚田遺産～ふるさとの誇りを未来へ～に京ヶ原棚田（国府町上地）が選定されました！登録日： 2022年3月3日

つなぐ棚田遺産～ふるさとの誇りを未来へ～（ポスト棚田百選）

　農林水産省は、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対する理解の促進を図ることを目的に、優良な棚田を認定する取組として、「つなぐ棚田遺産～ふるさとの誇りを未来へ～（ポスト棚田百選）」を実施しました。

　その結果、271の棚田が選定され、本市から京ヶ原棚田（国府町上地）が選定されました。

　詳細は農林水産省ホームページをご覧ください。　⇒　農林水産省　つなぐ棚田遺産～ふるさとの誇りを未来へ～（ポスト棚田百選）　

京ヶ原棚田～未来へ残す天空の棚田～（国府町上地地区）

　鳥取県と兵庫県の県境にある扇ノ山の麓、標高600m辺りの上地地区に広がる棚田です。山深い谷間の急斜面に広がる棚田風景は実に美しいものです。季節や時間による表情はとても豊かで、最盛期は150枚ほどの田が連なっていましたが、現在は規模が縮小して、京ヶ原（きょうがはら）水路と共に棚田保全の取組が続けられています。

　農家が減少する中で、棚田で米を栽培する農家を応援するため、地元企業、大学、鳥取市が『棚田保全応援隊』として参加し、地域全体で棚田保全活動を行っています。毎年4月下旬と8月下旬には、大学生や地元企業、一般ボランティア等約50～100人の参加者を迎えて、約4kmの京ヶ原用水路の清掃や交流会を行っています。

　上地地区では、都市との交流活動拠点「扇の里交流館」において、地元で採れた特別栽培トマトを使用したケチャップ、杵つきもち、かきもち等の特産品づくりに取り組んでいます。

　詳細はこちらをご覧ください。　⇒　京ヶ原棚田～未来へ残す天空の棚田～（国府町上地）概要（PDF／93KB）

    鳥取市役所特命係にて美しい風景をドローンにて撮影！！　⇒　天空の棚田～京ケ原棚田～